仙丈ヶ岳・甲斐駒ヶ岳の見事な景色に気分は上々


- GPS
- 32:00
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 2,122m
- 下り
- 2,116m
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険ば場所はありません。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
3連休を利用して、仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳に行ってきました。
バスは戸台口から。車で到着したのは4時過ぎでしたが、すでにバス停には列が。
始発は6時なのですが、人が多いときは臨時バスを出してくれるそうです。
この日の始発も5時過ぎに出発。北沢峠まではバスで1時間です。
北沢峠から10分ほど歩いて北沢駒仙小屋へ。設営を完了したら、いざ仙丈ヶ岳へ。
北沢峠から大滝頭までは地味〜な上り道。展望もありません。
さすが南アルプルの女王、仙丈ヶ岳。なかなかその姿を表しません。高ビーですw。
大滝頭の分岐は馬の背ヒュッテの方に向かいました。こちらのコースは
いくつかの小川を越えていきますが、顔を洗うとひんやり冷たくて
気持ちよかったです。
薮沢小屋、馬の背ヒュッテを越えて登っていくと仙丈小屋が見えてきます。
ここまで来ると景色は最高、テンションアゲアゲです。行き交う人々も
お互いにカメラを交換してシャッターを切ります。景色を楽しみながら
登っているうちに仙丈小屋に到着。バッヂ購入させていただきました。
また仙丈小屋の少し下には水場があり、ここの水は悶絶する程おいしい!
仙丈小屋から仙丈ヶ岳頂上まではあと少し。景色を見ながら登っているうちに到着です。
山頂ではたくさんの方が食事をとっていました。
帰りは小仙丈を経由して。北岳と富士山の2ショットがすばらしい。
小仙丈から北沢峠までの下りはダラダラと長い道です。明日登る甲斐駒ヶ岳にはすでに
ガスが上がってきてました。明日はちょっと早めに出発しようかなぁ〜。
テン場に戻ると、お昼過ぎでしたが、多くのテントが張られていました。
明日の支度をして、少し昼寝。夕飯はラーメンとおにぎり、
川で冷やしたビールをグビグビ飲むと、前日の仕事の疲れも一気に出て
そのまま7時ごろには寝てしまいました。
二日目、甲斐駒へ。暗がりの中、早めの出発です。仙水小屋を経て、ゴツゴツした岩場に出ます。
ケルンと赤テープを頼りに進みます。浮石もあるので、少々注意が必要ですね。
岩場を抜けると仙水峠へ。眼下に雲海が広がり、ご来光です。神々しい景色に
柄にもなく、ちょっぴり感動。
感動の余韻にひたりながら仙水峠から駒津峰まで登っていきます。途中何度も
雲海を見下ろします。振り返ると昨日登った仙丈ヶ岳とお月様。景色のおかげか、気がついたら
駒津峰についていました。道中の景色が素晴らしいんだから、駒津峰からの景色が
素晴らしいのは言うまでもありません。
駒津峰からは一旦下り、甲斐駒ヶ岳へ向かいます。下はガケなので、注意して行きます。
六万石からは、いわゆる直登コースと巻き道コースの分岐がありますが、直登コースの方が
比較的楽に登れる気がします。もちろん岩場もあるので注意は必要ですが、炎天下に巻き道を
ダラダラ登る方が大変な気がします。
エイコラサっと頂上へ。意外と広い山頂からの景色は間違いなく今回のクライマックス。
岩に登ると360度の大パノラマ。八ヶ岳、北アルプス、中央アルプス、南アルプス、富士山。すべて見えます。
南アルプスの貴公子・甲斐駒ヶ岳…こんなの見せられたら「ほ、惚れてまうやろ〜っ」w。
後ろ髪をひかれつつも、帰りは巻き道へ。途中、左手に摩利支天をのぞみつつ下りていきます。
登ってくる人は大変そう。白い砂なので、照り返しがきついです。
あとは来た道を戻りテント場へ。撤収しバス停に着いたのが11時前。帰りのバスの始発が13時
なので、何をして過ごそうか考えていたら、ここでもまた臨時便を出してくれました。
南アルプス林道バスさん、その臨機応変っぷり、素敵です…。
バスに揺られ、戸台口へ。夢の様な2日間でした。
素晴らしい山行となりました。
そして、毎度の事ではありますが、中央道の大渋滞で一気に
現実に引き戻されたのは言うまでもありませんw。
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