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Yamareco

記録ID: 1129053
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
札幌近郊

美比内〜喜茂別

2017年05月03日(水) 〜 2017年05月05日(金)
 - 拍手
NamuC その他6人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
22:43
距離
28.4km
登り
1,636m
下り
1,376m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
9:33
休憩
0:38
合計
10:11
距離 10.7km 登り 848m 下り 409m
5:03
253
スタート地点
9:16
9:40
196
12:56
12:57
40
13:37
13:39
23
14:02
14:13
61
15:14
宿泊地
2日目
山行
9:11
休憩
0:37
合計
9:48
距離 11.4km 登り 759m 下り 823m
4:32
213
宿泊地
8:05
8:06
8
8:14
8:34
101
10:15
10:31
141
12:52
88
14:20
宿泊地
3日目
山行
2:37
休憩
0:08
合計
2:45
距離 6.3km 登り 29m 下り 167m
6:53
88
宿泊地
8:21
8:28
60
9:28
9:29
9
9:38
ゴール地点
天候 5/3(水)本州に中心を持つ高気圧の張り出し(北ヘリ)、風そこそこ
5/4(木)前日の高気圧は本州の東海上に移動、張り出しの中。後志は晴れで波2.5mのち2m。無意根稜線の風はそこそこ。他はほぼ無風。
5/5(金)本州の東海上に中心を持つ高気圧の張り出し。後志は晴れだが昼頃うす曇り。
全体を通して暖かい空気の影響か平年+7℃という驚異的な暑さ。GWなのに熱中症になるかと思った...。
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
豊羽鉱山まではレンタカー。中山峠からは道南バス(¥1470)で帰札。道南バスは予約制だったらしいが乗せていただけた。
コース状況/
危険箇所等
〜美比内:よくわかりにくいといわれる尾根をひたすら登る。わかりにくいとは言われるが、沢や斜度といった地形は確認しやすいし、コンパスしっかり切っていけば下るときでも迷わないと思う。
〜千尺高地:だるい稜線。Co1050ポコは登っている記録があったが30kgを背負ったまま登る気にはならなかった。東巻きの方が距離的にも短く楽。
稜線は所々木の薄いところもあるが、基本下せばすぐ濃い樹林内なのでどこでもテント張れるのでは。斜度あるので開削は必要だが。
〜大沼:ずっと樹林内。大沼は見ればすぐわかるだろうと思っていたが周りの木が非常に濃くわかりにくかった。大沼は穏やかで非常に良いテンバ、冬しか行けないというのはもったいない。
〜無意根稜線:時間を巻くため馬の背経由ではなく西尾根を登った。積雪期は北側に雪庇でるので要警戒だが、今年は雪少ないのかbushだらけで南側の斜面登らざるを得なかった。(雪崩は怖く)ないです。
無意根稜線:風強い、ズボるで最悪。この時期はもう大きな雪庇なく雪堤状だがそれでも東には寄りたくない白さ。普通にbushの際を行けば問題ない。冬は進みづらくて大変そう。
〜中岳:無意根稜線から下すと風弱まる。南斜面は急だが雪崩は一切怖くないbushの濃さ。だがその分ズボズボ。
中岳:非常によい岩峰。ヤマレコの記録でも登っている人がいたが実際目の前にするとつい登りたくなってしまうような岩である。ぜひ次はクライミングシューズでハングを超えたい。岩をよじ登らずとも雪つながってるところから普通に上がれるが、ズボってこけないようにしたい。
〜喜茂別岳:1225も崖っぽいと言われてるがbush多すぎてそもそも近寄れない。並河岳はPのあたりbushだらけなので普通に東からまく。喜茂別の北斜面はクラックはいってる的なことが言われていたが小さめのが確かに入っていた。無意味に近づく必要はないので普通に尾根あるいはそのわきをたどるようにしていけばよいだろう。
喜茂別は最高点と山頂が異なっている。山頂には看板がある(写真参照)
〜下山:喜茂別の尾根はタラくて現在地確認しにくいと言われるが、まさにその通りだった。斜度の変わり目や尾根方向の変化などとらえていかないと「現在地はどこ...ここ...?」となってしまうだろう。パラボナはでかくてわかりやすい。そこからの林道は特に何もないし外すこともないだろう。
その他周辺情報 中山峠:道の駅あり。揚げ芋¥350、他お土産多数
豊羽鉱山:電波入りません(au、docomo)
電波は基本稜線なら入る。大沼とか稜線から降りると入らない。
いざ出発!二年生の荷物は40kg以上あります...。
2017年05月03日 05:36撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
5/3 5:36
いざ出発!二年生の荷物は40kg以上あります...。
美比内の取りつきに腰位の段差があるのだがそれすらいや〜キツいっす
2017年05月03日 05:45撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
5/3 5:45
美比内の取りつきに腰位の段差があるのだがそれすらいや〜キツいっす
美比内の尾根途中。既に死にそうな人が二人いるんですが...。
2017年05月03日 08:25撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
5/3 8:25
美比内の尾根途中。既に死にそうな人が二人いるんですが...。
美比内P。P東面は雪庇(雪堤)あり、クラックのようなものもあるので北から登る。
2017年05月03日 08:49撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
5/3 8:49
美比内P。P東面は雪庇(雪堤)あり、クラックのようなものもあるので北から登る。
美比内からの稜線。Co1050ポコも見える。雪庇そんなになかった。
2017年05月03日 09:46撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/3 9:46
美比内からの稜線。Co1050ポコも見える。雪庇そんなになかった。
途中の地形図にある崖マークの所。ほんとに崖だったので右から適当にかわす。
2017年05月03日 09:54撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/3 9:54
途中の地形図にある崖マークの所。ほんとに崖だったので右から適当にかわす。
Co1050ポコは東のたらい所(写真左)から巻く。写真右に見えるのは誰かのトレース、雪崩って知ってる?
2017年05月03日 10:20撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/3 10:20
Co1050ポコは東のたらい所(写真左)から巻く。写真右に見えるのは誰かのトレース、雪崩って知ってる?
巻き始めにいい感じの斜面があったのでザック投げ捨てて尻滑りと滑落停止練習する。
2017年05月03日 10:26撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/3 10:26
巻き始めにいい感じの斜面があったのでザック投げ捨てて尻滑りと滑落停止練習する。
千尺高地まで
2017年05月03日 12:46撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/3 12:46
千尺高地まで
だるい稜線を
2017年05月03日 13:10撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
5/3 13:10
だるい稜線を
ひたすらに歩く
2017年05月03日 13:10撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
5/3 13:10
ひたすらに歩く
皆(特に二年生)疲れてそうなので今日は馬の背乗越さずに大沼にテンパって差し入れの消費大会を行うこととする。大沼は確かに抜けてるが周りに木が多すぎてわかりにくかった。
2017年05月03日 14:49撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/3 14:49
皆(特に二年生)疲れてそうなので今日は馬の背乗越さずに大沼にテンパって差し入れの消費大会を行うこととする。大沼は確かに抜けてるが周りに木が多すぎてわかりにくかった。
大沼はよいテンバ。ちなみに上も少し歩ける。怖い。
2017年05月03日 15:52撮影 by  iPhone 7, Apple
2
5/3 15:52
大沼はよいテンバ。ちなみに上も少し歩ける。怖い。
二日目、無意根の西尾根から登っていきます。西尾根は積雪期は雪庇出ているのですが、今回はbushだらけで南の斜面の方を登っていきました。
2017年05月04日 07:17撮影 by  iPhone 7, Apple
3
5/4 7:17
二日目、無意根の西尾根から登っていきます。西尾根は積雪期は雪庇出ているのですが、今回はbushだらけで南の斜面の方を登っていきました。
無意根PとCL。がにさすこの稜線は風が強かった。あとハイマツが近いせいかやたらとズボって消耗する。
2017年05月04日 08:17撮影 by  iPhone 7, Apple
1
5/4 8:17
無意根PとCL。がにさすこの稜線は風が強かった。あとハイマツが近いせいかやたらとズボって消耗する。
無意根南斜面から中岳を臨む。bush多杉内。
2017年05月04日 08:23撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/4 8:23
無意根南斜面から中岳を臨む。bush多杉内。
無意根南斜面。多少急だがbushだらけで雪崩なんて一切怖くない。
2017年05月04日 08:41撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/4 8:41
無意根南斜面。多少急だがbushだらけで雪崩なんて一切怖くない。
中岳までひたすら歩く。
2017年05月04日 10:11撮影 by  iPhone 7, Apple
1
5/4 10:11
中岳までひたすら歩く。
本山行のメイン、中岳。ええやん!
2017年05月04日 10:11撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/4 10:11
本山行のメイン、中岳。ええやん!
雪繋がってる所から取りついて最後は岩を三点で上がる。ありえんよさみの深いP。
2017年05月04日 10:18撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/4 10:18
雪繋がってる所から取りついて最後は岩を三点で上がる。ありえんよさみの深いP。
誰かいらっしゃった。そういえばGW中の近郊なのにここまで誰にも会わなかった。てんきとくらすがCだったから?
2017年05月04日 10:19撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/4 10:19
誰かいらっしゃった。そういえばGW中の近郊なのにここまで誰にも会わなかった。てんきとくらすがCだったから?
せっかくなので行きやすい所からではなく他の所にとりついてみる。ホールドスタンス大きく普通に登れた。
2017年05月04日 10:19撮影 by  iPhone 7, Apple
2
5/4 10:19
せっかくなので行きやすい所からではなく他の所にとりついてみる。ホールドスタンス大きく普通に登れた。
久しぶりの岩で楽しむ。
2017年05月04日 10:32撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/4 10:32
久しぶりの岩で楽しむ。
中岳Atを終え、並河岳へ。写真右のbush出まくってるヤツがそれ。この時点で行く気なくなったので左(東)から巻く。
2017年05月04日 11:21撮影 by  iPhone 7, Apple
5/4 11:21
中岳Atを終え、並河岳へ。写真右のbush出まくってるヤツがそれ。この時点で行く気なくなったので左(東)から巻く。
並河と喜茂別の間のコルから一枚。
2017年05月04日 12:12撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/4 12:12
並河と喜茂別の間のコルから一枚。
喜茂別Pの青春の一枚(適当)。申し訳ないが顔出しはNG。
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喜茂別Pの青春の一枚(適当)。申し訳ないが顔出しはNG。
喜茂別を超え、樹林内へ。今まで歩いてきた並河、中岳、無意根が見える見える。
2017年05月04日 13:17撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/4 13:17
喜茂別を超え、樹林内へ。今まで歩いてきた並河、中岳、無意根が見える見える。
TL入った所でTaKiBi.
2017年05月04日 15:12撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/4 15:12
TL入った所でTaKiBi.
三日目。林道終わりにあるパラボナアンテナ。でかい。
2017年05月05日 08:19撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/5 8:19
三日目。林道終わりにあるパラボナアンテナ。でかい。
(林道は驚くほど何も。地形図の崖マークの所くらい何かあるかと思ったがこの写真の通り何も)ないです。
2017年05月05日 08:59撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/5 8:59
(林道は驚くほど何も。地形図の崖マークの所くらい何かあるかと思ったがこの写真の通り何も)ないです。
中山峠降りて道の駅で揚げ芋食って帰る。お疲れナス。
2017年05月05日 09:43撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/5 9:43
中山峠降りて道の駅で揚げ芋食って帰る。お疲れナス。

装備

個人装備
インナー上下(化繊) 山シャツ(化繊) 山ズボン(化繊) 靴下(化繊) スパッツ 登山靴 ナイフ笛コンパス(スリングで肩掛け) 地図 ラジオ ライター 携帯電話 お金 ビーコン 雨具上下 軍手 アウター手袋(防寒テムレスが非常に便利だった) サングラス モバイルバッテリー 天気図セット ラテルネ シュラフ シュラフカバー ポリタンク ブキ(スプーン) コッヘル 防寒具 細引き(Φ6mm×10m) 銀マット ストック ピッケル ロールマット ゾンデ(プローブ) スコップ 替え具(靴下 靴紐 電池 コンパス 毛下) 非常用パック(固形燃料 包帯 ガーゼ ナイロンシート 油性ペン 遭対カード 非常食3000kcal相当 レスキューシート 針デポ) 米5合
共同装備
テント(本体 フライ ポール) 火器(DF 灯油2.5L) リーダー装備(医療品 修理具 替え用品 医療水) ノコギリ スーツェル(ツェルト) スノーソー 食計4食 停滞食4食
備考 日焼け止め(貸してもらいました)

感想

GW残雪期の近郊縦走です。日程は2泊3日2停滞日です。Esc.ルートは千尺高地ー元山と無意根ー薄別をとってました。
いつもこの時期は余市とかでこの辺りは初めて来たのですが中々いい所でした。羊蹄山もきれいで、改めて晴れの良さを感じました。
また中岳は部内記録も特になく未知要素多かったですが岩峰で非常に良かったです。ぜひ夏も行けるよう夏道を通したいですね。
全行程ツボ足でSSは使用してません、が稜線はズボズボでやはりあった方がいいのは間違いないでしょう。

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