赤城山主峰黒檜山を白地下足袋で登る
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.2km
- 登り
- 548m
- 下り
- 518m
コースタイム
天候 | 雲時々小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
今回は上毛三山の一つ、赤城山。実は4月の妙義山の翌日に登るつもりでしたが、何せ死地から戻ったばかりの気分的にしっちゃかめっちゃかな状態だったので(雪が残っている時に行きたかった…)取り止め、なんだかんだで今月まで持ち越した登山でした。残念ながら結局それが凶となる結果に相成りましたが…
あいにく当日関東は梅雨入り。御多分に洩れず赤城山周辺も曇天、予想は下り坂。当初の計画では地蔵岳〜駒ヶ岳〜黒檜山の縦走を考えてましたが、いつ雨が降ってもおかしくない天候なので、大幅に時間短縮して黒檜山〜駒ヶ岳の周回だけに変更することにしました。
なので、という訳ではないのですが、今回は久しぶりに地下足袋で登ることにしました。赤城神社に参拝後、境内で靴から履き替えましたが、約10ヶ月振りの作業で結構手こずりました。
予定より遅れて登山開始。黒檜山への道はいきなり岩だらけの急登から始まりました。火山らしい大きな岩がゴロゴロとあり、割と早い段階から手も使って登ることになり、あまり辛く感じない。途中で展望が開けた所からは赤城神社のある大沼も望めるが、徐々に周囲に霧や低い雲が立ちこめてきているのも分かる。先を急ぐことに。地下足袋歩きも岩場に上手く対応できてました。
登山口から1時間で山頂に到着。だが、周りはすっかり雲の中になってしまいました。少し先の絶景スポットで、白い光景を見ながら補給休憩。やがて、ポツポツと雨も落ちてきたので、駒ヶ岳へ出発することに。
今の時期はツツジの季節らしく、ところどころでキレイに咲いていました。トウゴクミツバツツジなのか?ヤマツツジなのか?無粋なもので残念ながら花に疎く判別つきませんでした。
晴れていれば展望が良さそうな尾根道を行き、40分ほどで駒ヶ岳に到着。そこからは下山ルート。直接大沼に下りる方が時間は短いのですが、さすがに味気なく感じ、少し遠回りの覚満淵へ抜けるサブコースを下ることにしました。新しく造られた道らしく、露出した笹や木の根で滑りやすかったです。地下足袋だとその感覚もわかりやすく、すっ転ぶ事もなくすみました。
なんとか本格的に雨に降らる前に、麓の覚満淵へ到着。(プチ尾瀬)と紹介看板のある湿原は濃い霧の中で幻想的雰囲気を醸し出していて美しく、展望が無かった行程の最後に慰めになりました。
折り悪く天城山から連続で展望のない山行になってしまいました。梅雨になり暫くは諦めるしかないと思いますが、来月は北アルプスの予定なので、好天候を期待したいものです。
ちなみに、今回の赤城山で百名山四分の一25座目に。まだまだ先は長い。
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