己高山山麓の自然
- GPS
- 06:47
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 231m
- 下り
- 234m
コースタイム
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
紅葉シーズンはシャトルバスが木之本駅からでます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
遊歩道および林道歩き 歩きやすい道です。 紅葉シーズンは、人がかなり多いですよ。 サル、アナグマに出会いました。 サルは群れの間に割り込まないように、気を付けて歩きました。 熊の爪痕あり。塗料の揮発性のにおいが気になってひっかいたようです。 |
その他周辺情報 | 己高庵 http://www.kokouan.net/ 己高閣・世代閣 http://kitabiwako.jp/spot/spot_970/ 9:00〜16:00 入館は15:30まで H28年1月からは毎週月曜日は休館・1月2月は積雪のため休館。 拝観料500円 料金は己高閣と世代閣の両方を合わせた金額 |
写真
感想
いきものふれあい室の観察会に参加しました。
「己高山 山麓の自然」
己高山には登らずに、ふもとを歩いて生物多様性について学びました。
参加者は、churaをいれて4名でした。
青木先生の解説、参加者の質問と話が途切れることなくアッという間に6時間半が過ぎました。
スタートしてから、亀山のちょいと手前で、
「もう11時ですけれど。」
「100m進むのに、1時間!」
「朽木やったら、食害で何にもないから、話すことをさがさないといけないくらいやけれど、それだけ、ここはまだ植生が豊かなんですよ。。」
「これは、○○ですか?」
「見分け方は、○○でいいんですか?」
一つお花を見つけると、そのまわりの花へつぎつぎと・・・
「今日、15時以降予定ある人は?」
「大丈夫で~~す。」
「時間は、気にしなくていいですね。」
しかし、外来種ゾーンに入ると、通過するのは早いこと!!!
青木先生、近頃、毒のある植物のお話も盛り上がります。
トリカブトは有名ですが、
普段、食用で口にしたり、遊びでちょっとなめてみたりするものでも、梅の実、ツツジなどなど、気を付けないといけないものがあります。
見分け方をしることは、もちろんですが、毒といってもいろんな毒があるので、そのことも知っておかないといけないのです。
歩き始めて、すぐに梅の実があり、話が盛り上がります。
帰ってから、青梅を自分でも調べてみました。
・青梅の種子にも「アミグダリン」が多く含まれている。
・幼児の場合だと、5〜10個程度食べただけで、死に至る場合もある。
・青梅に含まれている毒性を持つ成分は「アミグダリン(青酸配糖体)」
・体の中にある酵素と反応することで、「シアン」という危険な物質に変化(青酸化合物)
実(み)は毒がある意外な食べ物とか、強い中毒を引き起こす「身近にある」野菜とか、いろいろHPで紹介されています。
亀山でお茶摘みイベントの準備をされていました。
地元の方とお話しする機会を得ました。
山仕事に入ったら、お茶は生えてあるわな。
水は、湧き水や谷から汲んでおくねん。
火は、起こすわな。
枝ごと、軽くあぶって、やかんに入れるんや。
これが、一番最初に伝えられたお茶の飲み方なんやわ。
最澄さんがお茶を持って帰ってきて、植えやはったやろ。
お茶て昔の薬やわな。
お薬師さんも壺持ったはるわ。
初物は、仏さんにまず供えるわ。
それから、お寺さんにも届ける。
ここらは、たいした土産もないので、「ちゃつぼ」いうて、親戚やらにもってかえってもらったんやわ。
畑で採れた初物を仏さんに備えたりするけれど、古橋はお茶なんやなぁ。
仏さんへの感謝と、おすそ分けの心。
大量生産はできないけれど、みんなで分け与える文化。
昔のことを聞きながら、
新茶をつんで、蒸して揉んで乾かして、
大切にされてきた思いにふれること。
感謝の気持ちや、信仰への素直な気持ちを語り伝えていくことは、大切だと感じました。
美味しいこだかみ茶をいただき、ほっこりしながら、感じるすてきなひと時でした。
コメント
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こんにちは!
石道寺の池の所で休憩されていませんでしたか?
高尾寺登山口に向かって歩いて行かれたので「山頂目指すには時間的に厳しいのでは?」と思って心配しておりましたので安心しました。
林道にはイッパイ猿がいましたよね。
私は鈴を付けていたので道先で視界に入るとカメラを構える前に逃げて行きました。
フタリシズカ気が付かなかったです。残念(>_<)
kohoku51さん こんにちは
池のところで、お昼をいただいておりました。
お猿さんは、慣れているのか、道端でゆっくりしてましたよ。
まるでこちらがアウェイ?
山は登らず、ふもとを散策する観察会でした。
今まで参加した観察会で、いちばんゆっくり歩いて、内容も濃かったように思います。
お花は、みなさん詳しい方ですので、たくさん教えていただきました。
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