記録ID: 1145116
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ハイキング
中国山地東部
岡山県&鳥取県 若杉天然林〜三町尾根〜芦津越〜美作越〜若杉峠
2017年05月21日(日) [日帰り]
Machapuchare
その他1人
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 03:55
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 618m
- 下り
- 614m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 3:33
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 3:54
9:00
34分
スタート地点(若杉天然林駐車場)
9:34
9:36
22分
若杉自然研究路第2分岐点
9:58
9:59
8分
若杉自然研究路第3分岐点
10:07
10:11
4分
引き返し地点
10:15
10:15
10分
尾根合流点
10:25
10:26
33分
三町尾根点
10:59
10:59
26分
芦津・吉川越
11:25
11:25
2分
芦津登山口
11:27
11:27
40分
美作越登山口
12:07
12:08
4分
若杉峠
12:12
12:24
3分
若杉峠休憩所
12:27
12:27
27分
若杉峠(2回目)
12:54
ゴール地点(若杉天然林駐車場)
若杉峠周辺3町村の森林浴コース
歩行距離8km、歩行時間3時間30分、歩行数16,500歩
歩行距離8km、歩行時間3時間30分、歩行数16,500歩
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
鳥取県側からアプローチする場合は芦津登山口<写真18>に数台ほど自動車を停められるスペースがあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
道標はありますが、道の枝分かれが多い所ではコースミスしやすいので、コンパスなどで方向をしっかり確認する必要があります。鳥取県側では、一部、小さなササが生えて道がわかりにくくなっている所や、崩れ気味の所があります。沢沿い道にはぬかるみが多く、渡渉もあるので、雨後は要注意です。 苔むす石&滝<写真22>撮影地点の南、標高960m辺りのロープ場は、足場が崩れて丸太が落ちかけたので、下まで落としておきました。ロープは健在ですが足元は崩れやすく、このままではあまりおすすめできません。 若杉峠<写真23>から第二分岐点<写真09>を経て若杉天然林の看板<写真03>までの中国自然歩道はほとんど石畳か石段状の道、第二分岐点<写真09>から第三分岐点<写真11>を経て三町尾根点<写真12>までは土の道です。どちらも傾斜が緩やかなので濡れていても滑る心配はあまりなく、ぬかるみには丸太や石を転がして歩きやすくしてあります。第三分岐点<写真11>では、うっかりルートを間違えて引き返しました。 三町尾根点<写真12>から芦津・吉川越<写真15>までは、小さなササが生えて道がわかりにくくなっている所があります。丸太と土の階段状の道が多いので、県境標石や丸太を探すと迷いにくいです。 芦津・吉川越<写真15>から芦津登山口<写真18>までの芦津越ルートは、下草がほとんどなく歩きやすいです。 美作越登山口<写真19>から若杉峠<写真23>までの美作越ルートは、沢沿いでぬかるみやわずかに水が流れている道が多いです。渡渉も何度かありますが、靴底が濡れる程度ですみました。 苔むす石&滝<写真22>撮影地点の南、標高960m辺りのロープ場は、そこだけ土をかなり盛り、ロープと足場の丸太を設置してあったようです。足元はかなり崩れやすく、ロープがないと上れませんでした。途中にあった丸太の足場に足をかけたら、落ちかけたので完全に落としました。ロープは健在ですが足元はまだ崩れやすいので、もう少し盛り土をなだらかにしたほうがいいかもしれません。 |
その他周辺情報 | 西粟倉村には中国地方随一のラジウム温泉である「あわくら温泉」があります。また、「あわくら旬の里(ビュッフェ形式1,200円)」でおいしい地元の旬の料理を味わえます。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下(厚手)
手袋(防水加工)
軍手
雨具
スパッツ
日よけ帽子とフード
雨用帽子
登山靴(防水加工)
靴ひも予備
アタックザック
ザックカバー
地形図
コンパス
マップケース
筆記用具
携帯
時計(防水)
タオル
カメラ
飲料水(スポドリ&茶)
水筒(保温)
非常食(栄養補助食品)
スマホ(山使用可能)
eTrex30(GPSナビゲーター)
|
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感想
この日は岡山県最北部の西粟倉村は29度まで気温が上がりました。しかし、若杉天然林駐車場まで来ると、まだ雪が残っていました。今回のコース上でも、残雪をいくつか見ることができました。天然の大木がたくさん生い茂り、渓流のせせらぎが常に聞こえる環境ですので、暑い日には快適なフィールドです。
この日たまたまだったのか、登山をする人よりも、野鳥観察や森林浴を楽しんでいる人の方が圧倒的に多かったように思います。残念ながら、岡山県唯一の生息地と言われている吉野川源流にいるイワナを見ることはできませんでしたが、ミソサザイなどの野鳥やオオカメノキなどの花を観察することができました。
若杉峠<写真23>を境とする山道は、昔は美作(岡山)と因幡(鳥取)を結ぶ最も近い要路であったそうです。人々の往来の盛んだったこの峠に、旅人の安全を願って、1754年若杉地蔵尊<写真24>が建立されました。現在でも南の岡山県側では所々にその名残である石畳が見られます。一方、北の鳥取県側は歩く人がほとんどいないのか、けっこう荒れていました。足場の丸太が崩れ落ちることもありました。しかし、そのワイルドさ故に、鳥取県側のほうが因幡の国から美作の国への最短ルートを歩んだと実感できました。
機会があれば、若杉峠から、さらに播磨の国(兵庫県)に向かい、天児屋山(てんごやさん)経由でくらますや三室山方面<写真25>を歩んでみたいと思います。ハードなコースのようですが、去年ヤマレコユーザーの方におすすめいただいたので楽しみです。
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