【白山(長野・1387m)加賀白山の次のお山は信濃にある白山へ】


- GPS
- 02:14
- 距離
- 5.2km
- 登り
- 603m
- 下り
- 616m
コースタイム
- 山行
- 2:14
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:14
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・4台くらい駐車可能 ・若澤寺跡 500mほどの手前の地点が、コンパクトカーでは通行が危うそうだったので引き返した。オフロード車なら若澤寺跡までスイスイ行けると思われる。 ・松本市上波田(西部)地区、松本電鉄「渕東」駅が最寄りとなる。 ・松本方面からは、国道158号線(野麦街道)波田小学校前交差点を(山形村方面)左折、踏切を渡った直ぐの交差点(角に写真店がある)を右折し突き当りを左折、田村堂・若澤寺跡方面の看板に沿って、林道へ。 ・高山方面からは、国道158号線(野麦街道)、渕東保育園・渕東駅につながる路地を右折する。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
若澤寺跡入口 ・登山道らしい登山道ではなく踏み跡、赤ペンキ程度。地図読み、GPSがないとおススメできない。 ・登山ポストなし、仮設トイレあり 若澤寺跡入口〜98番鉄塔 ・寺跡上部(寺跡入口から向かって右手)の斜面を登る。電力会社の識別票を辿っていくが、下部は不明瞭なところがある。杉の葉っぱなどが落ちており、滑りやすい。 98番鉄塔〜白山 ・98番鉄塔の右手にいかにも道らしい道があるがそこにはいかずに、真裏の踏み跡を行く。 ・落ち葉と伐採した木枝で歩き難い箇所がある。 ・赤ペンキ、境界票に沿って行くが、山頂直下は左に旋回するようにペンキでマーキングしてあるところを着実に行くこと、道らしき道ではない。 ・山頂部は比較的平坦になっており、山頂には白山社の祠と三角点がある。山頂からは、西(南)方向に踏み跡が続いているが、若澤寺跡に繋がっているか不明。 |
写真
感想
白山と言えば、日本百名山、三大霊山の一つでもある信仰の山、石川・岐阜の両県にまたがる2702mの山(加賀白山)を思い浮かべるが、実は長野県松本市(旧波田町)にもある。
と言っても、本人も見つけたのは登る前日。
長野へ車を走らせるのにどこを経由して行こうかと、インターネットの地図を何気なく見ていたらたまたま見つけた。
標高は1387m、ちょうど松本電鉄「新島々」駅の南に位置している。
前日に白山に登っただけに、妙な縁のようなものを感じて、この信濃の白山に登ろうと思った。
この信濃国ある白山の山頂には、白山社があり白山信仰とも深い関係にあるようだ。
その山頂にかけて参道として繋がっている出発点は、かつては「信濃日光」と呼ばれるほどの隆盛を誇っていた、真言宗の寺院「若澤寺(にゃくたくじ)」があったそうだ。
と、これくらいの予備知識と、登山口の場所を調べて若澤寺跡へ向かった。
目的地の500mほど手前で、SUVではないとちょっと厳しい凸凹があり、引き返して4台くらいは停められそうなスペースに車を置いた。
そこから歩くこととする。
沢に沿って延びている林道には、かつての参道であったことを示す丁石がところどころある。
また、地元の保存会によって立てられた標識があるので安心感が持てた。
激しい凸凹で引き返した地点から50m先で、石畳に舗装路に変わっていた。エイヤで進んで行けば良かったかな?
そうこうしているうちに、ひらけた場所に出た。若澤寺跡入口だ。
入口から右に向かって参道が伸びていて、上がると寺院跡が見渡せる。
木造であったと思われる建物と言う建物は跡形もなく、当時のものとしては、石造りの基礎や石垣、石像が残っているのみで、あとは案内標識がある。
寺跡の最上部の田村堂と言われる場所からは、登山道らしき踏み跡が延びていた。
赤白の標識を目印に歩き進めていくと、木の幹に赤ペンキで目印がある。
さらに進んでいくと、電力会社の黄色い識別標がある。
水平にのびているいかにも道らしい道があるが、我慢して斜面を登ることを心がけながら歩いていくと、98番鉄塔に出た。
98番鉄塔の後ろ側には、右手にまたもや水平にのびている道らしい道があるがそこはスルーして、鉄塔の真後ろの獣道?という感じの道を選択する。
目を奥にやるとド派手に赤ペンキを塗りたくられた木が見える。
以降、ド派手な赤ペンキと、これまた赤い色をした森林管理事務所の境界識別標を頼りに歩いていく。
うっすらであるが道らしいような踏み跡が頼り。
枝打ちされたままの枝や木の葉っぱがそのままになっているので、急斜面では滑って歩き難かった。
最後の登りは、よく分からなかったので、山頂めがけてエイヤで斜面をよじ登った。
山頂の景色は望めないが、白山社と三角点があった。
やや広々としているが、かつて施設があったのだろうか。
帰りは来た道(道じゃないけど)を戻ることとする。
急な傾斜を転がるように下りて、緩やかな尾根だが、登りでは気付かなかったが二手に分かれているのを、地図を見ながら右に行く(来た道を戻る)。
鉄塔まで戻るとあとは送電線の巡視路だーと思い安心したのか、下部で少し道を見失ってしまったが、エイヤで斜面を10m下りると来た道に戻ることができた。
ここら辺りは、加賀白山では味わえない、里山ならではかなと感じた。
今回の山行にあたり参考としたホームページを以下紹介する。
▽等高線の狭間から
http://himalaicus.hiho.jp/yamaseireki/2015/hakusan/hakusan.html
▽長野県の山の記録を載せたホームページ
http://naganomountain.web.fc2.com/sonota70.html
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