梅雨の西穂高岳


天候 | 曇りのち雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
コース状況/ 危険箇所等 |
西穂ロープウェイは運休中。上高地からの道は危険箇所はないが、樹林帯には残雪あり。チェーンアイゼンがあると下りが快適。 |
その他周辺情報 | 沢渡のペンションしるふれいで入浴 |
写真
感想
2週間前に引き続き、福田企画の登山に出かける。西穂高岳である。
しばらく梅雨晴れが続いていたが、予想通り前線があがってきて雨予報となっている。
松本駅で福田ガイドと合流。今日のゲストは女性2人を入れて3人とのこと。
西穂高ロープウェイが点検のため運休となり、急きょ上高地からの入山となる。
沢渡からのバスを帝国ホテル前で下車。
田代橋からはまだ穂高連峰が見えているが、今日はまだしも、翌日は雨の中の登山と覚悟を決めた。
登山口で女性陣と合流して登り始める。しばらくは緩やかに行くが、段々と急登になる。
樹林帯で展望もきかず、もくもくと登るだけだが、やはり女性たちは話が好きで、おしゃべりしながらよく登れるものだと感心することしきりだ。
ジグザグに登っていくと一度緩やかになり残雪が出てくる。
僕は岩場用にアプローチシューズを履いているので、雪道は厳しい。登りはともかく、下りは持ってきたチェーンアイゼンを履くようである。
背後の霞沢岳が大きくなれば西穂山荘である。
天気が悪いし、ロープウェイも運休なので、宿泊者は10人くらい。1部屋を占拠してゆっくり休む。夕食は山賊焼き。話をしながら酒を飲み就寝。
翌朝はやはり雨が降っていたが、雲が切れてきそうとのことで、少し時間をずらして登り始める。
僕は西穂高岳は2回目で、前回は西穂高沢を直登だったので、山稜の岩峰を上り下りするのは初めてだ。
小屋から一登りで西穂丸山。周囲はガスで見晴らしは全く効かない。晴れていれば最高の稜線なのだろうが、今はひたすら登って独標、ピラミッドピークと進む。
岩峰は全部で12あるそうで、乗り越えたり巻いたりして進む。女性陣は一応ロープで確保するが、僕はなしでいく。
ところどころに高山植物が咲き始めているが、まだ数は少ない。西穂高岳の山頂についてもガスは取れず、風もそこそこあるので、ちょっと休んで下山する。
山荘までは雨はなく、ガスがまとわりつく状況であったが、山荘で西穂ラーメンを食べて下山する頃にはまた降り始めた。
登りで顔にまとわりついてうるさかった小虫も、雨の中ではそれほど来ず、雨の中をひたすら下って上高地に降りる。
帰りは沢渡のペンションしるふれいで一浴し、松本から帰宅。
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