米子沢(巻機山山系)


- GPS
- 09:36
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 1,288m
- 下り
- 1,280m
コースタイム
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
スノーブリッチ桁だけ残ってます。 |
その他周辺情報 | 巻機山麓キャンプ場あり。 予約なしで宿泊可能ですが駐車場管理棟にて代金支払い必要 (17.8.1確認時点) |
写真
感想
お盆の時は、駐車場等の関係機関へ確認や地図を使い集水率等の計算を準備万端だったのだが天候不順の為駐車場まできて断念したのだが今回はやっと登れた。
今期、ずっとこの米子沢の為に沢登りの数をこなし体作りしてきた。
米子沢なのだが岩盤が崩落により沢が埋まり以前のナメが見られないのだが一部残っているナメがきれいだと言われている。
最初は長いゴロー帯〜ゴルジュ帯が長く続き、高低差、距離などを考えると初心者向けではないと思う。
駐車場をでて米子沢へと続く道を歩くと駐車場と同じ米子沢の警告看板があるのでそこより沢へ向かう。
堰堤があり大きなゴローが続き沢事態にほぼ水量はない。
ゴロー帯を歩くこと約30分F1(くの字ナメ30m)が見えてくる。
ナメナメ滝なので難なくクリアする。
その後、滑ノ沢隣にあるゴルジュの連続滝だが右岸より巻き道がある。
ここよりまだまだ続くゴロー帯、未だ残るスノーブリッチ跡を横目に沢を詰めていく。
詰めていくと急に現れるゴルジュ帯。
ここからが核心部のゴルジュ帯だ。
先ほども書いたが、今期この為に何度沢登り山行距離をのばし体作りしたかを思うとわくわくしてしまう。
最初のうちは登れるのだが日陰沢との出会いにある滝を登り終えるそれを最後に続く段10mの滝は登れない為巻く。
踏み跡があるので迷わず行けると思ったのだが奥まで行っている巻き道は奥に行きすぎて途中道がなくなる。
少しもどり立木を使い懸垂下降にて沢へもどる。
また、登れる滝がでてくるのだが樋状の滝は右岸側に赤テープがあるので足元を滑らせないよう超えてその後3本ほど超えて行くとナメ岩の沢となっていく。
ナメ床だがラバー、フェルトどちらも滑るといった印象である。
段々と沢筋が狭くなりトラロープが張っている右俣を超え詰めていくと登山道が左手にあったらそこで遡行終了となる。
ここで今期前半の目標としていた米子沢が終わるのでとても心残りである。
沢全体を通してだが30mロープは、懸垂以外使用していない。
10mロープで十分なのだが登攀能力に自信がないのであればロープを使い登った方がいいと思う。
滝事態がほぼ直壁でゴルジュ帯なので塩の川(上流部)以来のぎりぎりの壁に出会えた。
自分の技術力が試せるのでぜひ登攀能力に自信がある方、技量を試したい方にはいい沢だ。
ナメ床だが自分としては、米沢にある大滝沢の方が好きである。
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