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Yamareco

記録ID: 1200005
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ハイキング
大台ケ原・大杉谷・高見山

尾鷲道(大台ケ原〜JR尾鷲駅)

2017年07月16日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
07:57
距離
25.2km
登り
1,011m
下り
2,562m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:16
休憩
0:39
合計
7:55
11:00
26
大台ケ原駐車場
11:26
11:26
82
尾鷲辻
12:48
12:48
5
12:53
12:53
6
12:59
13:02
45
13:47
13:47
34
14:21
14:28
14
14:42
14:42
21
15:03
15:03
7
15:10
15:10
12
15:22
15:22
13
15:35
15:39
4
15:43
15:47
7
15:54
16:09
106
17:55
18:01
54
18:55
JR尾鷲駅
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往: 鉄道 東大阪- 08:18近鉄大和上市 バス09:00-10:50大台ケ原
復: 鉄道 JR尾鷲(普)19:10-JR多気20:52 JR多気(普)21:04-21:14JR松阪
近鉄松阪(特)21:39-近鉄鶴橋23:06-東大阪
コース状況/
危険箇所等
木組峠〜新木組峠間で山ヌケ箇所があります。古和谷の左岸、右岸道もガレや滑りやすい箇所あります。
その他周辺情報 神明水の水場は枯れています。
テン泊する場合は木組峠の東側の鞍部で、水は光谷に降りと得られます。
バスは定刻の10分前に到着、身支度するのに手間取り結局11:00過ぎに出発することになりました。早くも20分弱のロスです。
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バスは定刻の10分前に到着、身支度するのに手間取り結局11:00過ぎに出発することになりました。早くも20分弱のロスです。
中道で尾鷲辻へ、東屋の裏から尾鷲道へ進みます。
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中道で尾鷲辻へ、東屋の裏から尾鷲道へ進みます。
可能な限り尾鷲道を正確にトレースして歩きます。
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可能な限り尾鷲道を正確にトレースして歩きます。
新木組峠まで尾鷲道は稜線の西側を緩やかに下ります。
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新木組峠まで尾鷲道は稜線の西側を緩やかに下ります。
山ヌケしていますがこの程度なら安全に歩く事ができます。
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山ヌケしていますがこの程度なら安全に歩く事ができます。
地倉山への稜線に出ます。
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地倉山への稜線に出ます。
振り返ると大台ケ原の雄姿が見えます。
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振り返ると大台ケ原の雄姿が見えます。
地倉山に到着。この辺りは大規模な山ヌケで本来の尾鷲道は消失しています、道は稜線に沿って続いています。
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地倉山に到着。この辺りは大規模な山ヌケで本来の尾鷲道は消失しています、道は稜線に沿って続いています。
稜線からは東ノ川(ひがしのかわ)を遠望する事ができます。ネットでは川上村の東川(うのがわ)と混同し誤った読みの「うのかわ」としたものが多いです。東ノ川(ひがしのかわ)が正解です。
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稜線からは東ノ川(ひがしのかわ)を遠望する事ができます。ネットでは川上村の東川(うのがわ)と混同し誤った読みの「うのかわ」としたものが多いです。東ノ川(ひがしのかわ)が正解です。
コブシ嶺。マブシ嶺の「マ」を「コ」と読み間違えたという説もあります。地名の変遷とは案外こういう事が多いのかもしれません。
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コブシ嶺。マブシ嶺の「マ」を「コ」と読み間違えたという説もあります。地名の変遷とは案外こういう事が多いのかもしれません。
コブシ嶺から竜口尾根を遠望します。背後の大峰の山々は霞んでいます。
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コブシ嶺から竜口尾根を遠望します。背後の大峰の山々は霞んでいます。
コブシ嶺からは北海道の名付け親でもある松浦武四郎が「大男の寝姿」と例えた大台ケ原の雄姿が遠望できます。
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コブシ嶺からは北海道の名付け親でもある松浦武四郎が「大男の寝姿」と例えた大台ケ原の雄姿が遠望できます。
コブシ嶺を九十九折れに下ると本来の尾鷲道に合流します。
コブシ嶺を九十九折れに下ると本来の尾鷲道に合流します。
古道の雰囲気が漂う尾鷲道、木馬道でもあります。
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古道の雰囲気が漂う尾鷲道、木馬道でもあります。
尾根道と山腹道との分岐、尾鷲道は山腹道ですので真っ直ぐ進みます。
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尾根道と山腹道との分岐、尾鷲道は山腹道ですので真っ直ぐ進みます。
展望は無いですが歩き安い道です。
展望は無いですが歩き安い道です。
振り返ると大台ケ原が遠望できます、かなり遠くに見えるようになりました。
振り返ると大台ケ原が遠望できます、かなり遠くに見えるようになりました。
大きく山ヌケしていますので慎重に歩きます。
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大きく山ヌケしていますので慎重に歩きます。
誤った「木組峠」道標に「新」の字が加筆されています。ここは新木組峠で木組峠ではありません。ここから尾鷲道は稜線の東側を緩やかに下ります。
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誤った「木組峠」道標に「新」の字が加筆されています。ここは新木組峠で木組峠ではありません。ここから尾鷲道は稜線の東側を緩やかに下ります。
神明水、涸れています。
神明水、涸れています。
又口辻、昔の尾鷲道は又口道、北山索道の古和谷駅を経由して又口に下っていようです。
又口辻、昔の尾鷲道は又口道、北山索道の古和谷駅を経由して又口に下っていようです。
又口辻のすぐ先の分岐で、左は橡山林道、尾鷲道は右です。
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又口辻のすぐ先の分岐で、左は橡山林道、尾鷲道は右です。
古和谷への分岐、現在の尾鷲道は古和谷へ下っています。
古和谷への分岐、現在の尾鷲道は古和谷へ下っています。
石積みされた道です。
石積みされた道です。
古和谷の左岸に下りてきました。
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古和谷の左岸に下りてきました。
道は左岸沿いに続いています。
道は左岸沿いに続いています。
山賊小屋跡と有りますが昔の営林所の小屋跡です。
山賊小屋跡と有りますが昔の営林所の小屋跡です。
ガレ場もあるので慎重に歩きます。
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ガレ場もあるので慎重に歩きます。
岩に苔が付いて滑りやすいので慎重に歩きます。
岩に苔が付いて滑りやすいので慎重に歩きます。
古和谷の左岸から右岸に渡渉、ここからはトロッコ道、インクライン跡を歩きます。
古和谷の左岸から右岸に渡渉、ここからはトロッコ道、インクライン跡を歩きます。
右岸沿いの道にも岩に苔が付いて滑りやすいので慎重に歩きます。
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右岸沿いの道にも岩に苔が付いて滑りやすいので慎重に歩きます。
インクライン跡です。
インクライン跡です。
梯子を降りるとトロッコ道跡です。
梯子を降りるとトロッコ道跡です。
今もレールが残されています。
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今もレールが残されています。
古和谷林道まで下ってきました。ここからは危険箇所は有りませんので出来る限り早く歩く事にします。
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古和谷林道まで下ってきました。ここからは危険箇所は有りませんので出来る限り早く歩く事にします。
クチスボダムまで下りてきました。こここまでは早歩きしたり、走れるところは走ったりしてます。ここからは国道425をひたすら下る事になります。
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クチスボダムまで下りてきました。こここまでは早歩きしたり、走れるところは走ったりしてます。ここからは国道425をひたすら下る事になります。
JR紀勢線の踏切です。便石山が見えます。
JR紀勢線の踏切です。便石山が見えます。
JR尾鷲駅が見えます、どうやら本日中に大阪に帰れる列車に間に合いそうです。駅には発車時刻の15分前に到着する事ができました。
JR尾鷲駅が見えます、どうやら本日中に大阪に帰れる列車に間に合いそうです。駅には発車時刻の15分前に到着する事ができました。

感想

尾鷲道は尾鷲の林業家「土井家」が今から百数年前に大台教会に寄進した道です。現在大台ケ原の牛石ヶ原にある神武天皇像も昭和の初めに尾鷲から北山索道と尾鷲道で大台に運ばれたと聞きます。なぜ神武天皇像が大台にあるのか不思議に思う方も多いと思います、私もそうでした。神武天皇が東征で難波から大和に攻め込むも反撃され撤退、その後船で尾鷲に入り大台を経て大和に攻め入ったという神話から大台に建立されました。ちなみに神武天皇像は大阪で分割して鋳造され船で尾鷲に運ばれて大台で溶接して建立されました。まさしく神武天皇像は神話の通り大阪から船で大台に入った事となりました。大きく話が脱線してしまいました、申し訳ありません。
下調べすると公共の交通機関利用のみで大阪〜大台〜尾鷲〜大阪までは何とか日帰りで行けそうなので挑戦する事にしました。事前に尾鷲道は大台〜古和谷分岐までは歩いています。国道425も車でですが走ったことが有りますのでまったくぶっつけ本番、初めて歩くという事ではありません。念のため列車に遅れる事も想定して尾鷲で一泊する準備をして歩いています。健脚の人なら今回JR尾鷲駅より乗車した普通列車より一時間前に発車する特急南紀8号に乗車できます。と言っても公共交通機関利用で日帰りで尾鷲道を歩く稀有な登山者はほとんど有られないでしょう。

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