刈田岳〜熊野岳〜地蔵山〜三宝荒神山(縦走往復)・かもしか温泉 蔵王周辺の山巡り3日目


- GPS
- 07:05
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 791m
- 下り
- 795m
コースタイム
- 山行
- 3:15
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 3:25
08:45賽の磧駐車場
09:00舗装道終点
09:30渡渉(橋あり)
10:05ロバの耳コース分岐
10:10羚羊温泉跡10:20
10:35カモシカ温泉10:55
11:05羚羊温泉跡
12:05舗装道終点12:10
12:25賽の磧駐車場
歩行時間3時間15分
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
昨日は、今回のメインの目的の屏風岳縦走往復を無事成し遂げ、
蔵王周遊の旅の三日目は、本当に久しぶりに、
熊野岳から地蔵山まで縦走し、往復する計画です。
記録を調べると、コマクサの花が今見頃らしく
ここにコマクサが咲くとは全然知らなかった自分にとっては、
思わぬ予想外の楽しみでした。
早朝のレストハウス周辺は、全く人影もなく静まり返っています。
雲がやや多目に空を覆い、晴れると良いなと思いながら歩行開始。
でも、どうも雲行きがおもわしくなく、
晴れて来るどころか、雲が空をどんどん覆い隠す始末で
期待して来たお釜の湖水の色も冴えずに、ちょっとがっかり。
今回、未踏のコースは、熊野岳の三角点から始まります。
大岩に付けられた白ペンキの丸印が目印の緩やかに下り。
あまり歩かれていないのか、踏み跡がやや不明瞭でしたが、
目印があり、視界もあり、心配ありません。
広い尾根に下ると、以後石積みの登山道が整備されており
地蔵山山頂周辺は木道が整備され、歩き易くなっています。
モンスターを見に来て、物凄いブリザードに阻まれ
地蔵山に登れなかった日が懐かしく思い出されます。
ついでに、日本の山1000に選ばれている三宝荒神山に寄ってみました。
花盛りのシャクナゲを見ながらゆっくり歩いても
周回に20分とはかからず、ロー王ウェイ山頂駅から外に出ると
すぐ目の前が登山口なので、散歩にお薦めの山です。
駐車場に戻り、かもしか温泉に向かうべく、賽ノ磧駐車場へ。
蔵王古道入口と書かれた標識が、「かもしか温泉」の入口です。
ほぼ直線の舗装道路が谷に突き当たると行止り。
左折して登山道に入ると、殆ど籔が刈られていず、すぐにびしょ濡れ。
この道は以前の登山道だったので、藪の下には踏み跡が明瞭ですが
生い茂る草の勢いに足元が見えず、おそるおそる進みます。
三箇所ある渡渉の最初は、川幅が広く流れが激しく
しかも鉄パイプを継ぎ足して架けた、足をかける場所も少ない橋。
川に落ちたら急流に流されそうな危険もあり、かなり慎重に通過。
他の二箇所に比べ、この渡渉が一番大変でした。
草に埋もれかけた分岐標識付近から、背の伸びたイタドリの籔が酷くなり
踏み跡も草に覆われ、わかりにくくなりました。
温泉の噴煙の出ている崖下に向かう渡渉地点までが
迷いやすく、最難関かと思いました。ご注意ください。
ブルーシートで作られていた風呂は流されて跡片もなく
石で僅かに囲われた泥湯で、ちょっぴり音泉気分を味わいました。
でも、噴煙の吹きあがる温泉から流れ出るお湯は正真正銘の生温泉!
まさに究極の温泉を体験し、大満足です。
究極の秘湯を体験し、帰る道も決して楽ではありませんでしたが
ワイルドな冒険を為し終えた満足感で、達成感に満たされていました。
目まぐるしく変わる天気も、今日は雷雨もなく静かに暮れ
刈田峠避難小屋で、穏やかな眠りに就きました。
明日は最終日、瀧山に登り、帰途に着きます。
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