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記録ID: 114014
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雪山ハイキング
栗駒・早池峰

霧煙る残雪の栗駒山

2011年05月29日(日) [日帰り]
情報量の目安: B
都道府県 岩手県 宮城県
 - 拍手
GPS
06:10
距離
8.3km
登り
564m
下り
552m

コースタイム

8:00 駐車場
8:54 お花畠
9:00 名残ヶ原分岐
9:14 苔花台
9:54 三途の川
11:00 産沼
11:40 山頂
昼食休憩
12:10 山頂
12:28 天狗平
13:00 昭和湖
13:33 名残ヶ原
14:10 駐車場
※風景や植物を撮影をしながらの山行のため、かなりゆっくりのコースタイムになっています。
天候 ☂/☁(雨のちくもり)
朝から強い雨が降っていましたが、しばらくすると上がりました。
濃い霧の中の山行になりました。
過去天気図(気象庁) 2011年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
秋田県側から、湯沢横手道路十文字IC→国道13号→国道342号経由で50km、約1時間30分。
または国道13号→国道398号→県道282号を経由しても行けますが、今回は県道282号が通行止めでした。
駐車場は登山口の他に秋田県側に栗駒山荘、岩手県側に須川高原温泉の大きな駐車場があります。
コース状況/
危険箇所等
2010-11の冬は大雪でした。そのためか、5月後半にしては例年になく雪が多くありました。標識が雪で倒れていたり、登山道のピンクテープも見当たらない箇所がありましたので、地図は必ず持参した方が良いかと思います。また雪解けで登山道の一部は小川のようになっているところがかなりありました。靴の浸水対策が必要です。下山した後は、須川温泉のエメラルドグリーンの極上湯で疲れを癒せます。
登山口のある須川高原温泉に到着。朝からあいにくの雨。
登山口のある須川高原温泉に到着。朝からあいにくの雨。
硫黄の香り漂う温泉の脇からスタート。
硫黄の香り漂う温泉の脇からスタート。
オオヤマザクラ(バラ科)が咲いていました。
オオヤマザクラ(バラ科)が咲いていました。
雨にぬれたオオヤマザクラに見とれながら進みます。
雨にぬれたオオヤマザクラに見とれながら進みます。
ここからしばらく白い世界へ。
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ここからしばらく白い世界へ。
マイヅルソウ(ユリ科)が咲いていました。
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マイヅルソウ(ユリ科)が咲いていました。
霧雨の中、だんだんしずくが大きくなっていって、ポタリ。
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霧雨の中、だんだんしずくが大きくなっていって、ポタリ。
雪解けの水の音を聴きながら名残ヶ原を歩きます。
雪解けの水の音を聴きながら名残ヶ原を歩きます。
まだまだ冬枯れの景色。
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まだまだ冬枯れの景色。
またここから白い世界。霧が濃くなって霧雨になったり、天気が安定しません。
またここから白い世界。霧が濃くなって霧雨になったり、天気が安定しません。
苔花台の分岐。僕を追い越していった人たちはみんな昭和湖経由で頂上まで行ったようです。みんなと同じというのもおもしろくないので、僕は目の前のゼッタ沢を渡って産沼コースで山頂へ。
苔花台の分岐。僕を追い越していった人たちはみんな昭和湖経由で頂上まで行ったようです。みんなと同じというのもおもしろくないので、僕は目の前のゼッタ沢を渡って産沼コースで山頂へ。
ムシカリ(スイカズラ科)別名:オオカメノキ
ムシカリ(スイカズラ科)別名:オオカメノキ
つやつやしたバイケイソウ(ユリ科)の吹き出た芽に思わず見とれる。
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つやつやしたバイケイソウ(ユリ科)の吹き出た芽に思わず見とれる。
バイケイソウ、こんなにつやつやです☆
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バイケイソウ、こんなにつやつやです☆
雪の重みで倒れていた木。よくがんばりました。
雪の重みで倒れていた木。よくがんばりました。
盤井川の上流を向こう岸までわたります。滑って転ばないように慎重に。
盤井川の上流を向こう岸までわたります。滑って転ばないように慎重に。
ミズバショウ(サトイモ科)
水芭蕉のは〜な〜が咲いてる〜♪
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ミズバショウ(サトイモ科)
水芭蕉のは〜な〜が咲いてる〜♪
ミズバショウとバイケイソウが混在しています。
ミズバショウとバイケイソウが混在しています。
ショウジョウバカマ(ユリ科)
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ショウジョウバカマ(ユリ科)
エンレイソウ(ユリ科)
つやつやのバイケイソウの横を歩いていきます。
つやつやのバイケイソウの横を歩いていきます。
ヒメイチゲ(キンポウゲ科)
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ヒメイチゲ(キンポウゲ科)
周りに笹やハイマツが現れて視界が一気に拓けました。もうすぐ頂上です。
周りに笹やハイマツが現れて視界が一気に拓けました。もうすぐ頂上です。
吹き出した芽についた小さなしずくにしばし見とれる。
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吹き出した芽についた小さなしずくにしばし見とれる。
山頂到着。写真を撮りながらゆっくり3時間40分ほどかかりました。僕を追い越していった人たちが食事をとっていました。僕もここで昼食休憩をとる事に。
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山頂到着。写真を撮りながらゆっくり3時間40分ほどかかりました。僕を追い越していった人たちが食事をとっていました。僕もここで昼食休憩をとる事に。
山頂付近の稜線。左側からものすごい風が吹いていました。寒い。
山頂付近の稜線。左側からものすごい風が吹いていました。寒い。
真っ白で何も見えない雪渓を下ります。
真っ白で何も見えない雪渓を下ります。
激しい水の音。
雪解けで登山道は小川になっていました。
雪解けで登山道は小川になっていました。
エメラルドグリーンの昭和湖が見えてきました。
エメラルドグリーンの昭和湖が見えてきました。
大雪のせいでまだ雪に閉ざされています。ってことは温泉みたいに温度は高くないのかもと思う。この湖の色は登山口にある須川温泉の色と同じなのです!
大雪のせいでまだ雪に閉ざされています。ってことは温泉みたいに温度は高くないのかもと思う。この湖の色は登山口にある須川温泉の色と同じなのです!
硫黄の香りが漂ってきて、地獄谷でございます。
硫黄の香りが漂ってきて、地獄谷でございます。
硫化水素の影響で草木ひとつ生えていません。荒涼とした風景。
硫化水素の影響で草木ひとつ生えていません。荒涼とした風景。
登山道整備用でしょうか。丸太がありました。
登山道整備用でしょうか。丸太がありました。
賽の碩の荒涼とした風景。
賽の碩の荒涼とした風景。
ミネズオウ(ツツジ科)
麓の須川温泉まであとすこし。
麓の須川温泉まであとすこし。
硫黄の香り。豪快な温泉の流れ。これぞ酢の川、須川温泉に無事帰ってきました。いやー、楽しかった!
硫黄の香り。豪快な温泉の流れ。これぞ酢の川、須川温泉に無事帰ってきました。いやー、楽しかった!
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コメント

ゲスト
綺麗!
雨の栗駒山も素敵ですね〜。
植物の色が生き生きしてるのを見るの、好きです
産沼のコースはまだ歩いたことないので、気になってます。
春先か葉っぱが落ちてから、行ってみようかな?
クマさんが怖いので

カメラの腕前、かなりですね
うちはまだ全然使いこなせてないので、見習いたいです!
2011/7/8 0:27
regu-lusさん
今年は雪が多かったので、植物が例年になく生き生きして見えました。
雨の山もなかなかいいものですよ。

産沼コースはこれといった風景が期待できませんからね。。
ゼッタ沢を渡るのが楽しかったりします
ぜひ歩いてみてください。
2011/7/8 6:03
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