大山(骨折した登山者を救出)


- GPS
- --:--
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 1,170m
- 下り
- 1,166m
コースタイム
天候 | 晴れ。ただし弥山にのみガスが・・、さらに強風が吹いていましたが、風自体は暖かく、ユートピアで10分以上風に吹かれても体温が下がり寒いと感じることはありませんでした。暑さに弱い私は体感温度が下がることを望んでいたのですが。 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
ユートピアから野田ヶ山の間は、道も狭くかなりのヤブコギを強いられます。野田ヶ山から大休み峠は、昨年と違い手入れがされていました。 昨年、ユートピアから野田ヶ山の間は、ここまでひどくは無かったのに、上着が枝の引っかきでボロボロ。 おまけに、足元が見えないので転倒やスリップでスピードが上がりません。 この様な状況なので、遭遇した登山者も足を骨折されたのでしょう。やはり自然を相手にしていることから改めて慎重に行動することを肝に銘じました。 追加:梅雨明け宣言の翌日でしたが、6:30ころには南光原駐車場は満車状態でした。 |
写真
しかし、写真は距離があるように見えますが、実際は2階建ての屋根くらいの高さでのホバリング。風で機体が揺れるし羽根の風と音で、下では生きた心地がしませんでした。
感想
スキー場からユートピア〜川床へ歩いてみました。昨年は、逆コースで歩き途中阿弥陀滝に下り大変な目にあったので今回はオーソドックスに行きました。がっ・・、ユートピアから野田ヶ山の間は大変なヤブコギ!おまけに親指ピークの手前で登山者が座り込んでいたので事情を聞くと「足首を骨折したようです」と答えたので放っておくことも出来ず、背負って下ろす?私一人では無理・・。救急へ連絡されてヘリコプターが来るとのことでしたが、上空は木で覆われ姿が絶対に見えず、おまけにここでは、木が多すぎて絶対に吊り上げること出来ない状態だったため、少し手前に開けたところを思い出し、一旦戻って場所を確認、ここなら何とかなるだろうと判断し、怪我をした登山者に肩を貸し上空が開けたところまで何とか移動。救助のヘリコプターにも何とか発見してもらい救助が始まったが、遭難者のザックは運べないとのこと。しかたなく、ザックを運び大山の駐在所に預けることに決め二人分のザックを背負って歩いた。
しかし、携帯電話の通じる場所で、しかも近くに開けた場所がたまたまあったので、この方はラッキーでした。単独行は気をつけなければと改めて思いました。
追伸:怪我をされた方へ、病院の診察の結果が、本当に足首の骨折とは・・・ザックは無事大山駐在所に届けました。救出場所までの移動、途中腰位の高さのヤブコギが続くところを四つんばいで通過するなどし痛かったでしょう。良くがんばりましたね。順調な回復をお祈りします。
追伸その2:大山駐在所の、斎木巡査さん、ザックを預けに行った時、事情をすぐさま理解しコーヒーと茶菓子を出して労をねぎらってくれてありがとう。同じ公務員でもヘリの乗務員のように「ザックは運べません」と簡単に言われた後なので非常に気持ちよかったです。
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