三鈷峰
- GPS
- 05:18
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 998m
- 下り
- 999m
コースタイム
- 山行
- 3:53
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 5:17
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三鈷峰ピーク直下に崩壊箇所あり。雨後要注意 |
感想
ドラマの撮影が終わり、京都から車でおよそ4時間ほど掛かって大山町へ。定番の南光河原駐車場に着いたのは21時過ぎ。クルマは満車。第4駐車場まで人もクルマもいっばい。周辺では大献灯夏祭りが開催されていた模様。
22時を過ぎてようやく駐車できると、くる途中でコンビニで購入した夜食をつまみに酒盛り開始。車中ランタンを灯してビール2本酎ハイ3本少し飲み過ぎて夜半には就寝。翌朝すっきり目覚め支度を整えると、大山寺参道から奥宮へ。
奥宮のトイレで見知らぬおじさんに声をかけられ、ごいっしょすることに。
年の頃50代半ばという感じのそのおじさんのあとをついて下宝珠から上宝珠へとグングン高度を稼ぐのはいいけど、そのスピードの速さにはついていけず、何度も足を止め、呼吸を整え頑張ってそのたくましい背中を追って行った。
酸素不足で頭がボーとしてくることが多かったので、途中なんども先に行ってもらおうとしたが、その度ごとに『きょうは連れがあってよかった。ひとりじゃつまらん』という言葉をいうのでひたすら追うように登山道を駆けるように歩いて行った。
およそ2時間ほどでユートピア避難小屋を抜け、象が鼻の少し登ったあたりではじめての大休憩。おじさんは美味そうなビール。自分は軽くパンをかじった。三鈷峰がよくみえる。
ガスのかかりはじめた剣ヶ峰の稜線に人が歩いてあるのをみて、剣ヶ峰へ行きたい衝動に駆られるが、
『あいつらは狂気や。死ににいくようなもんや。頭が悪い』というおじさんの毒の効いたコメントに、今更おじさんと袂をわかつという意思を伝える勇気が失せた。チャンスがあれば行きたいと思っていただけに無念だとおもった。
その後、避難小屋を抜け、足元の危ない崩壊地を登ると三鈷峰にたどり着く。しばしの休憩の末すぐに下山に取り掛かった。おじさんのせっかちぶりには辟易するものを感じたが、曇り空を見上げながら『降りそうやな』というおじさんの目には天気図の様子が浮かんでいるのだろう。
予想していただけにせっかちに登りそして下っていたのだと感じると、ちょっとそのおじさんが可愛く見えた。
下宝珠あたりくらいからポツポツと降ってきた。
気象庁発表の予報とは異なる天候だ。
すぐに奥宮につき参道をくだると、大山寺駐車場に停車させているおじさんとはそこでおわかれ。自分は橋を渡り南光河原駐車場へ。
嵐のようなおじさんだった!
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