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記録ID: 116402
全員に公開
アルパインクライミング
谷川・武尊

谷川岳 一ノ倉沢南稜テラスまで

2011年06月12日(日) [日帰り]
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YAMA555 その他4人
GPS
10:00
距離
7.9km
登り
323m
下り
323m

コースタイム

ロープウェイ駐車場8:00→マチガ沢8:35→一ノ倉沢9:05→ヒョングリの滝取り付き地点9:45→テールリッジ上部11:00→12:00南稜テラス13:00→ヒョングリの滝16:20→一ノ倉沢16:40→ロープウェイ駐車場17:35
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2011年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
谷川岳ロープウェイ駐車場を利用(1日500円)。
トイレ、自販機あります。

今回は一ノ倉沢まで車で入っても良かったです。
コース状況/
危険箇所等
●登山届
南稜テラスは谷川岳の危険地区に該当するため前もって10日前に登山届を提出する必要があります。

●駐車場〜一ノ倉沢出合
約1時間の舗装道を歩きます。新緑は若干過ぎている感もありましたが、セミ?でしょうかの大合唱の中気持ち良く歩けました。一ノ倉沢までは車で入っている観光客も多いようです。一ノ倉沢には駐車場、トイレあります。
駐車場には一ノ倉沢概念図があるので、実物と比較しながら見比べると分かりやすいです。今回は中央P南稜テラスまで登りました。

●一ノ倉沢出合〜ヒョングリの滝
今年はずいぶん残雪が多いようです。雪渓歩きは涼しく快適でした。ここまでは危険地区に該当していないはずなので入っても大丈夫だと思います。一ノ倉沢が大迫力です。

●テールリッジ
取り付きは右側に固定ロープが張られており、登ると一度樹林帯に入りますが踏み後しっかりついています。
樹林を抜けるとそれほど傾斜がきつくない岩場。急斜面の樹林帯と続きます。
テールリッジ上部は固定ロープ有りますが、途中ロープの中身が見えている箇所があり、身を任せるのは怖い感じだったのでなるべく手足を使ってバランスを取ります。濡れていなければ結構摩擦が効くので登山靴でも問題ありませんでした。
最後左側へトラバース気味に登る箇所だけは、ロープを使いました。

●南稜テラス
テールリッジから上部に到着すると衝立岩が大きく立ちはだかります。
南稜テラスには衝立岩左側を巻き、トラバース後、若干登ります。
トラバース時は落石がありそうでちょっと怖かったですが大丈夫でした。
その後の登りは意外に斜度があってホールドが微妙で登るのに時間がかかりましたが、テラス直下は階段状にスタンスがありホッと一息つけました。

南稜テラスは若干斜めに感じながらもテラスと言うだけあって5畳程度の広さは有るでしょう。眼下には一ノ倉沢出合が見えました。
指導センター。
前もって提出していた届書の確認をして出発。
指導センター。
前もって提出していた届書の確認をして出発。
オレンジの箇所に入る時には事前に届出が必要です。
オレンジの箇所に入る時には事前に届出が必要です。
マチガ沢から山頂。
マチガ沢から山頂。
一ノ倉沢に到着。
一ノ倉沢に到着。
一ノ倉沢のマイナスイオン値が記載されています。
リフレッシュ度は特Aだそうです。凄い!
一ノ倉沢のマイナスイオン値が記載されています。
リフレッシュ度は特Aだそうです。凄い!
一ノ倉沢の概念図。
今回はPの南稜テラスまで。
一ノ倉沢の概念図。
今回はPの南稜テラスまで。
今年は残雪が多いようです。
今年は残雪が多いようです。
だんだん一ノ倉沢が間近に迫ってきました。
だんだん一ノ倉沢が間近に迫ってきました。
ヒョングリの滝は残雪に埋まっていて、テールリッジに取り付きやすくなっていました。
ヒョングリの滝は残雪に埋まっていて、テールリッジに取り付きやすくなっていました。
先行者達が軽アイゼンをデポしています。
先行者達が軽アイゼンをデポしています。
テールリッジ上部にむかってザイル張られていました。
テールリッジ上部にむかってザイル張られていました。
ザイルも何箇所が外側がはがれており信用するには心細いためなるべく使わないようにします。
結構、摩擦が効いていました。
ザイルも何箇所が外側がはがれており信用するには心細いためなるべく使わないようにします。
結構、摩擦が効いていました。
衝立岩でしょうか。
衝立岩でしょうか。
何箇所かザイル出しました。
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何箇所かザイル出しました。
衝立岩を巻き気味に登ります。
衝立岩を巻き気味に登ります。
上部はまだまだ残雪有りました。
上部はまだまだ残雪有りました。
滝沢方面。
トラバースして南稜テラスへ最後の登り。
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トラバースして南稜テラスへ最後の登り。
上部には烏帽子岩が見えます。
上部には烏帽子岩が見えます。
なかなかの高度感です。
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なかなかの高度感です。
上の見ると南稜が聳えています。
上の見ると南稜が聳えています。
テールリッジ下山中。
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テールリッジ下山中。
ようやく安心できる場所まで降りてきましたが、上部には雲が降りてきていました。
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ようやく安心できる場所まで降りてきましたが、上部には雲が降りてきていました。
雪渓に下りたときには大分見えなくなっています。
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雪渓に下りたときには大分見えなくなっています。
一ノ倉沢に到着

感想

谷川岳でアルパインルートの入門編である南稜。更に本格的にクライミングになる前の段階の南稜テラスまで初めて登ってみました。

一ノ倉出合から雪渓を登り詰めてテールリッジまで来ると一ノ倉が覆いかぶさるような大迫力に圧倒される。この時期だとヒョングリの滝手前まで入れて、雪崩の危険もないので来てみると面白いと思った。

テールリッジは登りはフィックスロープも何箇所かあり、それほど苦もなく登れてしまう。下山時でも岩は結構摩擦が効いており思った以上に心配はないが、雨が降ったら怖いと思う。

登り始めると一ノ倉の岩壁がどんどん近くなり迫力を増していく。衝立岩直下から見るとほぼ垂壁。衝立岩一体どうやって登るのか・・・。南稜テラスは左側に巻いて登ります。

登っていると上部からガラガラと落石の音が聞こえてきた。砂煙をあげているその姿を見るとクライミングはやっぱり怖い。

テラスにて一息入れていると垂壁に近いところを登攀している人が見えた。世の中には凄い人がいるもんだ。

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コメント

お疲れさまでした!
YAMA555さん、一ノ倉沢南稜の登攀、お疲れさまでした!
私も今週末に挑戦してきま〜す!

天気が持ってくれればいいのですが・・・。
2011/6/14 21:29
頑張ってください!
tayukayuさんはじめまして
初めて谷川アルパインルートを堪能しましたが、南稜テラスから見る一ノ倉沢は大迫力でした。
更に先には私にはとても行けないですね〜。
今週末は馬蹄形縦走予定です。同じく天気が持ってくれることを祈るばかりです。
2011/6/16 22:46
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