前袈裟丸山1878.3m(袈裟丸山連峰)


- GPS
- --:--
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 854m
- 下り
- 841m
コースタイム
天候 | 薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
シロヤシオを求めて袈裟丸山へ。
群界尾根を期待したが、生憎の通行止め。落石が頻繁とか。
ま、安全第一がもっとうの山歩き、すぐに切りかえた。
折場登山口にはトイレも水場もあり、感謝の一語に尽きる。
最初の急登を息を切らせ登る。
目の前が明けると、草原地帯。気持ちの良い笹原を目にして疲れもなんのその。コバイケイソウが一つの塊を作っていた。遠くには沢の音が聞こえる。ナメ滝が白く見え隠れしていた。道が北に変える頃、山ツツジがモミ林をオレンジ色に飾る。
寝釈迦コ-スが合流すると、シロヤシオが待っていてくれた。山ツツジとの
コラボレーション。どちらの色合いも大好きだ。山ツツジの赤ダイダイ色も緑に映える。咲く時期を知っているように。アカヤシオが緑の新芽を出すころ、おごそかに花を開く。シロヤシオは旅人をやさしく向かい入れてくれ、その上品なお面持ちは、こちらまで同化してしまうほどだ。
白樺林の間を抜けると背の高い笹に様変わりする。少し藪深くなり、獣の匂いを感じながら、鞍部地帯をぬけると目指す前袈裟の急登が目に飛び込んできた。針葉樹が増え、いくらか暗がりに感じたころ、日光シャクナゲのトンネル地帯に突入した。この地帯はきっと雪が深いだろうと思う。
その極寒の期を過ごした今、柔らかいいしなやかな枝先に、女性の口紅の様な深紅の灯りを見せていた。
稜線に出ると案の定、風があたる。しかし今日の風は優しいkaze.額の汗を
ひんやりとしたものに変え、燃えた身体をケア-してくれた。
多分赤城の峰々だろうか。身体半分を雲に隠し、上半身を雲の間から
持ち上げていた。目立つ高い山が周りに無いので勝手に赤城と思った。
なだらかな稜線の灌木地帯を10分ほど歩くと、のっぺりとした山頂があった。表版が新しいし、向きをも変えられる。記念の一枚を並んで摂った。
少し北に移動するとシャクナゲが咲き競っていた。間を潜り抜けると後袈裟が見える絶好の展望地があった。
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