小津権現山
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 848m
- 下り
- 848m
コースタイム
※足が普通の人より遅いのでコースタイムは参考になりません。
天候 | 快晴。黄砂の影響で遠望は利かず。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
川を右(左岸)にわたって進むと小さな道標が路肩にあるのでそれをたよりに駐車場への杉谷林道(舗装路)に入る。 駐車場はかなり広い。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道に特に危険箇所なし。 高屋山への急坂で尾根の東側に新しい登山道があったが、踏み跡程度で急傾斜なのに道幅が狭くて斜めのままで歩きにくい。迷うことはない。 登山ポストは確認しなかったが、駐車場にはなかったような…。 山頂裏手には藤橋村から登ってくるルートがあった。 2、3年前にできたらしく地図やガイドブックにはまだ載っていない。 |
写真
感想
お宿マリリンGW合宿?に広島からぽんちゃんが急遽来てくれることになった。
合宿最初の山行となったこの日は奥美濃の中でも山ガールがまず来そうもない
渋い魅力のあふれる小津権現山(1157m)を歩くことにした。
<コース:登山口←→高屋山←→小津権現山>
3時半起床、4時半に出発。
6時半過ぎに登山口に着いたが車はまだ1台も来ていない。
空気は少しひんやりとしているが朝の空気はやはり気持ちがいい。
快晴の空の下、下草がほとんどない広葉樹の森の中に続く緩やかな坂道を
登り始めた(6:59)。
下部はすべて植林帯だと思っていたのにうれしい誤算だ。
新緑の森とはいかないが、芽吹き始めた広葉樹が鮮やかだ。
野鳥の鳴き声に耳を傾けながら進んでゆくと急坂に変わる。
すぐに尾根の右側を登る新しい道が分岐するのでこちらを取って進む。
まだ十分に踏まれていないルートなのか、道幅は細く斜めのままで歩きにくい。
上部で尾根上を通る旧道に合流すると緩やかな坂に変わり、
あっけなく高屋山(956m)に着いた(8:33)。
ここから山頂までは尾根上のルートをアップダウンしながら進んでいく。
高屋山の山頂をあとにするとすぐに登山道の両側でイワウチワの花が迎えてくれる。
山頂までいろんな場所にたくさん咲いていた。
左に葉の落ちた広葉樹の樹間からは残雪を戴いた奥美濃の山々も見える。
檜やシャクナゲ(花はまだ)が多い山頂手前のピークでほんのわずか残っていた
残雪を踏む。
短い急坂を鞍部まで下ると山頂までの最後の登りになる。
上ってきた気温と強い日差しとアップダウンが続く稜線歩きに既にヘロヘロ
なのでかなりきつい。
登山道の両側に笹が現れると山頂直下の短い急坂になった。
登り切ると笹に囲まれた山頂に出た(10:06)。
西側は灌木のため展望はないが、東側が開けていて、
北には豊富な残雪が残る能郷白山、東には峰続きで堂々たる山容の
花房山が素晴らしい。
花房山まではかなりのアップダウンと距離がありそうだが、笹原の稜線もあり、
素晴らしい縦走路が続いているに違いない。
空気の澄んでいる日は遠くに乗鞍岳、御嶽山、恵那山なども見えるようだが、
今日は黄砂の影響で残念ながら遠望は利かない。
ガイドブックにはなかったが北側の藤橋村から登ってくる立派なルートも
あるようで、何人かが登ってきていた。
あまりの天気のよさにぽんちゃんは昼寝をする始末。
2時間余りものんびり過ごしてから下山を始めた(12:15)。
午後の陽を浴びてまばゆいばかりの稜線をのんびりと進む。
高屋山からは急坂部分の斜めの山道で滑らないようにかなりの神経を使う。
傾斜が緩むと登りの時には気がつかなかった鮮やかな緑を楽しみながら
のんびりと下った。
新緑の森はわずか半日で一気に芽吹きが進んだように思えた。
尾根が広がってくるとあっけなく登山口に出た(14:20)。
今日は黄砂の影響で遠望は利かず山頂からの眺望は今ひとつであったが、
登山口から山頂まで杉林のない芽吹き始めた広葉樹の森を歩けたので
十分に満足できた山行になりました。
おしまい。
コメント
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書く気あるんか聞こうと思ってたところ
さすがの雨で、時間ができたのかしら。
失礼な!
大切なぽんちゃんとの思い出の山旅を書かないわけないじゃん!
ただ書く気力がなかなか湧かなかっただけじゃ(笑)
しかし画像の容量が満杯になってしもうたぞ!
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