ヌピナイ左俣ピリカ南東面直登沢（左俣右沢）

2017年07月21日(金) 〜 2017年07月22日(土)

• GPS: 32:00
• 距離: 34.9km
• 登り: 1,482m
• 下り: 1,494m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 6:00

9:00 昭徳大橋先 林道止まり
11:10 0:00 左岸林道終点
15:00 Co655二股出合

2日目

• 山行: 11:50
• 休憩: 1:00
• 合計: 12:50

4:10 Co655二股出合
9:00 9:10 ピリカヌプリ
11:00 11:20 ・790上二股
14:20 14:50 ヌピナイ川左股出合
17:00 出発地

天候

21日晴れ　22日雨→霧雨→曇り時々晴れ

アクセス

ヌピナイ川林道は崩落、土砂崩れによる損壊著しく車で行けるのは「昭徳大橋」の少し先まで。

写真

7/21 9:11

陥没した林道

7/21 9:47

至る所寸断

7/21 12:38

左股へ入る

7/21 12:39

先行者

7/21 12:43

函始まり

7/21 13:12

7/21 14:31

7/21 14:39

7/21 15:03

7/21 16:59

7/22 5:05

7/22 6:18

7/22 6:44

7/22 6:44

7/22 7:42

唯一、ロープ出した滝

7/22 9:14

PEAK

7/22 11:26

ヌピナイ右股の下降

7/22 11:39

泳ぐ

7/22 11:47

飛び込む

7/22 12:00

洗濯機

7/22 12:13

7/22 12:33

7/22 16:52

撮影機器：

サイバーショット DSC-TX30 SONY

FinePix XP70 富士フイルム

感想

gt2010

　昨夏の豪雨による大氾濫でヌピナイ川に架かる橋脚、林道至る所に破壊の爪痕あり。ヌピナイ川沿いの林道は土砂崩れによる多数の寸断や土石流の痕跡があり当時の状況を思うと想像を絶するものだ。人間の歳月をかけた苦労がひとたまりも無い。しかし林道終点からヌピナイ川に入ってみれば、とてもあの大水害を引き起こしたとは思い難い、美しい清流が流れていた。

1日目：沢日和の晴天の下、ヌピナイ左股の白く輝く岩盤小滝を次々突破していく。テンバ着く手前に小さな雪渓が残っていたが今年は雪渓が少なく、水温も高めな感じがした。Co655二股左岸でC1。前線が南下し接近してきているため、増水に耐えられそうな小高い場所を土木工事した。

2日目：朝から雨が振り出し本降りに。これは増水するぞと気合いを入れる。小滝が連続した後に、30m大滝。雨で薄暗く登るモチベーションにはならず、左岸ルンゼから次の滝含め大高巻きした。この後しばらくして60m大滝。デカイが傾斜は緩い。右岸から登る。大雪渓を過ぎ、小滝が続きそろそろ終わりかなという所で15m滝。抜け口が結構悪い。Goshimaが突破し、後続の自分はロープで確保してもらう。ロープ使ったのはこの一回だけだった。雨は徐々に弱まり霧雨となり、天国に登る気持ちでお花畑に出る。すぐに濃い薮に突入しメルヘン終了。漕いで漕いで頂上にでる。前回のピリカ南面と同じくまたも展望なし。そそくさと右股川へ下る。倒木だらけで荒れていた右股の函はフラッシュアウトされ、エメラルドグリーンの白き釜がそっくりきれいに元の輝きを取り戻していた。日光も射してきて飛び込み水泳大会であった。