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ハイキング
日光・那須・筑波
桐生市 桐生川源流の根本山で渓流美とラブリーな尾根歩き
2017年05月22日(月) [日帰り]


- GPS
- 07:57
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,161m
- 下り
- 1,154m
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
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アクセス |
写真
沢ルートは何度も渡渉を繰り返しながら根本神社奥社まで登る。 信仰の跡を残す丁目石が所々に残っている。
ここの丁目石は山麓から神社に向かい、二十丁、九丁、五丁とカウントダウンしていくのが面白い。
ここの丁目石は山麓から神社に向かい、二十丁、九丁、五丁とカウントダウンしていくのが面白い。
左俣に進むとすぐに鉄ハシゴが現れる。 こちらが裏坂(女坂)と呼ばれていた参道で、このハシゴは1841年(天保12年)に設置された物らしい。 一部が破損しているものの下手なアルミ製のハシゴより頑丈で176年前の物とは思えない。
感想
群馬県と栃木県の県境稜線上にある根本山。 その存在は余りに地味でローカル過ぎて、以前から計画はしていたもののなかなか実現には至らなかった。 そんな知る人ぞ知る山であるが、古くからの信仰の山であり、沢ルートにいたっては根本神社への参道であったという。 参道と言えば針葉樹林の中に石畳や石段が続くイメージであるが、ここはさながら沢登りのような渓流に沿って、かつての丁目石や石仏が置かれいるのが興味深い。
また、沢ルートというのは(尾根ルートに比べて)得てして荒れやすく廃道になるトレイルも多い。 そのため路迷いや滑落の事故も起こり易く、この根本山の沢ルートでも数年前に、そして今年のGWにも遭難騒ぎがあったばかりのようだ。 どれだけ荒れているのか?どれだけ不明瞭なのか?と一抹の不安を持ちながらも3年越しの計画を実行した。
詳細はこちらから → http://hikingbird.exblog.jp/27839722/
当初、心配していた沢ルートのコンディションであるが、沢筋に多少の倒木はあるものの懸念するほどのことは無かった。 遭難騒ぎの直後だったのでルート整備がされたのだろうか? 渓流美を堪能しながら歩ける参道(古道)という特異なトレイルである。 これからもしっかり維持してほしいものだ。
根本山から熊鷹山への尾根路は、鼻歌でも歌いたくなるような穏やかで自然林が実に美しいトレイルである。
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