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Yamareco

記録ID: 1219629
全員に公開
ハイキング
アジア

阿里山・祝山・大塔山

2017年08月08日(火) [日帰り]
 - 拍手
ymsty その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:40
距離
16.6km
登り
1,283m
下り
1,388m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:40
休憩
0:00
合計
9:40
4:17
580
スタート地点
13:57
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
高鐵(新幹線):台北>嘉義
路線バス:嘉義>阿里山
シャトルバス:阿里山>ホテル
コース状況/
危険箇所等
玉山(新高山)に登りたかったのだが2か月前に申請が必要だったとは知らず、阿里山に行くことにした。(家の近所に阿里山と書いてアーリーシャンと読ませる中華料理店があったのだが、現地の人はアリサンと言っていた。まるで「蟻さん」のようで可愛らしい。)阿里山という単独の山は無く「阿里山国家森林遊楽区」のことだ。その中の最高峰・大塔山の2663mと、玉山山系からの日の出が美しいと言われる祝山に行くことにした。

(台湾には8月2日から9日の間滞在した。)

8月6日。台北駅のビジターセンター(旅遊服務中心)を通じて沼平駅近くの阿里山閣大飯店(ホテル)をとる。ガイドブックに日本人に人気でリーズナブルな宿と紹介されていており、外装は少し古いが部屋はとても綺麗。なにより沼平駅に近いというのは登山をする上でとても便利で大正解でした。ホテル周辺には売店も食堂も有りませんが夕食時には阿里山駅までシャトルバスを出してくれる。日の出鑑賞や登山の質問にも丁寧に答えてくれる(日本語英語のチャンポンで)のでお勧めの宿です。
また、高鐵(新幹線)の台北>嘉義のチケット(指定席1080元)も買っておく。台鐵(在来線)の台北>嘉義の方が便数が多く、早朝から夜遅くまでありますが、嘉義で高鐵の駅から台鐵の駅へ行くのに路線バスに乗る必要があります。阿里山で宿泊するなら高鐵で行った方が楽です。

7日。高鐵台北8:46>10:13嘉義。2番出口から出ると3人ぐらいの男が「アリサン・アリサン」と言いながら声をかけてくる。タクシーの客引きかと思って無視して進む。10mほど後ろにバス停が並んでいるが最初は違うバス停の前でうろうろしていると1人の男が3番バス停を指さして「アリサン」と言い、時刻表の「11:00」を指さしてこれに乗れと言っているようだ。この男はタクシーの客引きか、それともバスの案内人か、とにかく親切であった。
3公車月台(Bus Platform)11:00発、途中に奮起湖に寄るが、ここでまた多数の人が乗ってくる。奮起湖までは嘉義からの阿里山鉄道が通っているので、その人たちが乗ってくるのだろう。13:50阿里山バス停に着く。7イレブンで行動食を購入し、ゲートで入山料150元(1人)を払い、阿里山駅で翌朝の日の出列車の切符150元を買う。(後で分かったのだが、これは片道の料金である。)ビジターセンターでホテルへのシャトルバスに乗る。ホテルは沼平駅のすぐ近くで線路わきにある。

8日。ホテルから歩いて3分の沼平駅から4時10分ごろ発の列車で祝山に日の出を見に行く。(出発時刻は日の出時刻に合わせて日によって違うので前日に告知される。)GPSログは往路のみをとっている。(充電が切れるのを心配して往路だけのログをとった。ログが帰りは直線になっているのは実際のデータではない。)5:30少し雲がかかっていたが玉山山系からの日の出はやはり美しい。300人は居たと思うが、これほど賑やかな日の出は初めて。2人の男が左右に分かれて張り合うように大声の中国語(当たり前か)で説明している。背後には夜店が出ている。懐中電灯を持って行ったが全く必要なかった。帰りの列車に乗ろうとしたら改札で止められた。150元は片道の切符だった。150元で帰りの切符を買いホテルに戻る。
7:53ホテル発で登山開始。ホテル前すぐに阿里山鉄道の線路があり100mほどは線路に沿って歩く。(たぶん)線路の上を歩くなと言う標識があったが、一休和尚的解釈で線路のわきを歩いていく。(これはホテルの人に教えてもらった)塔山歩道が線路の上を立体交差しているところから塔山歩道を歩く。木平台までは線路の近くを歩いていく。アップダウンはあるが木製の段が整備されていて歩きやすい。木平台からは急登になるがほとんどが木製の階段があり登りやすい。登っている最中に玉山(新高山)が見えたが、木に隠れて写真は撮りにくかった。山頂に近づくといよいよ急斜面になりコンクリートの階段になる。一部破損しているところがあるので注意。10:09山頂に到着。登山素人の妻と登ったので2時間13分かかっているが、登山熟練者なら1時間半で登れるだろう。山頂は岩の横にある見晴らし台になっている。岩には登れないようだ。ガスっていたので玉山を見ることは出来なかったが360度見渡せる。晴れていれば絶景であっただろう。下山は木平台からあとは線路を通った。木平台の木製柵の一部が傾いており、人1人が通れそうである。その向こうに、いかにもここに足を置けと言わんばかりに木が置いてあった。非公式の登山道と解釈して線路に出た。分岐点以降も少し進んだが、警笛が聞こえたような気がしたので途中から歩道に上がって下山した。しかし、下山中は1台も列車とあわなかった。列車の時間を調べて全て線路を歩いたら良かった。12:10ホテル着。ホテル到着後は沼平公園を散策するがバスの時間が気になったので(というよりも妻が疲れたので)神木地区にはいかなかった。14:40高鐵嘉義行のバスに乗る。帰りは奮起湖に寄らず2時間ほどで駅に着く。切符を買うのにも慣れたので自由席(1045元)で17:00発で台北に帰る。

GPSログや写真の記録時間は日本時間です。現地時間は1時間引いて見てください。
1台湾元 ≒ 3.6日本円
高鐵・嘉義のバス停。2番出口から出てすぐ。3番乗り場。白い帽子のおじさんはタクシーの客引きかバスの案内人か。とにかく親切であった。
2017年08月07日 11:58撮影 by  Canon EOS 9000D, Canon
8/7 11:58
高鐵・嘉義のバス停。2番出口から出てすぐ。3番乗り場。白い帽子のおじさんはタクシーの客引きかバスの案内人か。とにかく親切であった。
阿里山鉄道の阿里山駅。バス停に着いてからゲートを150元払って通り、坂道を上がったところにある。翌日の日の出列車の切符を買っておく。
2017年08月07日 14:58撮影 by  Canon EOS 9000D, Canon
8/7 14:58
阿里山鉄道の阿里山駅。バス停に着いてからゲートを150元払って通り、坂道を上がったところにある。翌日の日の出列車の切符を買っておく。
祝山駅。台湾で最も高い所にある駅。
2017年08月08日 05:45撮影 by  Canon EOS 9000D, Canon
8/8 5:45
祝山駅。台湾で最も高い所にある駅。
玉山連峰から上がる日の出。現地時間の5:59。すこし雲がかかっていたが美しい。写真では表せない。(写真の技術が無いのだが)
300人ほどはいただろうか、2人の中国人が張りあっように大声で解説していた。英語の解説もあれば少しは分かるだろうに。
2017年08月08日 06:39撮影 by  Canon EOS 9000D, Canon
8/8 6:39
玉山連峰から上がる日の出。現地時間の5:59。すこし雲がかかっていたが美しい。写真では表せない。(写真の技術が無いのだが)
300人ほどはいただろうか、2人の中国人が張りあっように大声で解説していた。英語の解説もあれば少しは分かるだろうに。
ホテルから30mぐらいの所。線路上を歩くなと言う標識だろうが、ホテルの人は線路横を歩いていけばいいと教えてくれた。
2017年08月08日 08:55撮影 by  Canon EOS 9000D, Canon
8/8 8:55
ホテルから30mぐらいの所。線路上を歩くなと言う標識だろうが、ホテルの人は線路横を歩いていけばいいと教えてくれた。
線路の上に塔山歩道が立体交差しているところ。この写真の中央にある坂から上がり塔山歩道を行く。
2017年08月08日 08:59撮影 by  Canon EOS 9000D, Canon
8/8 8:59
線路の上に塔山歩道が立体交差しているところ。この写真の中央にある坂から上がり塔山歩道を行く。
橋もありアップダウンは少なくなっていて歩きやすい。
2017年08月08日 09:06撮影 by  Canon EOS 9000D, Canon
8/8 9:06
橋もありアップダウンは少なくなっていて歩きやすい。
線路の横を通っていく。
2017年08月08日 09:15撮影 by  Canon EOS 9000D, Canon
8/8 9:15
線路の横を通っていく。
道はよく整備されている。
2017年08月08日 10:11撮影 by  Canon EOS 9000D, Canon
8/8 10:11
道はよく整備されている。
中央に見える山の右、木の葉に隠れているところにもっと高い山がある。それが玉山主峰と思われる。
2017年08月08日 10:13撮影 by  Canon EOS 9000D, Canon
8/8 10:13
中央に見える山の右、木の葉に隠れているところにもっと高い山がある。それが玉山主峰と思われる。
ここから木道が無くなる。
2017年08月08日 10:36撮影 by  Canon EOS 9000D, Canon
8/8 10:36
ここから木道が無くなる。
山頂近くのコンクリートの階段。一部破損しているところがあるが危険と言うほどではない。
2017年08月08日 11:00撮影 by  Canon EOS 9000D, Canon
8/8 11:00
山頂近くのコンクリートの階段。一部破損しているところがあるが危険と言うほどではない。
私と妻の間に少し見えるのが山頂の大きな岩。大塔山2663m。そこにいた台湾人にとってもらった。バックに岩を入れてほしいと言ったつもりだが・・・?
台湾人は帰るときに「さよなら」と言って帰った。親日的である。
2017年08月08日 11:10撮影 by  Canon EOS 9000D, Canon
8/8 11:10
私と妻の間に少し見えるのが山頂の大きな岩。大塔山2663m。そこにいた台湾人にとってもらった。バックに岩を入れてほしいと言ったつもりだが・・・?
台湾人は帰るときに「さよなら」と言って帰った。親日的である。
アンテナの向こうに玉山が見えるはずだが、ガスっていて見えない。少し待てば良いのだろうが時間がもったいないので下山する。
2017年08月08日 11:27撮影 by  Canon EOS 9000D, Canon
8/8 11:27
アンテナの向こうに玉山が見えるはずだが、ガスっていて見えない。少し待てば良いのだろうが時間がもったいないので下山する。
2017年08月08日 11:29撮影 by  Canon EOS 9000D, Canon
8/8 11:29
0.5kmごとにこの標識がある。
2017年08月08日 11:49撮影 by  Canon EOS 9000D, Canon
8/8 11:49
0.5kmごとにこの標識がある。
2017年08月08日 11:55撮影 by  Canon EOS 9000D, Canon
8/8 11:55
二代木‐紅檜
2017年08月08日 11:59撮影 by  Canon EOS 9000D, Canon
8/8 11:59
二代木‐紅檜
2017年08月08日 12:03撮影 by  Canon EOS 9000D, Canon
8/8 12:03
2017年08月08日 12:04撮影 by  Canon EOS 9000D, Canon
8/8 12:04
木平台の柵が少し壊れている。(壊してある?)その向こうにはちょうど足を置くのにいい木がある。(置かれている?)
2017年08月08日 12:21撮影 by  Canon EOS 9000D, Canon
8/8 12:21
木平台の柵が少し壊れている。(壊してある?)その向こうにはちょうど足を置くのにいい木がある。(置かれている?)
柵から出て線路に降りる。線路は草ボウボウだが、その横はまるで通ってくださいと言わんばかりに土道が見えている。
2017年08月08日 12:22撮影 by  Canon EOS 9000D, Canon
8/8 12:22
柵から出て線路に降りる。線路は草ボウボウだが、その横はまるで通ってくださいと言わんばかりに土道が見えている。
2017年08月08日 13:18撮影 by  Canon EOS 9000D, Canon
8/8 13:18
沼平公園の姉妹池。大勢の観光客がここで写真を撮っていた。
2017年08月08日 13:48撮影 by  Canon EOS 9000D, Canon
8/8 13:48
沼平公園の姉妹池。大勢の観光客がここで写真を撮っていた。
豚の頭のように見える。
2017年08月08日 13:51撮影 by  Canon EOS 9000D, Canon
8/8 13:51
豚の頭のように見える。
ハート形の木。右側の上部もあったらしいが、いまは欠けている。
2017年08月08日 13:52撮影 by  Canon EOS 9000D, Canon
8/8 13:52
ハート形の木。右側の上部もあったらしいが、いまは欠けている。
高鐵嘉義駅。帰りは自由席で帰る。充分に座って帰れる。
2017年08月08日 18:00撮影 by  Canon EOS 9000D, Canon
8/8 18:00
高鐵嘉義駅。帰りは自由席で帰る。充分に座って帰れる。
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