記録ID: 1210849
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ハイキング
中国山地東部
兵庫県宍粟市 沢沿いからダルガ峰〜駒の尾山 蜻蛉＆蝉ロード
2017年07月30日(日) [日帰り]
兵庫県
岡山県
Machapuchare
その他1人
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 03:47
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 574m
- 下り
- 570m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 3:21
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 3:44
距離 7.5km
登り 574m
下り 575m
トンボとセミが絶えないダルガ峰＆駒の尾山コース
歩行距離7.5km、歩行時間3時間20分、歩行数13,700歩
歩行距離7.5km、歩行時間3時間20分、歩行数13,700歩
| 天候 | 曇り一時晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
せせらぎランド駐車場（スタート＆ゴール地点）からダルガ峰北北東尾根の県境尾根合流地点までは登山道ではありません。小石ゴロゴロや苔むした粘土などの作業道が標高1070m辺りまで続き、そこからは一部湿地帯や雨上がりで崩れやすい斜面があります。雨天や今回のような雨上がりは、滑りやすい箇所も増え、ルート上に水が流れるため避けた方がいいでしょう。 ダルガ峰頂上＜写真17＞から駒の尾山頂上＜写真22＞までの尾根道は、濡れていると滑りやすいのですが、緩やかなので気を付ければ問題ありません。 大海里峠＜写真18＞から駒の尾登山口＜写真30＞までの道は、一部苔むした石が転がっています。また、場合によっては少し水が流れる所もありますが、ゲリラ豪雨でもない限り下りも大丈夫だろうと思います。 せせらぎランド駐車場（スタート＆ゴール地点）からダルガ峰北北東尾根の県境尾根合流地点までは、最初はコンクリート道でした。すぐに苔が生えた湿った路面になり、草が生えた砂利道になりました。両サイドにはタケニグサやオギが生え、もう少し茂ると歩きにくくなるでしょう。 標高890mの沢＜写真07＞を過ぎると、次第に足元の小石が大きくなり、溝状に掘れて水がちょろちょろ流れています。標高950m辺りで沢からそれると、苔むした粘土に水が流れた跡があり、シカ？が滑りまくったような長い筋状の蹄跡がたくさんついていました。 オオシオカラトンボ＜写真15＞撮影地点の北辺りから道がなくなり、ちょうど撮影地点辺りで湿地帯になりました。なるべく端を歩き、幸い、足を突っ込まずにすみました。アキアカネ未熟♂＜写真16＞撮影地点辺りから湿地はマシになり、石がゴロゴロした道が一時的に復活したようでした。 標高1080m辺りで再び歩きにくくなり、大きめの石がたくさん埋まった所に登り、濡れて崩れやすい斜面を直登すると、標高1110m辺りで樹林帯に入りました。下草はまばらで木の間は広く、どこでも歩けそうでしたが、なんとなく踏み跡のように見えるところを選んで歩くと、すぐに県境尾根道に合流できました。 ダルガ峰頂上＜写真17＞から駒の尾山頂上＜写真22＞までの県境尾根道は、たまに小石がゴロゴロした所もありますが、歩きやすいです。今回は雨上がりだったため、下りは少し滑りやすいので気を付けました。 ダルガ峰頂上＜写真17＞と大海里峠＜写真18＞の間にある大海里山＜標高1206.6m＞は、北からのアプローチでは岩場を下ることになるので、下りが苦手な連れの意向で今回は巻きました。登山口の道標は少し入った所にあるため、知らなければスルーしてしまいそうです。 駒の尾山の避難小屋まで来ると、なぜか我々が歩いてきた道との合流点がコーンとポールでふさがれ、山頂方向に矢印がしてありました。駒の尾山頂上＜写真22＞近くには、岡山県側からの登山道の端にやはり同じものがあり、山頂方向に矢印がありました。周辺の案内図の脇にも表示があり、これは後山方向に矢印が向いていました。一方通行のお知らせではなく、何かのイベントのコース案内だったのでしょうか。 大海里峠＜写真18＞から駒の尾登山口＜写真30＞までの道は、苔むす石群＜写真25＞撮影地点から合計3か所、苔むした石が転がっている上を歩きます。平坦なので滑る心配はありません。雨が多いと水がたまっていたりちょろちょろ流れたりする所もありますが、今回は全くありませんでした。ジグザグ道で緩やかなので、ゲリラ豪雨でもない限り下りも大丈夫だろうと思います。 |
| その他周辺情報 | ちくさ高原キャンプ場は、標高860mに位置し、夏は涼しく過ごすことができます。ちくさ高原ネイチャーランドは、ゆり園やオートキャンプ場などの諸施設はこの夏は休業です。第二駐車場は開放されており、登山での駐車場利用は可能なようです。 |
写真
01せせらぎランド東屋＆駐車場
文字通り、浅瀬の川と池が近くにあり、東屋もあります。東屋の右側に見えているコンクリート道が今回利用した作業道です。向こうの方にダルガ峰（なる）＜写真17＞と大海里山の間の小ピークが見えました。
01せせらぎランド東屋
＆駐車場
文字通り、浅瀬の川と池が近くにあり、東屋もあります。東屋の右側に見えているコンクリート道が今回利用した作業道です。向こうの方にダルガ峰（なる）＜写真17＞と大海里山の間の小ピークが見えました。
＆駐車場
文字通り、浅瀬の川と池が近くにあり、東屋もあります。東屋の右側に見えているコンクリート道が今回利用した作業道です。向こうの方にダルガ峰（なる）＜写真17＞と大海里山の間の小ピークが見えました。
02赤い流れ!?
たたら製鉄が盛んな地域だっただけに、せせらぎは鉄分を含んで赤く染まっていました。
たたら製鉄が盛んな地域だっただけに、せせらぎは鉄分を含んで赤く染まっていました。
03ヒメスジコガネ？
タケムラスジコガネによく似ており、この写真では区別できません。脚に長い毛がなさそうなので、ヒメスジコガネのほうかと思いました。
タケムラスジコガネによく似ており、この写真では区別できません。脚に長い毛がなさそうなので、ヒメスジコガネのほうかと思いました。
04キリギリスの仲間の幼虫脱皮中でした。脱皮に失敗すると死んでしまうこともありますが、ここまでくれば大丈夫でしょう。しばらくじっと休んでいましたが、動画を撮り終わるとまた動き始めました。
04キリギリスの仲間の幼虫
脱皮中でした。脱皮に失敗すると死んでしまうこともありますが、ここまでくれば大丈夫でしょう。しばらくじっと休んでいましたが、動画を撮り終わるとまた動き始めました。
脱皮中でした。脱皮に失敗すると死んでしまうこともありますが、ここまでくれば大丈夫でしょう。しばらくじっと休んでいましたが、動画を撮り終わるとまた動き始めました。
05イワガラミ
杉の木にからみついていました。ツルアジサイとは違い、装飾花が1枚ずつです。
杉の木にからみついていました。ツルアジサイとは違い、装飾花が1枚ずつです。
06セマダラコガネ♂
体色には個体差があり、真っ黒なのもいます。うちの庭には両方います。触覚が大きいほうがオスです。
体色には個体差があり、真っ黒なのもいます。うちの庭には両方います。触覚が大きいほうがオスです。
07標高890mの沢
標高950m近くまで、沢沿いの道が続きます。気温が高い日の山行は沢の流れと冷気と音が癒してくれます。動画も撮りました。
標高950m近くまで、沢沿いの道が続きます。気温が高い日の山行は沢の流れと冷気と音が癒してくれます。動画も撮りました。
08オニヤンマ♂
トンボの中では最大で、トンボの仲間では珍しく、メスよりオスのほうが体格が小さいです。
トンボの中では最大で、トンボの仲間では珍しく、メスよりオスのほうが体格が小さいです。
09標高950mの滝
高度が上がるにつれ、ちょろちょろと流れが緩やかになってきます。滝はこれだけでした。
高度が上がるにつれ、ちょろちょろと流れが緩やかになってきます。滝はこれだけでした。
10ネジバナ小さな花をらせん状につけます。巻き方は右巻き、左巻き、途中で変わるの3通りあるそうです。ここにだけ3株程ありました。この辺りから沢をそれました。
10ネジバナ
小さな花をらせん状につけます。巻き方は右巻き、左巻き、途中で変わるの3通りあるそうです。ここにだけ3株程ありました。この辺りから沢をそれました。
小さな花をらせん状につけます。巻き方は右巻き、左巻き、途中で変わるの3通りあるそうです。ここにだけ3株程ありました。この辺りから沢をそれました。
11オニヤンマ♂オニヤンマの産卵が行われ幼虫が育つ水域は、小規模で緩やかに水が流れあるいは入れ替わる小水域なので、この沢沿いがちょうど適した生育場所なのでしょう。動画も撮りました。
11オニヤンマ♂
オニヤンマの産卵が行われ幼虫が育つ水域は、小規模で緩やかに水が流れあるいは入れ替わる小水域なので、この沢沿いがちょうど適した生育場所なのでしょう。動画も撮りました。
オニヤンマの産卵が行われ幼虫が育つ水域は、小規模で緩やかに水が流れあるいは入れ替わる小水域なので、この沢沿いがちょうど適した生育場所なのでしょう。動画も撮りました。
12ヤマジガバチサトジガバチによく似ています。標高とロケーションから判断しました。狩り蜂の仲間で、いわゆるイモムシを狩り、地面に掘った穴に運びこんで卵を産み付けます。連れは庭でサトのほうを観察したことがあるそうです。運び出した土を口にくわえて投げ捨てる際に、ウィイッと音？を立てるのがかわいかったと言っていました。
12ヤマジガバチ
サトジガバチによく似ています。標高とロケーションから判断しました。狩り蜂の仲間で、いわゆるイモムシを狩り、地面に掘った穴に運びこんで卵を産み付けます。連れは庭でサトのほうを観察したことがあるそうです。運び出した土を口にくわえて投げ捨てる際に、ウィイッと音？を立てるのがかわいかったと言っていました。
サトジガバチによく似ています。標高とロケーションから判断しました。狩り蜂の仲間で、いわゆるイモムシを狩り、地面に掘った穴に運びこんで卵を産み付けます。連れは庭でサトのほうを観察したことがあるそうです。運び出した土を口にくわえて投げ捨てる際に、ウィイッと音？を立てるのがかわいかったと言っていました。
13シオカラトンボ♂
オオシオカラトンボ＜写真15＞やシオヤトンボに似ていますが、腹部の先端の黒い部分が長いので区別できます。
オオシオカラトンボ＜写真15＞やシオヤトンボに似ていますが、腹部の先端の黒い部分が長いので区別できます。
14南西方面タケニグサ花畑この辺りだけ開けており、タケニグサの花畑が広がる斜面が見えました。動画も撮りました。ここからしばらくタケニグサロードが続きました。
1
14南西方面タケニグサ花畑
この辺りだけ開けており、タケニグサの花畑が広がる斜面が見えました。動画も撮りました。ここからしばらくタケニグサロードが続きました。
この辺りだけ開けており、タケニグサの花畑が広がる斜面が見えました。動画も撮りました。ここからしばらくタケニグサロードが続きました。
15オオシオカラトンボ♂
シオカラトンボ＜写真13＞に似ていますが、より鮮やかな色合いで翅の付け根が黒っぽいです。動画も撮りました。
シオカラトンボ＜写真13＞に似ていますが、より鮮やかな色合いで翅の付け根が黒っぽいです。動画も撮りました。
16アキアカネ未熟♂この時季には避暑地を求めて山にやってきます。駒の尾山頂上＜写真22＞周辺にもたくさん飛んでいました。オスは腹部がもっと赤くなります。
16アキアカネ未熟♂
この時季には避暑地を求めて山にやってきます。駒の尾山頂上＜写真22＞周辺にもたくさん飛んでいました。オスは腹部がもっと赤くなります。
この時季には避暑地を求めて山にやってきます。駒の尾山頂上＜写真22＞周辺にもたくさん飛んでいました。オスは腹部がもっと赤くなります。
17ダルガ峰頂上標高1,163mのダルガ峰の頂上です。山頂付近が平らで約40haの平坦地が広がります。マンネンスギ＜写真19＞も見られました。休んでいるとアカウシアブが頭や背中に止まってきましたが、数回追い払うと諦めてくれました。刺されなくてよかったです。
17ダルガ峰頂上
標高1,163mのダルガ峰の頂上です。山頂付近が平らで約40haの平坦地が広がります。マンネンスギ＜写真19＞も見られました。休んでいるとアカウシアブが頭や背中に止まってきましたが、数回追い払うと諦めてくれました。刺されなくてよかったです。
標高1,163mのダルガ峰の頂上です。山頂付近が平らで約40haの平坦地が広がります。マンネンスギ＜写真19＞も見られました。休んでいるとアカウシアブが頭や背中に止まってきましたが、数回追い払うと諦めてくれました。刺されなくてよかったです。
18大海里峠
ダルガ峰（なる）から1,850m南へ進むと駒の尾山とせせらぎランド＜写真01＞に進む道の分岐に出てきました。
ダルガ峰（なる）から1,850m南へ進むと駒の尾山とせせらぎランド＜写真01＞に進む道の分岐に出てきました。
19マンネンスギ群生マンネンスギは常緑シダ類で、いわゆる杉ではありません。高さは10〜30cm程度です。茎は地中を這い、そこから直立性の樹木状の側枝を出します。小さな葉は線形で、6〜8列が並んでいます。大海里峠付近でマンネンスギじゅうたんが見られました。兵庫県では絶滅危惧�粁爐任垢�、胞子嚢穂（のうすい）をたくさん伸ばし、さらに増えそうでした。
19マンネンスギ群生
マンネンスギは常緑シダ類で、いわゆる杉ではありません。高さは10〜30cm程度です。茎は地中を這い、そこから直立性の樹木状の側枝を出します。小さな葉は線形で、6〜8列が並んでいます。大海里峠付近でマンネンスギじゅうたんが見られました。兵庫県では絶滅危惧�粁爐任垢�、胞子嚢穂（のうすい）をたくさん伸ばし、さらに増えそうでした。
マンネンスギは常緑シダ類で、いわゆる杉ではありません。高さは10〜30cm程度です。茎は地中を這い、そこから直立性の樹木状の側枝を出します。小さな葉は線形で、6〜8列が並んでいます。大海里峠付近でマンネンスギじゅうたんが見られました。兵庫県では絶滅危惧�粁爐任垢�、胞子嚢穂（のうすい）をたくさん伸ばし、さらに増えそうでした。
20茶色いキノコマンネンスギじゅうたん＜写真19＞を少し過ぎると、茶色いキノコの群生が見られました。つぼもつばもなく、裏側は茶色でひだがありました。
20茶色いキノコ
マンネンスギじゅうたん＜写真19＞を少し過ぎると、茶色いキノコの群生が見られました。つぼもつばもなく、裏側は茶色でひだがありました。
マンネンスギじゅうたん＜写真19＞を少し過ぎると、茶色いキノコの群生が見られました。つぼもつばもなく、裏側は茶色でひだがありました。
21若杉峠から日名倉山の中間地点
鳥取県と岡山県の県境「若杉峠」から、兵庫県と岡山県の県境「日名倉山」まで尾根筋16.6kmのちょうど中間地点のようです。
21若杉峠から日名倉山の
中間地点
鳥取県と岡山県の県境「若杉峠」から、兵庫県と岡山県の県境「日名倉山」まで尾根筋16.6kmのちょうど中間地点のようです。
中間地点
鳥取県と岡山県の県境「若杉峠」から、兵庫県と岡山県の県境「日名倉山」まで尾根筋16.6kmのちょうど中間地点のようです。
22駒の尾山頂上本日は残念ながら360度パノラマ展望を楽しむことはできませんでしたが、アキアカネ＜写真16、24＞が頂上付近をたくさん舞っているのを見ることができました。
22駒の尾山頂上
本日は残念ながら360度パノラマ展望を楽しむことはできませんでしたが、アキアカネ＜写真16、24＞が頂上付近をたくさん舞っているのを見ることができました。
本日は残念ながら360度パノラマ展望を楽しむことはできませんでしたが、アキアカネ＜写真16、24＞が頂上付近をたくさん舞っているのを見ることができました。
23コウヤホソハナカミキリ＆リョウブ
コウヤホソハナカミキリは、最初に高野山で発見されたそうです。山地性のカミキリムシで、特にリョウブの花に集まります。周辺にこの1本だけだったので、たくさんいました。動画にも撮りました。
23コウヤホソハナカミキリ
＆リョウブ
コウヤホソハナカミキリは、最初に高野山で発見されたそうです。山地性のカミキリムシで、特にリョウブの花に集まります。周辺にこの1本だけだったので、たくさんいました。動画にも撮りました。
＆リョウブ
コウヤホソハナカミキリは、最初に高野山で発見されたそうです。山地性のカミキリムシで、特にリョウブの花に集まります。周辺にこの1本だけだったので、たくさんいました。動画にも撮りました。
24アキアカネ
正面から見ると、口を開けて笑っているように見えてかわいいです。周辺にたくさん止まっていました。
正面から見ると、口を開けて笑っているように見えてかわいいです。周辺にたくさん止まっていました。
25苔むす石群岩や地表が長らく変化しないエリアなのか、“苔むす”状態でした。この先も同じような状態のところがいくつか見られました。きれいだったので動画にも撮りました。
25苔むす石群
岩や地表が長らく変化しないエリアなのか、“苔むす”状態でした。この先も同じような状態のところがいくつか見られました。きれいだったので動画にも撮りました。
岩や地表が長らく変化しないエリアなのか、“苔むす”状態でした。この先も同じような状態のところがいくつか見られました。きれいだったので動画にも撮りました。
26駒の尾山東小ピーク樹林帯の道が続くのでめったに景色が見えないのですが、時折瞬間的に木の間のわずかな隙間からこの山域の山が見えます。駒の尾山の少し東にある小ピークが見えました。
1
26駒の尾山東小ピーク
樹林帯の道が続くのでめったに景色が見えないのですが、時折瞬間的に木の間のわずかな隙間からこの山域の山が見えます。駒の尾山の少し東にある小ピークが見えました。
樹林帯の道が続くのでめったに景色が見えないのですが、時折瞬間的に木の間のわずかな隙間からこの山域の山が見えます。駒の尾山の少し東にある小ピークが見えました。
27スギヒラタケ
白っぽくきれいなキノコですが、毒があり食べられません。まだ生えてきたばかりのようで、大きさは数mmでした。
白っぽくきれいなキノコですが、毒があり食べられません。まだ生えてきたばかりのようで、大きさは数mmでした。
28ノリウツギ
ふと顔を上げると少し離れた所に見えました。ツルアジサイに似ていますが、花序が円錐形です。
ふと顔を上げると少し離れた所に見えました。ツルアジサイに似ていますが、花序が円錐形です。
29ヒグラシ木製の橋の上から沢の動画を撮り、歩き始めると、足元から飛び立って再び近くに着地しました。動画も撮りました。大海里峠＜写真18＞から駒の尾登山口＜写真30＞まではヒグラシロードで、我々に驚いて飛び立つ姿が頻繁に見られました。
29ヒグラシ
木製の橋の上から沢の動画を撮り、歩き始めると、足元から飛び立って再び近くに着地しました。動画も撮りました。大海里峠＜写真18＞から駒の尾登山口＜写真30＞まではヒグラシロードで、我々に驚いて飛び立つ姿が頻繁に見られました。
木製の橋の上から沢の動画を撮り、歩き始めると、足元から飛び立って再び近くに着地しました。動画も撮りました。大海里峠＜写真18＞から駒の尾登山口＜写真30＞まではヒグラシロードで、我々に驚いて飛び立つ姿が頻繁に見られました。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下（厚手）
軍手
雨具
スパッツ
日よけ帽子とフード
雨用帽子
登山靴（防水加工）
靴ひも予備
アタックザック
ザックカバー
地形図
コンパス
マップケース
筆記用具
携帯
時計（防水）
タオル
カメラ
飲料水（スポドリ＆茶）
水筒（保温）
非常食（栄養補助食品）
スマホ（山使用可能）
eTrex30（GPSナビゲーター）
|
|---|
感想
今回はダルガ峰（なる）への登りで初めてのルートを試しました。地形図を見ると、今回出発点とした「せせらぎランド」から谷沿いにダルガ峰に向かって作業道がついているのがわかります。しかし、その道は標高1070m辺りで突然なくなります。ヤマレコで検索してもこのルートに関しては情報がありませんでした。
実は今年の5月28日にダルガ峰の南近くにある大海里山を直登し、この稜線の東斜面が歩きやすいという認識があったので、ダルガ峰も同様に登りやすいと考え、初めてのルートに挑戦してみました。
当初はダルガ峰頂上の東の谷を詰めていこうと思いましたが、足場が不安定そうでしたので、標高1080m辺りから、岡山県との県境尾根道への最短距離となる北西にルートをとりました。傾斜はきついですが、障害物もなく、順調に県境尾根までたどり着くことができました。
途中、大規模なタケニグサの花畑＜写真14＞が突然、目の前に広がったのもサプライズでした。タケニグサはケシ科の植物です。全草有毒で、茎などから出る赤茶色の汁は有毒で皮膚炎やアレルギーを引き起こすと言われています。ちなみに、白く花のように見えるのは、がく片です。地味な花ですが、これほど群生していると見応えがあり、タケニグサロードも楽しめました。
歩き難い所もありましたが、花畑やフラワーロード、トンボなどの虫、心地よい沢音など、楽しみもたくさんありました。試してみてよかったです。
最近は天候に恵まれない山行が続いていますが、景色を楽しめない分、動植物などの自然観察を楽しんでいます。この日は特にトンボとセミがコース上、絶えることがありませんでした。
オニヤンマの成熟したオスが同じ場所を往復飛行していました。これは縄張りをパトロールしていると考えられていましたが、最近の研究でオスは羽ばたいているものをすべてメスだと認識してしまい、出会うオスをメスだと誤認して追いかけているケースもあるようです。
こうした個々の動物の特徴を目の当たりにし、その特性を知るのも楽しみの一つとなりました。
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