弥山・八経ヶ岳

2011年07月14日(木) 〜 2011年07月15日(金)

• GPS: 25:42
• 距離: 23.0km
• 登り: 1,600m
• 下り: 1,623m

コースタイム

10:30川合-13:50栃尾の辻-15:45狼平-17:15弥山
5:50弥山-6:25八経ヶ岳-7:35日裏山-11:45坪内

天候

晴れ時々曇り、山上では霧

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

川合登山口の最寄は「天川川合」、坪内登山口の最寄は「天河大弁財天社」(「坪内」ではありません)

橋の架け替え工事でバス停が移動しています↓
http://www.vill.tenkawa.nara.jp/topics/archive/2/2010-04/catid/7

コース状況／危険箇所等

川合-栃尾の辻
ほとんど尾根筋を通るので明るく、よく手入れされていて歩きやすい道です。

栃尾の辻-狼平-弥山
よく手入れされていて問題ありません。狼平から登るところは木道になっています。

弥山-八経ヶ岳-栃尾の辻
こちらもよく手入れされていて問題ありません。奥駆道と重なるところは道標なども充実しています。

栃尾の辻-坪内
栃尾の辻を出てしばらくいくと狭い尾根を通ります。その後は尾根から降り、斜面をトラバースしながら高度を下げて登山口まで降りて行きます。
一部、崩壊気味の急な斜面を通る箇所があり、危ないところにはワイヤーが渡してありました。また、地図にない林道を横切る箇所が2つありました。うち1つはいったん林道と合流するので、ふたたび山道に入る箇所を見失わないよう要注意。

その他
天川川合バス停と弥山小屋に公衆トイレあり。
天川川合バス停の向かいの駐在所に登山ポストあり。
登山届け用紙はバスの運転席後ろの壁にも備え付けてありました。
坪内には立ち寄り湯(天の川温泉)あり。

写真

川合の登山道入り口

すぐ吊り橋を渡ります

美しい渓谷です

やっと栃尾の辻に着きました
ここまでがしんどかった

大峯な景色にかわりました

狼平からの登り
木道が続きます

弥山の夕暮れ

翌朝、八経ヶ岳

このあたりは道標も立派です

感想

FOMMYJUK

足慣らしのつもりが実際に歩いてみると結構キツく、狼平で泊まろうかとも思いましたが、時間を見ると十分弥山まで日のあるうちに着けそうだったのでなんとか弥山までたどりつきました。

印象的だったのは、

「杉の植林の山でも気持ちいい道はある」
杉の山と言えば薄暗くじめじめ景色は見えなくて単調な道、というイメージだったのですが、今回歩いた川合からの道は尾根筋だったこともあり、明るくところどころ景色も見えて、登り一方で楽ではなかったですけど気分よく歩けました。

「ガラっと植生がかわる地点がある」
どこだったかはっきり覚えてませんが、栃尾の辻を出てしばらく行ったあたりかで、いきなり湿地に苔と下草、倒木といういかにも大峯な景色に変わったのには驚きました。そこまでは標高があがるにしたがって乾いた感じになっていたのに、山の上でこの湿気の多さは何なのでしょう。霧のせいでしょうか。

「虫の多さと鹿との関係」
ほぼ全コース虻やら蜂やら虫に付きまとわれました。ほんの少し立ち休みをしていてもどこからか現われて周りをぐるぐる旋回してきます。うっとうしいことこの上ないのですが、途中、鹿よけネットに囲まれた場所になると急にいなくなるのです。ネットから出るとまた付きまとわれます。普段は鹿やその糞にたかって生きているのでしょう。
コロコロの特徴ある糞がそこかしこに落ちていて、全山鹿だらけ、といった感じでした。