御在所岳の岩場
三重県
saito1987
その他1人 - GPS
- 56:00
- 距離
- 5.4km
- 登り
- 961m
- 下り
- 965m
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標高グラフを拡大| 天候 | 7/15：曇りのち晴れ 蒸す 7/16：晴れ さわやか 夕方近く雨 7/17：明け方近く雷雨 曇り 蒸す |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年07月の天気図 |
| アクセス |
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感想
7/15 裏道登山道を経由し藤内小屋へ荷物を置いたあと御在所岳北面の藤内壁へ。
一の壁：ダイレクトルートの横にある7ルート（5.10a）を2回、右ルート（�后法▲謄鵐�ォータ（5.10a）を登りこむ。粗目の花崗岩スラブは、一見のっぺりした一枚岩にみえても、粘って探れば細かいカチが意外に見出され、何となく登れてしまうのが楽しい。横で大和撫子2人連れの外人が上半身裸で登っていた。
7/16 前尾根へ。
出だしのP7は「蛇の皮（5.9）」のクラックへ。前尾根は初級者連れの人気ルートだそうで、わざと難しいルートに取り付いている我々はどんどん易しいルートから追い抜かれていく。何も考えずに持ってきたギア類の重さに辟易し、あすは軽量化しようと反省。P6は迷わずクラックルート（5.9）へ。抜け口のチムニ−は内部に突っ込み蠕動運動にいそしんだ。P5は藤内沢側へ回り込みA0ルート。高度感がすごい。P4も藤内沢側へ。「すべり台」ルートでレイバック駆使。最後に顕著なP2「ヤグラ」を登って終了。懸垂下降の際にロープを投げたら、遠くから見ていたガイド風の老人に怒鳴られた。この岩場は俺のテリトリーだと言わんばかりの態度にイラッとくる。P2手前から北沢への踏み跡を使って下りた。
7/17 中尾根へ。
取付きまでが核心だった。はじめ藤内沢から行くも源頭近くまで追いやられ、戻って一の壁からトラバースするも、取付きが分からず右往左往しているうちに後続の若者3人組に先導してもらう。さらにもう1パーティに先行してもらったあと、しんがりでのんびり登る。昨日もそうだったが、混んでる岩場は中間に挟まれるのが一番キツい。朝までの雨でほとんどのクラックが濡れていたが、ノーマルルートならば問題なし。P4、P3ツルムを越え、コルへ懸垂。P2への出だしは岩盤の崩落でアブミが必要とされたが、シュリンゲで何とかクリアー。最後のP1へのルートはカットしたが、長大チムニーでデカキャメが必要そうだった。中尾根の下降はツルムのコルから1ルンゼ右股側へ25mの懸垂で降りる。
全ての予定を終え、お世話になった藤内小屋へ多少傷んだザイルを寄付して帰途につく。
1日の終わり、木陰で涼しい谷風を浴びながらビールを飲んでその日の登攀を振り返る。遠雷と雨上がりの虹、夕暮れに浮かびあがってくる四日市の夜景もgoodでした。充実の3日間。
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