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Yamareco

記録ID: 1187411
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八幡平・岩手山・秋田駒

裏岩手縦走路(岩手山〜八幡平)

2014年09月07日(日) 〜 2014年09月08日(月)
情報量の目安: S
都道府県 岩手県 秋田県
 - 拍手
GPS
32:00
距離
32.4km
登り
2,799m
下り
1,898m

コースタイム

1日目
山行
9:38
休憩
1:22
合計
11:00
5:20
5:25
21
6:41
59
7:40
7:48
36
8:24
32
8:56
9:10
20
9:30
115
11:25
11:40
20
12:00
12:10
25
12:35
12:40
55
13:35
13:55
75
15:10
15:15
25
2日目
山行
6:23
休憩
0:29
合計
6:52
5:05
35
5:40
5:50
22
6:12
33
6:45
6:50
60
7:50
28
8:18
8:28
36
9:04
40
9:44
22
10:06
32
10:38
10:42
46
11:28
7
11:35
5
11:40
17
9/6:自宅→盛岡駅→滝沢駅→(タクシー)→馬返しキャンプ場
9/8:八幡平→(バス)→おらほの温泉→(バス)→盛岡駅→自宅
天候 9/7:晴れのち曇り一時雨、9/8:晴れのち曇り一時雨
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
滝沢駅から馬返しキャンプ場まではタクシー利用。
八幡平から盛岡まではバス利用
コース状況/
危険箇所等
岩手山山頂付近はザレ場のため歩きにくい。
姥倉山の地熱地帯はやけど注意。
その他周辺情報 滝沢駅前にコンビニ有り、食糧不足分を調達した。
下山後の温泉は「おらほの温泉」。岩手山が間近に見れる温泉施設。
馬返からの岩手山
馬返からの岩手山
朝から嫌な空模様
朝から嫌な空模様
岩手山山頂付近は晴れている
岩手山山頂付近は晴れている
真っ赤な溶岩の斜面
真っ赤な溶岩の斜面
メルヘンチックな避難小屋
メルヘンチックな避難小屋
山頂まであと少し
山頂まであと少し
山頂
可愛らしい花の絵がかかれている
山頂
可愛らしい花の絵がかかれている
下ったら晴れてきた
下ったら晴れてきた
不動平の巨岩
鬼ヶ城の稜線を下る
鬼ヶ城の稜線を下る
豚足のような岩
岩を乗り越えていく
岩を乗り越えていく
こんな感じの稜線が続く
こんな感じの稜線が続く
姥倉山・黒倉山が近づいてきた
姥倉山・黒倉山が近づいてきた
黒倉山はガスってて何も見えない
黒倉山はガスってて何も見えない
黒倉山の下り
草が生えない地熱地帯
触ると熱い
草が生えない地熱地帯
触ると熱い
網張元湯
先はまだ長い
大松倉山
やっとついた三ッ石山荘
やっとついた三ッ石山荘
三ッ石湿原の紅葉
三ッ石湿原の紅葉
リンドウ
岩手山からの日の出
岩手山からの日の出
三ッ石山山頂
三ッ石山からの景色
三ッ石山からの景色
この感じが好き
大雪山のような風景
この感じが好き
大雪山のような風景
紅葉が綺麗
小畚山付近の稜線
小畚山付近の稜線
大深岳は大きな山
大深岳は大きな山
大深岳の登り
八幡平までの稜線
八幡平までの稜線
嶮岨森の鏡沼
嶮岨森付近にて
諸檜岳の沼
諸檜岳の沼
諸檜岳山頂付近
諸檜岳と畚岳の鞍部にある沼
諸檜岳と畚岳の鞍部にある沼
八幡平への道路が見える
八幡平への道路が見える
もっこり畚岳
最後は道路を歩いて八幡平のバス停へ
最後は道路を歩いて八幡平のバス停へ

装備

個人装備
Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ

感想

9/6
タクシーで馬返しキャンプ場につくと、そこには珍しいアイスクリーム売りの婆さんがいた。登山道に入ると、すぐに炊事場があり、草の斜面の上の方には廃墟っぽい山小屋とトイレ、東屋、鬼又清水の水場があった。管理人はいないが、無料ということなので、勝手にテントを張った。テントを張っているのは自分だけだった。夕方になっても登山客がぞろぞろ下りてきて、ある登山客は、余りの行動食をくれた。夜九時くらいに下山してくる登山客もいた。

9/7
朝、まだ暗い中をヘッドライトを頼りに出発。やがて日の出の時刻になり明るくなるが曇っていて日差しはなし。しかし、登っていくと次第に晴れてきて空が青くなった。山頂手前の八合目避難小屋は多くの登山客で賑わっていた。小屋には水場もあり、水が豊富に出ていた。山頂へは小屋に荷物をおいてピストンした。山頂についたときにはガスと強風に見舞われてのんびり景色を楽しむことはできなかったが、小屋に戻ると再び山頂部が晴れてきた。タイミングが悪かった。
岩手山西側の鬼ヶ岩の稜線はアップダウンや岩場が有ってなかなかしんどかった。やがて黒倉山まで来ると天気が悪化して完全にガスに覆われた。黒倉山山頂北側は崖になっていてシューっと激しい噴気の音がしていた。黒倉山の隣の姥倉山は草原の山だが、ちょうど登山道の所は地熱が高く、草が生えずに土と岩の斜面になっていた。時間の関係から姥倉山の山頂へは行かなかった。姥倉山から樹林帯をすすむと犬倉山。山頂部は平坦で周回路があり、見晴もよく、下には網張元湯の噴気、遠くには本日最後の山・大松倉山が見えた。犬倉山を下り、なだらかな小ピークを二つ超えると大松倉山。犬倉から見た時は遠そうに見えたけが案外あっという間だった。草原状の山で高山植物が豊富。最後、笹の斜面を下ると三ッ石山荘で、到着と同時にザーッと雨が降り出してきた。山荘には3人が泊まったが、うち一人は学生で、昼に八幡平を出発してきたらしく、丁度私と逆のコースを歩くようだった。小屋から数分歩いたところには水場があり、出ていたのはちょろちょろだが、バケツに貯められていたので十分量は確保できた。

9/8
朝は日の出前に出発。笹の斜面を登り三ッ石山に登った。山頂手前で日の出となり、ちょっと雲をかぶった岩手山の、その丁度真上から日が昇った。
三ッ石山は平らな高原の中の小さな岩山。広大な高原を進んで、三ッ沼、小ピークを過ぎ、ハイマツ帯を歩いて行くと、小畚山。そして大きな谷を下って笹の斜面を登ると大深山。大深山は源太ヶ岳と一体の大きな台地上の山で、山頂を過ぎて少し下ったところに、大深山荘がある。付近には湿原が有るが今回は立ち寄っていない。
大深山からは、嶮岨森、前諸桧、諸桧岳、畚岳、八幡平と山稜が続く。嶮岨森は、日本アルプスの稜線みたいな雰囲気の山。前諸桧と諸桧岳はなだらかな台地状のピークで、その間にはいくつかの沼が有る。一番大きな石沼は、その名の通り沼の中に石というか岩が散乱している。畚岳は縦走路からちょっと外れたもっこりした山。雨も降り出し、ガスに覆われていたので何も見えなかったが、晴れていれば岩手山から歩いてきた稜線を見渡すことが出来ただろう。とりあえず山頂を踏んで下山。最後は八幡平に登って締めたかったが、バスの時間の関係でできなかった。

裏岩手縦走路は以前から興味があった縦走路だ。情報が少ないのでどんなものかは殆ど知らなかったが、今回実際に歩いてみて一番に感じたのは、思ったより長く、アップダウンもあり、かなり歩きがいのある縦走路だということ。そして樹林帯、草原、湿地、ハイマツ帯、火山地形と、かなり豊富な地形・景色を楽しむことが出来るこの縦走路は、日本アルプスのメジャールートにも負けないくらい素晴らしい縦走路だと思う。次は初夏の晴れた日にでも、また歩いてみたい。

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ハイキング 八幡平・岩手山・秋田駒 [日帰り]
岩手山(網張から馬返し)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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