記録ID: 1244739
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沢登り
丹沢
ヤビキ沢 滑落
2017年09月03日(日) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:42
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 873m
- 下り
- 866m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:13
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 6:42
13:10
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
癒し系ヤビキ沢に行ってきました。ツツジ新道でゴーラ沢出合へ、も少しツツジ新道登って810mあたりの踏み跡をたどってゴーラ沢に入渓、堰堤2つ越えて3つめの堰堤手前あたり、堰堤を左から越えてゴーロ歩き、850m二俣を右にすすみヤビキ沢に入ります。 すぐにナメ滝があらわれます、水は冷たいですが水流のなかを快適に登ります。マイナスイオンたっぷりで癒される〜。990m付近の2段10m滝は定石どおり左のザレを登って巻きます。次に現れた3条8m滝、右壁が簡単そうですが、どこからでも登れそう、3人が勝手に登ります。水流右を登ってたホールドの岩がはがれて6mほど滑落、頭をつよく打ったがヘルメットで無事、いっしょにはがれ落ちた頭ほどある岩が右足甲のあたりを直撃、痛くて足がつけなくなりました。 さてどうするか、まだ先は長いので遡行は中止、沢下降で下山します。要救助者1名、72kg、おぶってみましたが3歩で断念、2人で両脇からかかえて、さらにハーネスにスリング2本、両脇から肩ごしに吊り上げてケンケンで歩きはじめました。すぐにあらわれる2段10m滝、巻いたルートをたどるのは無理、要救助者は沢登り3回目で懸垂下降の経験なし、しかし行くしかない。まずは2段めの2mの高さで懸垂、片足で何とかいけそう、1段めの8mも何とか降りてきました。ゆっくり、休み休み少しずつ下山、ゴーロ歩きはつらい、救助者2名も腰にきてます。途中で思い出してロキソニン〈痛み止め〉を2錠飲ませました。堰堤3つも懸垂下降、最後の堰堤は高さがあり30mロープがギリギリでした。 やっとの思いでツツジ新道に戻ってきました。歩きやすいのですが登山道は細いので肩組んで歩けません。枯れ木の杖を使ってみたり、四つ這いで歩いてみたり、痛み止めが効いてきたか2本杖で歩けるようになりました。1人が先に降りてツツジ新道入口の林道まで車をまわして無事下山、滑落現場まで登り2時間、下りは4時間以上かかりました。 う〜〜ん、癒し系ナメの初級沢でもナメてはいけません、何が起こるかわからないのが沢登り、勉強になりました。下山後靴脱いで足みてみましたが、変形なし、腫れも少しだけ、てっきり骨折かと思いましたが、打撲のただの痛がり?これだけ苦労したのでヒビくらいいっててほしいものです。救助者2人のジジイの腰のほうが心配になりました。 |
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