利尻山
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,530m
- 下り
- 1,671m
コースタイム
- 山行
- 8:40
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 9:50
天候 | 雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
船 飛行機
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雨が降り続いていたが、ぬかるみもなく特に滑ることはなかった。 |
その他周辺情報 | 利尻富士温泉 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
|
---|
感想
15:40の礼文行きのフェリーに乗るため、平均9時間以上掛かるということで、
午前4時に宿を出発。他の登山客と一緒に利尻山3合目まで車で送迎してもらう。
北海道到着時からの雨は若干弱まるものの、小雨が降り続いていた。
朝食代わりのウィダインを飲み、準備を整え、4:30から登頂を開始する。
8月にもかかわらず、気温が15℃前後と低く、インナー、フリース、ヤッケと着込み、上からビニールコートを羽織る。
歩き始めの石畳が終わると、湧水があり、手に取って冷たく、飲んでみると非常にまろやかであった。それを水筒に詰め、しばらく歩く。
ダラダラと緩やかな登りが続いていく。途中、気温は低いものの、動いて暑くなったため、フリースを脱ぐ。
一緒の宿から来た方に追いつき、今後の予定などについて話す。東京から来られた男女二人組の方は、同じく礼文に渡る予定だったが、フェリーの時間と天候の悪化のため、稚内に戻るということであった。
標高が上がるにつれ、森林以外の景色も見え始めたが、靄で覆われ真っ白であった。
7合目手前の展望台で小休止。
8合目の小屋でトイレ休止。思ったよりも早いペースで進んでいけた。
9合目からのザレ場から急登になったため、さすがにきつくなる。
頂上につき、お参りをして、先に登頂された方に珍しく写真を撮ってもらう。
あとで見たら、髪は濡れ、メガネは曇り、河童のようになっていた…。
変わらず、辺りは靄が掛かっており、景色は何も見ることができなかった。
補給食を摘まんで下山。先の二人組に『フェリー間に合いそうですね』と声を掛けられる。なんとかなりそうだ。
雨を避けるため、8合目の小屋で休憩。そこで徳島からご主人と一緒に来られ、お願いしたガイドから、ここで待っていてくださいと待機しているご婦人と出会い、いろいろとお話をする。ちょうど先日、甲子園において地元新潟が徳島に勝ったので申し訳ないとは思いつつ、話題に上げる。カップラーメンも食べ、一息ついたので下山を再開。
下山中に良く思うことだが、よくこんなところを登ってこられたものだとつくづく思う。まったくもって登りより、下山の方が不得手だ。
なんとか13:00前には登り口に降りてこられた。雨に降られ、靴の中までぐしゃぐしゃになっていた。
タクシーに連絡するものの、フェリーの時間と被ったということで来られないということで、自力で宿まで歩きだす。すると他の方が呼んでいた宿の車に拾ってもらうことができた。『フェリーのお客さんより、疲れた方を優先したいじゃない』という言葉が嬉しかった。
利尻神社で下してもらい、お参りをして、近くの温泉に入浴後、宿まで歩く。
途中、宿の上にあるペシ岬展望台に登り、利尻の街を見渡す。晴れていれば最高の景色なのに残念。
無事、15:40のフェリーに乗り、次の目的地礼文に出発できました。
今年のGWにフェリーから見た利尻山に一目ぼれしてやってきたが、天候が悪すぎた。現地の人曰く8月でこんなに天候が荒れることはないとのことであった。今後くるとしたら、花の時期の7月に来てみたいと思う。
山で出逢う人々との会話も山旅の楽しみだよね。沢山の人達と話したんだね。最近気づいたけど、天気が凄く良い日もいいけど、こんな風に曇った時こそ山の呼吸を感じる時がある。
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