西沢渓谷 曇り空でもコバルトブルー

2017年05月24日(水) [日帰り]

• GPS: 06:21
• 距離: 12.3km
• 登り: 1,171m
• 下り: 1,156m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:40
• 休憩: 0:37
• 合計: 6:17

距離 12.3km 登り 1,178m 下り 1,166m

9:18 西沢渓谷駐車場
9:42 9:43 ねとりインフォメーション
9:46 近丸新道登山口
9:53 徳ちゃん新道登山口
10:03 二俣吊橋
13:22 13:40 七つ釜五段の滝
13:43 13:58 西沢渓谷終点
14:34 14:35 大展望台
14:43 14:44 大久保橋
15:20 15:21 ねとりインフォメーション
15:35 西沢渓谷駐車場

天候

曇り 時々 雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

山梨市 市営駐車場（60台：無料）を利用しました。

道の駅みとみ 北側駐車場（200台：無料）
※紅葉の時期のみ有料

電車でお越しの方は下記のバスを参考して下さい。
「山梨市営バス 西沢渓谷線 H29年度版」
山梨市駅 〜 西沢渓谷（大人：900円）
http://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/fs/5/1/1/6/7/_/_______________.pdf

「山梨交通 窪平・西沢渓谷線 H29年度版」
塩山駅南口 〜 西沢渓谷入口（大人：1,030円）
http://www.city.koshu.yamanashi.jp/kurashi/files/20170426/窪平・西沢渓谷線.pdf

コース状況／危険箇所等

「西沢渓谷駐車場 〜 西沢渓谷終点」
渓谷沿いの登山道は幅が狭く半時計周りの一方通行です。
整備されていますが、道幅が狭く倒木・落石には注意が必要かも。
濡れている箇所もあり、スリップ転倒に気をつけましょう。
七つ釜五段の滝から西沢渓谷終点までは、濡れている所やザレ場などの急坂が続きます。

「西沢渓谷終点 〜 西沢渓谷駐車場」
下山道も緩やかな下りで道幅は上りのより幅広い。
ただ多くの橋を渡りますが、足元が頼りな鉄の格子状で10数m下が丸見え。
高度感倍増で高所が苦手な人は戦々恐々かと思います。
分岐もわかりやすい表示があるので道迷いにはならないと覆う。

その他周辺情報

「西沢渓谷 山梨市観光協会 公式サイト」
http://www.yamanashishi-kankou.com

「正徳寺温泉 初花」
http://www.hatsuhana.info
大人：700円
子供：400円
・泉質　　低張性アルカリ自噴温泉、黄褐色、細かな気泡
・泉温　　36℃(源泉38℃)
・湧出量　自噴199L/m 動力使用時800L/m
・適応症　神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、慢性消化器病、運動麻痺、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進等

元々はうなぎ料理専門店だったので、うな重（絶品）などが好評です。
その他料理を紹介。
・湯の花御膳
・お刺身定食
・レディース御膳
・天ぷらざるそば　etc..

写真

5/24 9:18

山梨市営 無料駐車場からスタート。
平日なんで余裕で駐車できましたが、週末は駐車困難。
駐車不可の場合は「道の駅 みとみ」を利用できます。

5/24 9:21

140号線を潜って渓谷入り口を目指します。

5/24 9:23

林道ゲートの左側を抜けて進みます。

5/24 9:25

新緑を見ると本格的なロング縦走をしたい衝動に駆られる…

5/24 9:28

結構多く見かけたマムシグサ？

5/24 9:31

ヒメウツギかな？

5/24 9:37

幾つもコーナーミラーを見かけたので、記念に一枚。

5/24 9:38

ナレイの滝。
見える角度がかなり狭くシビアだった。

5/24 9:41

ネトリ広場でトイレ休憩。
この先は渓谷終点までトイレはありません。

5/24 9:45

新緑のトンネルを抜けていく。

5/24 9:47

？？？

5/24 9:55

分岐には案内板があり、迷う箇所はありません。

5/24 9:57

ヤマツツジ。

5/24 10:00

落石注意の表示。
いつ落石があってもおかしく無い場所を進む。

5/24 10:01

二俣吊橋。
結構距離があって、高度感ありました。

5/24 10:02

橋から見た鶏冠山。

5/24 10:04

この看板から先が、本格的な渓谷歩き。

5/24 10:11

渓谷の反対側に位置する大久保の滝。

5/24 10:15

三重の滝の上部が見えてきた。
曇り空ですが、美しいコバルトブルーに感激。

5/24 10:22

三重の滝。
初っ端から素敵な滝。

5/24 10:31

NDフィルター未装着。

5/24 10:38

三重の滝上部。
今日の空模様では1秒の露光が限界だった。

5/24 10:53

同じく三重の滝上部。
ここからNDフィルター16を装着。

5/24 10:56

露光時間を色々試しながら撮影中。
この場所だけで20人以上に抜かれた…

5/24 11:03

流れが早いが、透明感高くきれい。

5/24 11:09

岩に遮られた水しぶき。

5/24 11:12

肉眼では絶対に見れない長時間露光の世界。

5/24 11:15

人面洞。
落差がある場所は三脚を使用し、長時間露光撮影。

5/24 11:17

人面洞上部の滝。
練習の日なので、試行錯誤しながら撮影。

4/29 10:14

これは去年撮影した同じ場所。
これは躍動的な流れでお気に入り。

5/24 11:23

渓谷と登山道のショット。
危険な箇所は鎖が設置されて、かなり安全を考慮されてる印象。

5/24 11:38

岩が障害になってて、様々な流れが生み出されている。

5/24 11:41

狭く滑りやすい岩場が続くので慎重に…

5/24 11:44

美しい竜神の滝。

5/24 11:55

透き通るようなコバルトブルー。

5/24 11:59

展望台から撮影した貞泉の滝。

5/24 12:11

ウォータースライダーが続きます。

5/24 12:17

とても景観の良い渓谷ですが、落石や土砂崩れの危険があるので要注意。
m)゜O゜'(m ヒャ〜

5/24 12:18

この辺りの景観も素晴らしい。

5/24 12:28

見所が多すぎてなかなか足が前へ進まない…

5/24 12:30

水が滴る場所は潤う植物が成長している。

5/24 12:36

母胎淵。
左の岩穴が母胎の様だからかな？

5/24 12:41

母胎淵の上部。
ここが個人的に一番のお気に入り。

5/24 12:44

同じ場所を別アングルで撮影。

5/24 12:49

新緑とせせらぎのコントラストが綺麗。

5/24 13:03

右手の岩肌を伝う一筋の流れ。

5/24 13:16

ちょっと解りにくいが、右上に鎮座するカエル岩。
口を開いている感じで、まさにカエルの姿。

5/24 13:21

七ツ釜五段の滝の手前にある方杖橋。

5/24 13:21

いよいよ西沢渓谷のハイライト。
方杖橋から見た、七ツ釜五段の滝の滝壺。
ここからは滑りやすい急登が続くので、気を引き締めます。

5/24 13:27

七ツ釜五段の滝の下部。
ちょっと高度を上げた位置から撮影。

5/24 13:31

七ツ釜五段の滝の上部。

5/24 13:32

曇り空でもこの美しさ。

5/24 13:39

流れの側には緑が映えるコケが生い茂っている。

5/24 13:45

ラストは不動の滝。

5/24 13:53

終点地はシャクナゲ群生地。
殆ど枯れていましたが、辛うじて撮影できた。

5/24 13:56

西沢渓谷終点の展望ベンチ。
コースタイム2時間ですが、結果4時間40分と倍以上…
(=￣▽￣=)

5/24 13:57

ミヤマツツジのピンクが素敵。

5/24 14:00

ベンチで遅めのランチ。

5/24 14:13

前回三ツ峠山で見かけた名前が解らなかった花。
オカメノキでした。

5/24 14:14

下山道は幾つもの橋を渡ります。

5/24 14:18

殆どの橋が足元シースルー頼りない感じで高度感倍増。
地上まで20m以上あり、落ちたら三途の川を渡る羽目になりそう。

5/24 14:22

ミヤマツツジをZOOM。

5/24 14:29

ネコノメソウかな？。

5/24 14:31

左側は一気に渓谷まで滑り落ちそうな角度なので要注意。

5/24 14:35

途中の展望エリアからの眺め。
左は鶏冠山（2,115m）、雲に隠れた右奥は木賊山（2,468m）

5/24 14:39

新緑のグリーンシャワー。

5/24 14:41

長い年月で劣化したレール。

5/24 14:50

当時のトロッコが置かれてました。

5/24 14:51

昭和8年 〜 昭和43年まで使用されていたトロッコ鉄道。
長い年月でガタガタに曲がってて、場所によってジェットコースターの様でした。

5/24 14:53

マクロな世界のケルン。
小石がバランスよく積み上げられ、高さを競っているよう。

5/24 15:18

この大橋を渡ればネトリ広場。

5/24 15:32

ヘビイチゴ。

5/24 15:35

無事下山完了。
売店では美味しそうな草餅が販売してました。

5/24 16:30

帰りに訪れた「正徳寺温泉 初花」
山梨県内で人気上位で、強アルカリ性の源泉かけ流し温泉。
大人：700円とそこそこリーズナブル。

5/24 17:48

低温・高温・ミストサウナを交互に入って、1日の疲れを癒す。
露天風呂や、ジェットバスもありオススメです。

撮影機器：

iPhone 6 Apple

Canon EOS 80D Canon

装備

個人装備

ザック： MILLET　KHUMBU35ℓ 登山靴：adida　TERREX™ FAST R low ソフトシェル：Haglofs LIZARD II JACKET ボトム：Haglofs　LIZARD II PANT ドライレイヤー：MILLET　ドライナミック メッシュ ゲイター：THE NORTH FACE　Hyvent Gaiter MID 時計： CASIO カシオ PROTREK プロトレック 「Color Display Series」 カメラ：Canon EOS80D NDフィルター：Kenko NDフィルター PRO1D ND16 三脚：Velbon UT-43 ショルダーストラップ：COTTON CARRIER STRAP SHOT EV1 携帯：Apple iPhone6 モバイルバッテリー：Anker PowerCore 10000mAh

感想

はるきち

「森林セラピー基地」
「21世紀に残したい日本の自然100選」
「平成の名水百選」
「森林浴の森100選」
「水源の森100選」
「新日本観光地100選」
「日本の滝100選」
西沢渓谷は様々なタイトルに選出されている名所。
昨年訪れた際、最終バスの時刻に間にあわせるため、渓谷歩きを満喫出来ませんでした。
今回は西沢渓谷ハイキングに絞って、せせらぎの撮影練習をしながらの山行です。

平日の曇り空で訪れる人は疎らでしたが、カップル・夫婦・グループの方などが渓谷歩きを楽しんでました。
人気スポットなので週末は混雑必至なので駐車場はすぐに満車になります。
「道の駅 みとみ」に数百台駐車可能です。

ハイキングコース全体的に整備されています。
転落防止のロープやクサリ、足場が悪い場所にも補助用の鎖が設置されてて、安全配慮されてました。
ただ渓谷の両サイドから落石や土砂崩れの危険性があるので、注意が必要です。
足元が濡れてて滑りやすい岩場もあるので、登山靴での歩行が必要かな。
七つ釜五段の滝 〜 渓谷終点までは急坂のザレ場なので、要注意。

終点 〜 西沢渓谷入口まで、多数の橋を渡ります。
足元が透けている為、高さ以上に高度感がありスリリングでした。
こちらのコースも上部からの落石に注意が必要。
トロッコが走っていた名残として、レールが残っています。
一部は崩落してジェットコースターの様相。

名のある滝が多数あり見所満載です。
滝以外にも渓谷のせせらぎも、良い雰囲気があって癒されると思います。
紅葉の時期も最高だと思いますが、新緑の晴天時に訪れるのも良いかと思います。

P.S. 滝を夢中で撮影していた為、後続者に気付かず通行を妨げてしまい、迷惑を掛けてしまいました。ごめんなさいm(_ _)m