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Yamareco

記録ID: 1179860
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ハイキング
道東・知床

斜里岳 渡渉と沢登り、爽快な尾根歩き

2017年06月24日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
9.9km
登り
1,032m
下り
1,034m

コースタイム

日帰り
山行
8:29
休憩
0:41
合計
9:10
4:20
15
清岳荘
4:35
4:35
10
林道終点
4:45
4:45
45
最初の渡渉地点
5:30
5:30
120
下二股分岐
7:30
7:30
30
上二股分岐
8:00
8:00
12
胸突き八丁
8:12
8:20
10
ウマノセ
8:30
8:33
7
斜里岳神社前
8:40
9:00
17
斜里岳山頂
9:17
9:17
43
ウマノセ
10:00
10:00
55
上二股
10:55
11:05
65
熊見峠
12:10
12:10
60
下二股
13:10
13:10
20
林道終点
13:30
ゴール地点
北海道は気圧の谷に入ったり、小さな低気圧があったりで、天候不順でした。
快晴なら、昨年山頂でガスに覆われた羅臼岳に登り国後島を眺めたかったのですが、生憎知床半島は霧とガスの中。天気予報とにらめっこしつつ、午前中なら雨降る前に登れそうな斜里岳を先に登ることにしました。

斜里岳は距離も短く標高も高くないし、レコもあっさりしたものが多いので、もっと簡単に登れると思っていました。
雪解けの為か水量が多い気がしたにせよ、序盤の渡渉回数が思っていたよりも多かったし、自分が今迄登った山の一般登山道の中では一番の渡渉と沢登りでした。
雨予報でこれ以上水量が増えると渡渉出来るかなと帰りのことが不安だった。

斜里岳様、甘く考えていてごめんなさい。

でも大自然のリアルアスレチックマウンテンという感じで、展望も素晴らしく、とても爽快で楽しい山行となりました。
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2017年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 飛行機
23日 AirDo7:45羽田発 雄阿寒岳
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1179831.html
24日 斜里岳

昨年 羅臼岳
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-902840.html
コース状況/
危険箇所等
普段の水量は知りませんが、雪解けのためか水量が多いと思いました。結構、水量と瀑音があります。

沢や滝の岩や石は滑りにくいので、注意は怠れませんが、滑落する心配はあまりなかった。

上部に雪渓が残っていたもののアイゼンは不要
その他周辺情報 道の駅 パパスパさっつる
日帰り温泉、食事もできる。去年からお世話になっております。
道の駅 パパスパさっつるで車中泊
3
道の駅 パパスパさっつるで車中泊
朝3時半ごろ
もう夜が明け始める
2
朝3時半ごろ
もう夜が明け始める
斜里岳の美しい三角の山容がはっきりと見えた
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斜里岳の美しい三角の山容がはっきりと見えた
正午ごろは雨予報だったので、少しでも早めに登ろうと急いで清岳荘に到着
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正午ごろは雨予報だったので、少しでも早めに登ろうと急いで清岳荘に到着
道中の無事を祈念する
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道中の無事を祈念する
登山届を出す
この日の一番乗りのようです
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登山届を出す
この日の一番乗りのようです
斜里岳へ登山開始
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斜里岳へ登山開始
林道終点が近づく
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林道終点が近づく
林道を15分ほど歩くと登山道へ
林道を15分ほど歩くと登山道へ
このあたりの山ではヒグマが心配
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このあたりの山ではヒグマが心配
登山道に入って10分ほど歩くと最初の渡渉地点
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登山道に入って10分ほど歩くと最初の渡渉地点
川に沿って歩きながら
川に沿って歩きながら
渡渉を繰り返す
岩場をトラバースしつつ
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岩場をトラバースしつつ
また渡渉を繰り返す
2
また渡渉を繰り返す
雪解けのせいか
結構、水量が多いと思います
雪解けのせいか
結構、水量が多いと思います
山頂かな?
沢登りからは見えないのでした。
山頂かな?
沢登りからは見えないのでした。
下二股に着きました
ここは旧道と新道の分岐
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下二股に着きました
ここは旧道と新道の分岐
旧道の沢登りコースへ
旧道の沢登りコースへ
水蓮の滝
しばらく行くと次の滝が見える
しばらく行くと次の滝が見える
羽衣の滝
沢沿いに登り
岩を越えて行く
時には滑らかな滝の中に足を突っ込んで登る
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時には滑らかな滝の中に足を突っ込んで登る
見下ろせば斜里方面の街並みが見える
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見下ろせば斜里方面の街並みが見える
少し大きな滝が見えた
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少し大きな滝が見えた
方丈の滝
見た目ほどツルツルではなかったけど要注意
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見た目ほどツルツルではなかったけど要注意
大小の滝が次々と現れて
1
大小の滝が次々と現れて
そのすぐ側を登って行く
そのすぐ側を登って行く
時に滝の中をジャブジャブと
時に滝の中をジャブジャブと
見晴の滝
見晴の滝
見晴の滝
七重の滝
七重の滝
七重の滝
竜神の滝 
写真あった
竜神の滝 
写真あった
標識見落としたけど、霊華の滝
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標識見落としたけど、霊華の滝
滑らない感じなので、思い切って登る
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滑らない感じなので、思い切って登る
ここを登り切れば
ここを登り切れば
ナメ滝状に
ナメ滝をジャブジャブと登って行く
ナメ滝をジャブジャブと登って行く
水量が徐々に少なく
水量が徐々に少なく
滑りにくいので良かった
滑りにくいので良かった
ジャブジャブと
水量がだいぶなくなってきました
水量がだいぶなくなってきました
もうこの辺りで滝行は終わり
もうこの辺りで滝行は終わり
上二股に着きました
上二股に着きました
携帯トイレブースが設置されている
携帯トイレブースが設置されている
山頂部がだいぶ近づいてきた
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山頂部がだいぶ近づいてきた
上部に雪渓が残っていました
ノーアイゼンで大丈夫
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上部に雪渓が残っていました
ノーアイゼンで大丈夫
胸突き八丁
ここが正念場
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胸突き八丁
ここが正念場
ここの斜度が急で、先行者がいなかったので苦労した
ここの斜度が急で、先行者がいなかったので苦労した
こちらは南斜里岳
こちらは南斜里岳
ウマノセに辿り着きました
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ウマノセに辿り着きました
海別岳が目の前に現れる
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海別岳が目の前に現れる
頂上は左
南斜里岳、登山道はあるように見えたけど
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南斜里岳、登山道はあるように見えたけど
三角のピークが連なってカッコいい感じ
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三角のピークが連なってカッコいい感じ
登って来た斜面がカール上で良い景色だった
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登って来た斜面がカール上で良い景色だった
ようやく山頂部が見えてきました
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ようやく山頂部が見えてきました
雨も降らなかった
テンションアップ
雨も降らなかった
テンションアップ
斜里岳神社にお参り
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斜里岳神社にお参り
斜里岳の山頂
斜里岳 1,547mに登頂です
4
斜里岳 1,547mに登頂です
記念撮影
来た道、南斜里方面
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来た道、南斜里方面
道東の山は独特の雰囲気がある
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道東の山は独特の雰囲気がある
名を知らぬ山々もタダモノではない感じがする
名を知らぬ山々もタダモノではない感じがする
海別岳の向こう、知床は曇って見えず
海別岳の向こう、知床は曇って見えず
眺望を楽しめて良かった。
大満足で下山開始
眺望を楽しめて良かった。
大満足で下山開始
カムイ様、ありがとう
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カムイ様、ありがとう
チングルマ
ウマノセ
あのピークのコブ・・・
ウマノセ
あのピークのコブ・・・
転げ落ちそうなんですが・・
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転げ落ちそうなんですが・・
ウマノセから上二股で
3組ほどの登山者とすれ違い
ウマノセから上二股で
3組ほどの登山者とすれ違い
帰りは新道へ
新道は斜里岳の山頂部がよく見渡せる
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新道は斜里岳の山頂部がよく見渡せる
山頂に人がいるのもよく見えた
山頂に人がいるのもよく見えた
斜里岳の山頂部がよくわかる
斜里岳の山頂部がよくわかる
斜里岳から南斜里岳
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斜里岳から南斜里岳
こっちから登っても楽しいだろうなぁ
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こっちから登っても楽しいだろうなぁ
行く手も爽快な尾根歩き
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行く手も爽快な尾根歩き
清里方面も見渡せる
清里方面も見渡せる
少しずつ山頂が遠のいていく
少しずつ山頂が遠のいていく
いろんな角度から楽しめる
いろんな角度から楽しめる
斜里岳から南斜里岳のパノラマ
斜里岳から南斜里岳のパノラマ
熊見峠で少し休憩
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熊見峠で少し休憩
ここから急登を下ります
1
ここから急登を下ります
なかなか大変
下二股で急登の下りは終わる
1
下二股で急登の下りは終わる
まだ渡渉が待っている
まだ渡渉が待っている
足を軽く置くと持っていかれる感じ
足を軽く置くと持っていかれる感じ
少しだけ水量が増えた?
少しだけ水量が増えた?
でも大丈夫ですけどね
でも大丈夫ですけどね
少しだけ増水してたけど
少しだけ増水してたけど
無事に渡渉できてよかった
無事に渡渉できてよかった
林道に出た
約1kmの林道を歩く
約1kmの林道を歩く
清岳荘についた
ゴール
1
清岳荘についた
ゴール
21号道路付近から
1
21号道路付近から
シャリはカッコいい
2
シャリはカッコいい
清岳荘で購入した山バッジ
2
清岳荘で購入した山バッジ
清岳荘で購入した山バッジ
1
清岳荘で購入した山バッジ

感想

昨年も斜里、阿寒、羅臼の三座登頂を目指して北海道にきたものの、天候不良により登頂出来たのは羅臼岳の一座のみだった。

昨年の斜里岳は遠くから眺めるのみで、時折現れる山容は裾野の広い優雅で気品のある立ち姿の、美しい三角形の山容が印象に強く残った。
来年こそ、必ず登りたいとの思いを強くし、待ちに待った1年だった。

今年も天候は良くなかった。
高気圧に挟まれた小さな低気圧と南の梅雨前線のせいで、天候不安であったので、直前まで天気予報と睨めっこしていました。
昨年のように一日中雨続きではなく、予報が良い方に外れ晴れ間も見せていました。

予報は正午過ぎから夕方にかけて雨。登れるとすれば早朝から午前中。
午前中なら雨に降られる前に登れると判断し、早朝より登り始めました。
結果、天気は崩れずに保ってくれたので本当にラッキーだった。


斜里岳はなかなか手強かった。
雪解けのためか思のほか水量が多く、瀑音も大きく感じられた。
また、午後から天気が崩れる予報であったので、雨が降ってさらに増水したら帰りの渡渉が大変になると心配しながらの登山でした。

頂上部では海別岳がよく見えた。その向こうには知床連山、羅臼岳。
清里方面には、おそらく雄阿寒であろうポッコリした山も見えた。
南の釧路方面には名を知らぬ山々が鎮座していて、斜里岳の展望を楽しむことができた。

斜里岳の山頂部を少し降りたところにある祠で斜里のカムイに感謝をささげ下山の途につきました。

帰り道、上二俣からは新道へ進んだ。
旧道の沢登りに対し、新道は好展望で気持ちいい尾根歩きが楽しめました。
上二俣から熊見峠までの尾根道は旧道では見ることのできなかった斜里の山容がよく見えた。頂上部から南斜里に至るいくつもの峰々がぐるりと見渡せた。

登り終えてみると渡渉あり沢登りあり、胸突き八丁の急登あり、好展望ありの大自然のリアルアスレチックで、とても楽しい山でした。

眺めてカッコ良く、登って楽しいこの山がとても好きになりました。





















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3/5
体力レベル
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