sea to summit 須磨浦海岸から菊水ルンゼ
- GPS
- 07:36
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 1,395m
- 下り
- 1,129m
コースタイム
- 山行
- 7:03
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 7:33
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
菊水ルンゼは三点確保のスキル必須 読図出来ればなお良し |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
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感想
今週の土曜日も予定が空いたので、1年ぶりに地元ホームマウンテンの六甲山へ。
六甲と言っても登山道は無数にあるし、六甲山でなく六甲山系で見るとさらに候補は広がるが、以前に山友さんが屋久島宮之浦岳に登頂し、海岸までおりてsummit to sea と言っていたのを思い出し、今回はsea to summitを実行すべく須磨浦海岸から摩耶山までのルートを歩くことにした。
まあ、六甲最高峰まであるいて有馬温泉に下りると帰宅が楽という考えもあったが、摩耶山から最高峰までのルートだるいし、当日は暑くなりそうなので早めに切り上げられるルートにした。
始発に乗って1時間半、道すがらに山友さんがレポしていた菊水ルンゼのことを思い出す。
先週八淵の滝に上った際に、菊水ルンゼは面白いところという話を聞いていたので、思い付きで菊水ルンゼに行くことに。
電車の中スマホでヤマレコの資料をあさり菊水ルンゼ確定。
ルンゼを登り切って菊水山まで行けば神戸電鉄の鈴蘭台駅まで遠くないので、本日は摩耶山を切り捨てて菊水ルンゼ(菊水山)をゴールにすることに。
6:24JR須磨浦公園駅に到着、いつもならここから登山スタートだが、今日は反対方向の海岸線に向かう。
地下道をくぐり海釣公園の横の海岸にでる。
ここからsea to summitの始まり〜。
須磨アルプスにはいくつもの山頂があるので、どこの山頂についても一応sea to summitが完成できるが、目指すは菊水山。
まずは一つ目の鉢伏山(248m)、石段が多く急登感がある。多少の汗は出るが今日も風が気持ちよく吹いていて歩きやすい。
二つ目の旗振山(252m)、三つ目の鉄拐山(てっかいざん234m)を過ぎおらが茶屋まではハイキングコース、ここから核心部パート1につながるルート、狭いコンクリート階段を下る標高差60m程度なので300段近くはあると思われる。この
階段を下りきり高倉団地内のアスファルト道路を歩き栂尾山(250m)手前の一直線のコンクリート階段、通称400階段(本当に400段有る!)を一気に登る。決してピッチを上げることなく同じペースで淡々と登る、途中で後ろを振り返れば後続の登山者が下の方に。
階段を登りきるとすぐに4つ目のピーク栂尾山を越える。尾根沿いに歩くと5つ目のピーク横尾山(312m)。
横尾山を過ぎると須磨アルプスの核心部、馬の背に出る。ルートから少し外れて眺めの良い場所に出て写真を撮って本来ルートに戻り、汗を拭こうとポケットに入れたタオルに手を伸ばすとタオルが無い!10分ぐらい前に汗を拭いた時にはあったのに!
このタオルは嫁さんからこれ使ってねと貰った大事なタオル。汗が引っ込んで油汗が出た。いつもなら予備のタオルもあるので無視して進むが、今回はとりあえず探さないと。いまきたルートを少し戻ると木の枝に引っかかっているタオルを発見し回収。
馬の背に向けてリスタート。
馬の背は景観的には面白いコースだが、歩くとそんな大したことはないが、若干ザレているので慎重に進むとあっという間に終わり、横尾の町に下る。この町もアスファルト歩きで意外と堪える。
横尾の町を抜けると次は6個目のピーク高取山(328m)に向かう。登山道の取りつきから30分程度で頂上。荒熊神社、高取神社を過ぎて丸谷の町へ降りる。
数年前にこの辺りを歩いた時の記憶ではコンビニがあったのでそこで冷たいアイスクリームを買って食べるという妄想を描いて歩みを進めたが、コンビニは閉店され福祉用品の店になっていた。
あえなく妄想は打ち砕かれ、とぼとぼと歩みを進め鵯越駅近くの自販機で冷たいスポドリを買って喉をいやす。
駅を越えてハイキングコースを歩き、石井ダムへの分岐へ進む。
ダムはでかい!このダムを超えるためには垂直とも思える階段を上らねばならないが、ダムの一番上ははるか彼方。何段有るんやろ?
400階段よりましやろ〜と思い階段を上ると310段有った!
今日は全部で階段なんぼ程上り下りするんやろと思ったのはここだけの話。
石井ダム沿いに歩くと菊水ルンゼと思わしき岩ルートがみえる。
スマホでルート確認しようとすれば圏外!!
時々アンテナ1本立つ程度、下調べもせず、山と高原地図だけ持ってきたから菊水ルンゼへトラバース取りつきがわからん!
ダム沿いを歩きながら電波状況のちょっとましなところでヤマレコを検索して取り付きの写真を確認してルンゼへのトラバースを進む。
ルンゼの取りつきも確認しルンゼを上る。岩岩ルートの始まり。一昨日の雨で多少水はあるものの先週の八淵の滝の事を思えばそんなに厳しくないルートではあるが、気を緩めることはできない。
初見のルートを一人でしかも事前の下調べもせず、当然ルート図やGPSデータもなく歩くのは非常に不安であるが、登りつめれば稜線に出ることができるのでちょっと気は楽。
ヤマレコの記憶では展望のよい「展望岩」があったはずだが場所が分からないので諦めて進む。
岩を過ぎると完全に藪漕ぎ状態。
あとからGPSログを見直すと近くに登山道があったのに稜線にあがることに気を取られて、菊水山頂上近くまでほぼ藪漕ぎ。
一種の道迷いではあるが、地形図を見ながら頂上向けて歩いているのでバリエーションルートを歩いた事にしておこう。
そして本日7個目で最後のピーク菊水山(458m)に立つ。とても眺めが良い。今日の最初のピーク鉢伏山まで見える。
ここで休憩を取って、あとは鈴蘭台駅に降りてゴール。
登山は計画が大事ということを改めて痛感。
ちなみに高原地図に記載されている菊水ルンゼの位置は間違っているので要注意!
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