岩手山（七滝→焼走り）

2017年06月18日(日) [日帰り]

• GPS: 10:06
• 距離: 19.7km
• 登り: 1,556m
• 下り: 1,532m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:24
• 休憩: 1:43
• 合計: 10:07

距離 19.7km 登り 1,556m 下り 1,533m

5:13 スタート地点
5:27 5:31 岩手山七滝登山口
6:05 6:15 七滝
6:38 6:43 一服峠
7:55 8:05 大地獄分岐
8:25 御花畑分岐
8:35 御釜湖
8:40 8:45 御苗代湖
8:50 御花畑分岐
10:22 10:51 不動平
11:40 12:00 岩手山
12:29 12:40 平笠不動避難小屋
13:24 13:30 ツルハシ
13:59 14:01 第１噴出口跡
14:06 14:07 第２噴出口跡
15:20 岩手山焼走り登山口

前半は快調なペースでどんどん進む。
御花畑から不動平までが残雪で歩きづらく、またシャリバテ気味でペースダウン。
その後はゆっくりめで、自分を励ましながらようよう下山。

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー 自家用車

コース状況／危険箇所等

七滝コースの大地獄谷は噴気があり、注意。
渡渉ポイントは、天気が良ければ特に問題ないが、増水時は危険か。

その他周辺情報

八幡平温泉郷の森乃湯は単純硫黄泉の源泉掛け流しで、岩手山も望める。

写真

6/18 5:31

登山口。不動平まで、下山してきた方一人以外、誰も会わない静かなコース。

6/18 5:34

静かな林の中を行く。

6/18 5:48

6/18 6:00

林道脇のタニウツギ

6/18 6:18

30分ほどで着く、七滝。見えるだけで二段あり、轟音を立てて流れ落ちる、素晴らしい滝。これだけでも見応えあり。谷間で降りられる。

6/18 6:23

6/18 6:41

一服峠。ベンチが嬉しい。

6/18 7:07

左俣沢に架かる橋をわたる。

6/18 7:14

森がだんだん明るくなり、頭上に黒倉山が見えてくる。

6/18 7:17

湯ノ華採取場跡。そこら中から白い硫黄が染み出してくる。

6/18 7:19

小沢を渡るが、急で滑りやすいので要注意。落ちた橋に気を取られずに、沢に沿って左に直上するのが正解。

6/18 7:24

6/18 7:32

ムラサキヤシオ

6/18 7:34

地獄が近くなってきたのに、空も明るく、心も軽くなるのはなぜ？

6/18 7:35

6/18 7:36

ウラジロヨウラク

6/18 7:40

大地獄谷。至る所に噴気孔があり、硫黄の香りが漂う。

6/18 7:42

この沢、温かい。足湯ならできます。

6/18 7:43

大地獄谷の荒涼とした風景を眺めて進む。

6/18 7:46

登山道脇の噴気孔。風が流れていれば大丈夫。

6/18 7:51

イワカガミ

6/18 7:52

6/18 8:06

大地獄谷分岐から先は、谷に沿って回り込むように進む。

6/18 8:23

谷筋にはまだところどころ雪。

6/18 8:28

元気が出るじゃないか！

6/18 8:31

でもお花はまだない〜。
八ツ目分湿原にでると、岩手山本峰が大きい。七滝から来ると、岩手山の本峰は、あくまで大きな火山体の東端の一部だとわかる。

6/18 8:37

八ツ目分湿原の分岐からわずかで、御釜湖。噴火口らしく、青々と水をたたえる。

6/18 8:42

さらに奥へ、御苗代湖。こんな奥に、静かで広い池があるのが驚き。癒される。

6/18 8:41

ナニ蛙だろう。水辺にいっぱい集まって、カワズ合戦中なり。お邪魔しました。

6/18 9:23

シラネアオイの大群落。

6/18 9:43

春の息吹。

6/18 9:54

登山道は所々完全に雪の中。雪も緩くなっており、なかなか前に進めない。

6/18 10:11

不動平までかなり時間を要し、ややバテ気味。鬼ヶ城の麓にある奇岩、千俵岩。一列に岩の壁ができてる。

6/18 10:55

不動様

6/18 10:58

不動平から仰ぐ、岩手山の火口丘

6/18 11:15

お鉢到着。広い円周の中に、火口有り、中央火口丘の妙高岳あり、変化に富んだ地形。

6/18 11:19

お鉢を行く。

6/18 11:22

東方面を見下ろす。高度感がすごいね。

6/18 11:23

懐かしの早池峰遠望。

6/18 11:27

妙高岳、奥に最高地点の薬師岳。

6/18 12:01

山頂。疲れましたが、これで55座目／深田百名山。

6/18 12:04

登路を振り返れば、西岩手火山の核心部を抜けるルートであったことがよくわかる。御釜湖と御苗代湖はその噴火口。

6/18 12:13

秋田駒ヶ岳の雄姿

6/18 13:07

サンカヨウ

6/18 13:40

ツルハシ分れに至る下山路。下界の景色が気持ちいい。

6/18 13:44

コマクサも咲き始めた。

6/18 14:02

山腹に盛り上がった第一噴出口は、展望台としても最適。

6/18 14:09

第二噴出口は木々の中。

6/18 15:10

傾斜が緩やかになると、右側に溶岩流の堆積を感じながら歩く。

6/18 15:16

もう終盤。

6/18 15:18

ギンリョウソウ（銀竜草）。別名ユウレイタケ

6/18 15:25

いやー、疲れた。

撮影機器：

Canon EOS Kiss Digital X Canon

装備

備考

アイゼンはなくても、ストックがあれば大丈夫。

感想

げん

どのコースから登ろうか、さんざん迷ったあげく、宿から近い七滝コースを登路に、溶岩流を見たかった焼走りコースを下山路に決めた（タクシー移動）。
これが大正解。
七滝コースは、立派な滝あり、噴気孔あり、山上湖あり、湿原に雪道ありと、変化に富んだ火山らしいコースを堪能できた。盛岡方面からみる端正な三角錐とは違う、生きている岩手山を歩き尽くした感あり。
頂上部のお鉢巡りとそこからの風景は、ここまできた者へのご褒美。快晴でよかった〜
下りも、雄大な景色を長めながらで、気持ちよく歩ける。
下山後は麓の硫黄泉が心地よい。ほのかな硫黄の香に包まれて、帰路へ。