大鳥池

2017年06月09日(金) 〜 2017年06月10日(土)

• GPS: --:--
• 距離: 12.4km
• 登り: 561m
• 下り: 559m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:08
• 休憩: 0:07
• 合計: 2:15

6:40 大鳥登山口
7:25 7:25 冷水沢橋
7:43 7:50 七ツ滝沢橋
8:15 8:15 七曲水場
8:55 大鳥小屋(タキタロウ山荘)

2日目

• 山行: 1:55
• 休憩: 0:00
• 合計: 1:55

5:40 大鳥小屋(タキタロウ山荘)
7:30 7:30 大鳥登山口
7:35 ゴール地点

2日目は雨がひどく休憩なしで歩きました。

天候

6/9晴れ時々曇り　6/10早朝は雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

七曲りの最後の斜面に残雪あり。残雪を横切るより、残雪の下側の際を選んだ方が安全です。他、第一水場手前に大きなデブリあり。軽アイゼンはあった方がよいかもしれません。

その他周辺情報

泡滝ダムまで入れました。仮設トイレも設置済み。

写真

泡滝ダム駐車場。平日のため車は4台のみ。

例年スノーブリッジができる場所。実物はV字渓谷を覆う規模のブリッジでかなり迫力があります。

新緑の登山道。歩いていて気持ちがいいです。

この冬の雪による倒木。まだコース未整備です。
翌日の帰りはチェーンソーでカット済みでした。整備ありがとうございます。

第一水場手前のデブリ。

まだまだ厚みがあり、今回はそのままブリッジにのって横切りましたが、年や時期で一旦川岸におりて、水場まで登り返すことも。

冷水沢の吊り橋。

つづいて七ツ滝沢の吊り橋。今年は両吊り橋とも番線で固定されていました。

七ツ滝沢の流れ。とても渡渉できる水量でなく、踏み板なしではこの時期のアプローチは厳しいです。

気持ちいいブナ林。

新緑と七ツ滝沢の流れ。沢が離れてくると七曲りの始まりです。

七ツ滝へのコース分岐。危険なので通行止めになって久しく廃道になっていると思われます。自分も一度も通ったことありません。

七曲りの醍醐味がこの水場。冷たく水量も豊富です。

ひしゃくとSnowPeakのカップ。忘れ物？寄付？

七曲り登りの最後のトラバース部の残雪。30度くらいの斜度に残っていて、表面も固く滑りやすいです。残雪末端（下部）の際を歩くのがコツ。

池手前の残雪。どこを歩いても小屋に着きますが、ガスったときはこの距離でも迷う人がいるとのこと。

新緑と残雪の大鳥池。去年と比べると残雪の量が違います。今年が例年並みです。

きれいです。この中で釣りできるのは最高。でも風が強く、非常に寒かったです。

この日一番の大物。大鳥池のイワナはこのサイズ（30cm）どまりが多いです。

月明りを映す大鳥池。夜は晴れて満月に近い月が見えていたのですが。

翌朝は曇り。このあと下山を開始するころには雨も降ってきました。

雨の日の必需品。ザックカバーと折り畳み傘。大鳥池は稜線を歩かないため風が強くなく、夏の雨の日は折り畳み傘がオススメ。

今日のスノーブリッジ。もやがかかって昨日より迫力あり。

金網がでてくると登山口はもうすぐ。

登山口。まだコース案内の看板も撤去されたままでした。

感想

おっくん

毎年恒例の大鳥池釣行登山。今年はいろいろあって、平日の単独行となりました。

昨年の記録的な小雪に比べると、例年並みの冬だったので、この時期ならではの新緑と残雪、ちょっとの緊張感を満喫することができた。

コース中、ところどころ残雪を踏むが、気を使うのが第一水場の手前のデブリと、七曲り最後の急斜面のトラバース箇所。
第一水場手前のデブリは、残雪の厚さを確認しつつ、すぐにデブリにとりつき、トラバース後に最後5mほど、デブリの縁の泥の斜面を登って第一水場に到着するコースを選択。
七曲り最後の急斜面トラバースは、そのまま残雪を歩こうとすると、30度程度の片斜面で、氷化して滑りやすい箇所もある。下側の残雪が切れているので、そこをトレースするように歩くと、泥で歩きずらいが、雪面で滑るよりは安全であった。
なお、残雪の状態は日々変わるので、現地で自己責任で判断して下さい。不安な方はもうしばらくは軽アイゼンがあった方がよいかもしれません。

大鳥池周辺は、まだ残雪が豊富で水量も多め。東沢までの登山道もところどころ残雪がありました。以東岳狙いの方は管理人さんから東沢渡渉の可否含め、確認してからのコース選択を。また、風が吹くと、周りにまだ残雪があるため寒いです。釣りの方は防寒対策も万全に。

大鳥小屋はこの日から管理人さんも入っていました。宿泊客は3組4名で、初日は天気も良く、平日ということもあって静かな山行（釣行）を満喫することができました。