寂光神社から女峰山
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,451m
- 下り
- 1,440m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
年に一度は女峰山往復。
晴天の中、目標としている女峰山往復。
眩い薄緑の新緑の輝きを、尾根に見て力をもらう。
1000m前後はシロヤシオは、少し峠を越していた。
その代わりに深紅の山ツツジが、主役で緑の中に映える。
越冬すると木々はその間に、エネルギ-をじっくりと蓄える。
それを一気に爆発させるこの時期は、生命感にあふれ山が
動いている。
裏見の滝分岐を過ぎると一変して、広大な尾根になる。
広々としていて気持ちの良いところだ。
通称デコ平、広大な広々とした尾根である。まだ芽吹き前で、
木々の先の新芽のつぼみが、紺碧の空に向けてツンと芽先を
力強く立てていた。もうじきこの辺も賑やかになるだろう。
1500をすぎると笹薮が前をふさぐ。まだ登山者が少なく行く先を
覆う。背丈もあるミヤコ笹で、通過にエネルギ−をかなり消費した。
馬立分岐を過ぎて、ようやく登山が始まる。まだここは1700m
で、山頂まで約800の標高差。
まずは小屋までの500mだ。固いつぼみのシャクナゲは一帯を
埋める。木陰には残雪があり途中道を外れた。荒沢のガレ場を
慎重にこえ水場に出る。ここから40mの登りの急斜面に残雪が
ありルート取りに少し迷う。小沢の右岸の小尾根を行けばよいところを
左岸尾根を高巻いてしまった。ル-トは帰路に分かったことだが、この
時は高巻いたことを、正当と思い込んでしまっていた。
危険を自分で引き起こしてしまった。
10時50分に唐沢小屋着いた。
今の時期、ソフトブ-ツはnoです。軽アイゼンも必携と思う。
20m前後の補助ロ−プもあればなおよいと思う。
女峰山からの下山者と言葉を交わす。
トップすこし手前の登りに神経をつかったと聞いた。
帰路の急斜面通過が気になり、潔(いさぎよく)山頂を諦めた。
(下山時の急斜面の残雪部の通過)
下から見た時よりも上から覗くとル-トが良く見えた。なぜ危険な左岸を
高巻いたか、自分でもわからない。もう少しよく見て対応
すれば良かったのかも知れない。
しかしよく考えると、ブ-ツがソフトで残雪の急斜面を
登れないという事が頭にあり、落ち着いた判断が出来なかったのかと
思った。一度右岸を覗いてみることも必要であった。
山はどこで何が起きるかわからない。必要な装備は携帯しよう。
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