天狗岳(北八ヶ岳)〜唐沢鉱泉



- GPS
- 08:30
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 836m
- 下り
- 824m
コースタイム
天候 | 大快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
初の八ヶ岳山行に、北八ツの一番南、つまり北と南の境目という天狗岳。
(黒百合ヒュッテのお姉さんに教えてもらった)
唐沢鉱泉の駐車場はトイレも完備され、なぜか全く臭わない。
駐車可能台数は20台以上はいける。
道は整地された砂利道なのだが、車体が真っ白になる覚悟は必要。
夜には鹿や野うさぎがお出迎え。
標高1880mは、この時期でも早朝は13℃で、車中泊は結構寒い。
やはり長袖は必携。薄手の毛布かタオルケットがあればいい。
ルートは反時計周りに、西天狗〜東天狗岳、黒百合ヒュッテを周回。
西側なので涼しく登り始められた。
川を渡って、岩に苔むした森道を登って行くのは気持ちいい。
稜線に出てほどなく、大展望が拝めるのは最高。
阿弥陀岳、赤岳の南八ツはもちろん、
南、中央、北のアルプスや御岳、乗鞍、すべて一望できる!
西天狗岳手前の長い岩場はけっこうキツイが、初心者でも問題ない。
振り返ると3つのアルプスが背中を押してくれている。
その山頂でのご褒美は、初めて東側も望む360度の大絶景。
浅間山や奥秩父の山々も。富士山は角度的に南八ツに隠れて見えない。
東天狗へは一旦下ってまた登る。
西の方が高いが、東は八ヶ岳主脈上にあるため、大勢の人で賑わう。
西の方が広々しているので昼食休憩には西が適している。
黒百合ヒュッテのルートは2つあるが、
分岐点がよくわからず、岩場が連続する「天狗の奥庭」ルートへ。
溶岩が冷えて固まった浅間山の「鬼押し出し」のような場所。
稜線のルートを下るほうが楽なようだ。
山頂から見えていた黒百合ヒュッテがなかなか見えて来ず、
ようやく見えたのは、結構キツイ岩場の坂の上から。
箱庭のようなきれいな佇まいだが、ヒュッテが見えて気が緩んだか、
2回も滑って腕を擦りむいてしまった。。。
黒百合ヒュッテは55周年の通年営業。
冬は3m以上の雪に埋もれるそうだ。
新旧さまざまなピンバッジがたくさんあった。
生ビール700円、缶ビール350mlが500円、ラーメン、カレーなど食事も充実。
あと、トイレは維持協力費の募金200円。
太陽光や風力の自然エネルギーも導入済み。
ヒュッテからの下りも、相変わらずの岩の道。
いいかげん飽きてくるが、靴底はやっぱり硬いほうがいいことを実感。
木道、網鉄道の整備がしっかりされているので危険はない。
沢にかかる行きに渡った橋の上流にかかる木橋を渡って、
唐沢鉱泉の源泉に到着。
こんこんと湧き出る源泉のそばに、
おそるおそる手を入れてみると、なんと冷たくて気持ちいい。
その温泉に入りたかったが、アブがとにかく襲ってきて、
逃げるように立ち去るしかなかった。。。
逃げる車のウィンドウにも無数のアブが体当たりしてきて恐怖すら覚えた。
下ってきた道を真っ直ぐ行くと、茅野市営の「縄文の湯」
市内市外の区別なく400円とお安く、露天風呂もあって気持ちよかった。
帰り道は中央道が休日千円廃止の影響もなく、激渋滞!
勝沼から先が延々相模湖先まで神奈川県内が数珠つなぎ。
行きの深夜は快調だったが、帰りの夕方は考えんといかんね。
でも八ヶ岳の魅力が満喫できた1日だった。
とにかく展望がいいねぇ。また行くぞぉ〜
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