臼杵ヶ岳・御所平・仙ヶ岳

2017年05月04日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 13.0km
• 登り: 1,143m
• 下り: 1,146m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:58
• 休憩: 0:43
• 合計: 6:41

8:35 石水渓最奥の駐車スペース
8:41 8:41 臼杵山登山口
9:34 9:37 臼杵山
9:55 10:02 臼杵ヶ岳
10:38 10:42 船石
10:48 10:48 大岩
10:57 10:57 家老平
11:24 11:28 御所平
11:53 11:56 御所峠
12:23 12:34 仙ヶ岳
12:43 12:48 仙の石
13:29 13:33 白谷道 堰堤付近
14:35 14:37 南尾根・白谷コース分岐
15:16 石水渓駐車スペース着

コースは手書きしました。仙ヶ岳から先下山で、若干の道迷いがあったりで余りアテにならないです。

天候

終始うす曇り。稜線は風強く、ほんの少しだが霧雨も。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

石水渓より奥に無料駐車スペースありました

コース状況／危険箇所等

・石水渓〜臼杵ヶ岳　　樹の根に掴まり、崖をよじ登る激しい急登が連続。地図上は破線だが、テープに忠実に行けばルートは問題ない。
・臼杵〜仙ヶ岳　　御所平南峰付近が踏み跡薄いので道迷い注意。
・白谷道下山路　　かなり荒れてます。ここが地図では実線とは如何なものか。倒木と徒渉箇所多く、増水時は徒渉は無理でしょう。　上部には踏み跡もあいまいな箇所もあります。又、必要以上に余計なテープがあり惑わされますので地形をたたき込んで下山してください。

その他周辺情報

鈴鹿市街の立ち寄り湯ほか、大阪への帰路の伊賀地方にも日帰り入浴施設は多く有ります。

写真

石水渓の最奥部がスタートです

東海自然歩道を安楽越方面に進めば標識があります

最初からシダに埋もれそな細い道、ここは破線ルートです。

こんなところに炭焼窯跡かなぁ

臼杵山への登りは殆ど崖の様な直登が続きます。木の根をホールドに使って登ります。

登るにつれ景色が開け、それが救いの急登です

イワカガミ群落がちらほら

まず杵岩

そして臼岩

最初のピーク臼杵山、ここまで相当ハードだった。結構、汗ボトボト^^;

行く手を望む。仙ヶ岳なんて、まだまだはるか彼方…

次なるピーク臼杵ヶ岳に到着。ここで初めて人に遭った。新名神側の景色が秀逸です。

振り返って臼杵山方向

舟石です。大展望でしばし休憩です

大岩（鬼ヶ牙方面からの合流点）、ここも景色抜群です

その鬼ヶ牙を眼下に望みます。

ここが家老平？　結構視界が開けて素敵な縦走路です

で、御所平南峰に到着

ん？　御所平に向け、ルートがやや不明瞭です

鎌ヶ岳方向なんですが、今日はガスってました

御所平到着、GWなのに誰もいません。鳥の囀りのみが聞こえるここは別天地です。

もっとゆっくり出来たらなあ

しかし目指す仙ヶ岳は結構遠く感じられます

仙鶏尾根が徐々に迫って来て圧巻

御所平を振り返る。縦走気分、気持ちヨカッタ。

だいぶ仙ヶ岳が近付きました

御所峠、ラストの登り開始です

あれが頂上か

御所平、遠くなったなあ〜

最後は再び急登、勘弁してほしい

ようやく仙ヶ岳到着。キツかった。これで千m未満。山は高さだけじゃない様に思う…

ガスってる南尾根稜線

せっかくなので、この山の名物、仙の石に寄り小休止し下山開始。

下り白谷道上部、谷沿いの険しい下山道です。結構荒れてます。コレ、一般道じゃないんでは？

腐った橋が数カ所

梯子が二カ所

鎖場が一カ所。とにかく白谷道下山路、臼杵ヶ岳登り以上に気が抜けなかった。

最後は林道に出て、石水渓まで延々歩きました。

感想

t-maekawa

GW前半、ヒルの出ない間に鈴鹿を満喫しようと考えた。
昨日の御池岳は過去にも登っているが、今日のルートは初めて。覚悟はしてたがいきなり臼杵山への登りは崖をよじ登る様なハードさ。ロープ等の気の利いた補助は無く木の根に掴まり高度を稼ぐ原始的登山。しかし高度を上げれば景色が開けて気持ちいい。テープを見逃さねばルートは大丈夫だった。
　臼杵ヶ岳から先は展望のよいポイントが多く、めまぐるしく変わる周囲の景色が素晴らしい。おおむねテープに従って歩けば問題ないが、御所平手前から尾根が広くなり踏み跡が判り辛いので慎重を要す。最後の仙ヶ岳への登りはルート再び明瞭となる。
　そして下りに使った白谷道は随分荒れていたと思う。とにかく判り辛い徒渉点が多い。増水すれば徒渉は困難だろう。崖っぷちを行き、朽ちた橋を渡り、最後には鎖や梯子も登場し、スリルの連続だった。前半の破線ルートより、この谷道のほうが緊張しっ放しだった。本当に解放されてほっとした。
　この周回路の魅力は何と言っても御所平近辺の抜群の景色だろう。鈴鹿の中ではマイナーなルートで、人が少なく、そこがまたいい。
　緊張度と開放感、疲れと充実度が交互に現れ、一日歩けば、相当な達成感だだった。