吉和冠山1339mから寂地山1337m(松ノ木峠より)
- GPS
- 06:30
- 距離
- 12.6km
- 上り
- 800m
- 下り
- 780m
コースタイム
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 6:24
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ローブ場などがあります。スリップしないように。吉和冠山分岐〜寂地山はこの季節草が登山道を一部覆っているところがありガスっているとコースアウトしやすいかもしれません。マムシ一匹あり。羽虫も多く虫よけがあった方がいいです。 |
その他周辺情報 | 近くに潮原温泉がある。吉和インターを下りてすぐのところにコンビニ(デイリー)あり。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
---|
感想
東赤石の予定が天気予報がよ
ろしくないので中止となった
。ならば吉和冠山へまだ登っ
たことのない松ノ木峠から登
ってみることにした。山口県
側は天気は良さそう。8時半
に出発して西条インターから
山陽道にのって中国道吉和イ
ンターでおりた。
そこから国道186号を西へ県
境ちかくで右折して国道434
号の松ノ木峠へ。県境手前の
左側に広い駐車場があり西中
国山地国定公園・自然を大切
にという看板がある。車が一
台泊まっているのみ。
10時10分にチーズ(パピヨン
)を連れて出発した。国道43
4沿いに山口県側へ歩道を
少し進むと県境がある。対面
にカーブミラーがありそこに
冠山登山道との道標がある。
横断して10時15分に登山道へ
と入る。少し林道を歩いてい
くとやがて山道に。
キンミズヒキがたくさん咲い
ている。ヌタ場らしきものが
ある。子供のころ七草薬師に
登った時に観察していたらダ
ニだらけになったことがある
。チーズが入りそうになった
ので慌てて呼び戻した。
雑木林の中を進む。羽虫が多
くうっとおしいので虫よけメ
ッシュを被る。右手に鉄塔が
見える。植林に変わると左に
防火用水と書いてあるドラム
缶がある。道は明瞭で歩きや
すい。基本的にはゆるやかに
登っていく感じだけれどお時
々急な尾根道を登っていく。
30分ほど歩いたところで激の
登りになる。それを上り詰め
るとなだらかになった。左は
植林で右は自然林。急になっ
たりゆるやかになったりを繰
り返す。登山道にマムシがと
ぐろを巻いていたのでストッ
クで外へほり投げた。マムシ
やスズメバチの時期なので注
意しないと。チーズは先頭を
いかさぬよう注意していたら
後ろをついてくるようになっ
た。
11時25分にロープ場がでてき
た。まあ普通に気を付けて登
れば問題なさそう。ぐいぐい
を高度をあげていく。枯れか
けたヤマジノホトトギスが咲
いている。びっしりとクマザ
サが地面を覆っている。道は
明瞭でこういう天気なら全く
問題はない。
あいかわらず左が植林で右が
自然林。右は鬱蒼とした自然
林帯だ。フシグロセンノウの
群落がある。見るのは久しぶ
り。このあとも何か所か群落
があった。
急な尾根道を登っていく。元
気なヤマジノホトトギスが咲
いている。右手に大きななだ
らかな山が見えている。あれ
が吉和冠山だろう。斜度が落
ちてとても快適な自然林帯の
中の道を進む。フシグロセン
ノウがたくさん咲いていると
ころがありそこは西側の視界
が開けている。羅漢山がよく
見えている。そこには腰を掛
けるのによさそうな岩がある
。ツルリンドウが咲いている
。これも久しぶり。男性が登
ってきた。湿度が高くて虫が
多いですねえと話を交わす。
ヤブレガサのような葉っぱの
ニシノヤマタイミンガサが咲
いている。ちょっと下ると12
時25分に冠山と寂地山との分
岐にでてきた。道標には30分
とある。まだそんなにかかる
のかあとちょっとショック。
冠山の方向へと下っていくと
小さな沢がでてきた。もうす
ぐ太田川源流か。12時35分に
小川林道分岐にでてきた。そ
のすぐ先に太田川源流の碑の
道標がでてきた。吉和冠山へ
登り返してゆく。吉和冠山へ
の最後の登りとはわかってい
るけど結構きつい。さきほど
抜かしていった男性が下りて
きた。山頂は大賑わいですよ
とのこと。
12時50分に三角点に着いた。
そこから南へ進むと展望のよ
い岩場の上にでる。
数人の女性パーティーが座っ
ていて談笑されている。今日
は霞がひどくて遠謀はきかな
い。食事をとってそうそうに
引き返しまだ登ったことのな
い寂地山へと向かってみる(
13時10分)。気温は低くて22
度。13時40分に寂地山・吉和
冠山分岐へ。原始の森という
感じの深い深い森の中を進む
。杉の巨木もみられる。分岐
から5分ほどあるくとオオヤ
マレンゲの自生地へ。ロープ
が張ってあり説明板も設置し
てある。うっそうとした森の
中を進む。赤テープが時々張
ってある。このあたりは踏み
跡がとても明瞭だ。後冠山を
左へ巻いて進む。オトギリソ
ウが咲いている。
クマザサが登山道に覆いかぶ
さって少し道がわかりにくい
。14時20分ころになると登山
道に岩場がでてきた。とうこ
とはもうすぐかなあと勝手に
解釈してしまう。
14時27分に寂地山に着いた。
ベンチがある。カタクリ自生
地との道標がある。10分ほど
休憩して引き返す。ツリフネ
ソウが咲いている。そのほか
にもツチアケビが。
草で覆われたところを過ぎる
と15時17分に冠山分岐に戻っ
てきた。曲がらずそのまま松
ノ木峠へと向かう。天気はそ
れほど悪くない。日が差して
いる。もくもくと下ってゆき
16時40分に駐車場へと戻って
きた。吉和冠山〜寂地山が思
っていたよりも幽玄な感じの
原生林の森といった感じでま
たぜひ行きたいなあと思われ
るようなところだった。ほん
と山ぶかい感じのするところ
だった。
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