弥山・八経ヶ岳〜川合から尾根をてくてく歩き

2017年09月02日(土) 〜 2017年09月03日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 19.5km
• 登り: 1,361m
• 下り: 1,361m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 5:00

10:50 川合登山口
13:52 13:52 栃尾辻
15:35 15:35 高崎横手
15:50 狼平避難小屋

2日目

• 山行: 7:05
• 休憩: 0:40
• 合計: 7:45

5:00 狼平避難小屋
6:40 6:50 弥山
7:15 7:20 八経ヶ岳
7:35 7:35 大峰山
8:10 8:35 日裏山
8:50 8:50 高崎横手
10:35 10:35 栃尾辻
12:45 川合登山口

行き、帰りとも、登山口から林道に出会う手前の鉄塔で食事休憩を30分ほどとる。

天候

晴れ曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

天川市役所の駐車場にクルマ1泊。駐車の可否は分からなかったけど、土日だしクルマを止めても良さそうな雰囲気だったのでクルマを残して登山。

コース状況／危険箇所等

川合から弥山への登山口には登山届を入れるポスト無し。危険個所、登山道に木が倒れこんだり、崩れている部分が何か所かあるので、通過する際に注意が必要。登山道上に張った木の根が濡れて滑りやすいので注意・・・1回滑って転んだ。

その他周辺情報

天の川温泉・・・脱衣所・洗い場ともに大変狭く、混雑時にはとても寛げる状況ではない。新しくてきれいなのではあるけど。

写真

9/2 10:44

川合の登山口です。登山届投入ポスト無し！

9/2 10:54

登り始めはヒノキ植林地の中。階段をひたすら上がります。

9/2 12:53

稜線上から見た大普賢岳方面。ススキが秋の雰囲気を醸し出しています。

9/2 14:32

今回の山行では、このブナの森との出会いにもっとも感動した。

9/2 13:17

巨木に次ぐ巨木。

9/2 13:51

栃尾辻の避難小屋・・・本当に一時避難のための小屋で、宿泊は厳しそう。

9/2 15:49

狼平に到着。すっかりガスの中です。ここが「関西の上高地」と呼ばれているらしい場所。川の水の透明度はすごかった。

9/2 16:23

テントの中でホットワインでほっと一息。思いのほか寒かった。持ってくる予定のビールは前日に飲み干して正解だった。

9/3 6:25

弥山山頂手前から八経ヶ岳。すでに強風の中。

9/3 6:38

弥山山頂。誰もいません。

9/3 6:54

弥山から八経ヶ岳へ。ほんのちょっと奥駈道をゆく。

9/3 7:15

八経ヶ岳山頂。強風。寒すぎて5分くらいで下山。もう少しゆっくり山頂からの風景を楽しみたかったなあ。

撮影機器：

μ770 SW オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ

備考

ワイン・・・思いのほか冷えたので、テントで温めてのむホットワインにほっとした。

感想

aucuba72

　台風の影響があるだろうと思い、宿営地を弥山山頂から狼平に変更し、コースも行きかえりを同じルートにすることにした。狼平はあまり風はなかったが、上空を風がびゅうびゅう吹く音が夜中に頻繁に聞こえた。弥山山頂でテント泊をした人に話を聞いたが、テントは風を受けてバタバタしていたけど、泊まれないことは無かった、星がきれいに見えることもあったとのこと。まあ、山頂でも狼平でも、テントを張るのにはどちらでも良かったのかな？
　川合からのルートをとる人が少ないのかどうなのか、他の登山者と出会うことはごく稀で、静かな森の中の登山を楽しんだ。登り始めこそヒノキ植林地だが、途中からブナやシラビソ主体の天然林に代わり、栃尾辻を過ぎたあたりから、ブナの巨木が目立つ、実に豊かな森の様相を見せ、大いに感動し何度も足を止めた。事前に見ていた地図やルート解説にはちらっとしか書かれていないから実感が持てなかったが、実際に歩いてみて、この山域の奥深さ、森の深さに初めて気づかされた。お隣の三重県に住んでいながら今まで知らなかったとは・・・今後、もう少し頻繁に足を運ぶことにしよう。