カラコルム ラシュファリ・ピーク敗退(ツアー)


コースタイム
2日目 ISB−GIL 専用車でカリマバード(ホテル泊)バルティット・フォート往復
3日目 ウルタル峰BCまでハイキング (ホテル泊)
4日目 ホーバル2790mまでジープ ブアルタール氷河横断しビリチコー3300m(テント)
5日目 ビリチコー左尾根からチュディン・ハライ4440m(テント)
6日目 ラシュファリ・レイク経由でシャンバル・ピーク4900m −ラシュファリ・レイクーファイファリへ下る3450m(テント)
7日目 ファイファリからダチガン(岩絵)−スマイヤー氷河・ミアール氷河横断ーハムダール3270m(テント)
8日目 ブアルタール氷河横断ーホーバル ジープでカリマバードへ 専用車でギルギット(ホテル泊)
9日目 カラコルム・ハイウェイをペシャムへ(ホテル泊)
10日目 ベシャムーイスラマバード FLT ISB−BKK
11日目 BKK-NRT
天候 | 登山5日目 晴れ夜雨 6日目 晴れ後小雪 後は有れ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
|
コース状況/ 危険箇所等 |
定期的にハイキングで山道を歩いていることが条件 4300m以上になると高所を感じてきた(個人的感想) 3日目 登頂後、レイクから次のキャンプ地に下る山道がザレて急だが、丹沢あたり位の難度なので、歩けない参加者がいると夜になってしまい、11時間半かかってしまった。 ガイド1名、山岳ガイド1名(出生地は4100m 出産を考えると脱帽)ポーター43名、キッチン3名、添乗員1名 内ポーター長、コック長、ポーター1名が自力歩行が難しい客のサポートに付く |
写真
装備
個人装備 |
10kgまではポーターが持ってくれるので軽荷で歩く 基本的には昼食はキッチンスタッフが先に行きランチを提供 となっていたが時間が遅く
結局行動食必要<br />煮沸したお湯を朝・夜もらえるので水筒は持参すること
虫は殆どいなかった |
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共同装備 |
リーダーはロープも待機者のツエルトも携帯していないので注意
|
備考 | 事前に高所テストを受け、呼吸訓練をしていたので効果があった。 |
感想
以前から行きたかったパキスタン ノーザンエリアのフンザ、とにかく遠く、諦めていたが、カラコルムの山と組み合わせた11日間ツアーを見つけ参加してきた。
パキスタンはカラコルム山脈、ヒンズークシュ山脈、ヒマラヤ山脈が走り、7-8000m級の峰々が美しい姿を見せ、現地トレッキングツアーも1組1日だけ合っただけで静かに山旅を楽しむことができた。
幸運にも3割の確率という飛行機が飛び、空からK2、ナンガパルバット等々の峰々を見ることができた。ラカポシュ、ディランの白きたおやかな峰(決してたおやかではないのです)、ナンガパルバットはカラコルムハイウェイからゆっくり眺めました。
登山前日はウオーミングアップで、ウルタル峰BCまでハイキングをし、長谷川恒夫のお墓にお参りしてきました。山野井さん達日本人が登ったレディーフィンガーも空に突き刺さり、その後登山中ずっとランドマークになった。ハイキングの時は雲がかかっていた2峰もホーバルに戻る時には全容が豪快だった。
終始好天に恵まれたのだが、ラシュファリ・ピーク登頂日だけ雪で、手前のシャンバル・ピーク4900mで敗退。5千m台を経験できなかった。
ツアーなので仕方無しです、、、、。
今回のは変化に富んだ素晴らしコースで、7〜8千mのウルタル、ヒスパー山群、ミアール、マルビチン、スパンティーク等々を見ながらの贅沢な歩き。
黒と白の氷河歩き、逆さヒスパー山群が映るラシュファリ・レイクでお茶したり、ガレ場の急登り、雪の岩歩きや牧草地での幕営。5か月だけ羊飼いが常駐する2千頭のが山から戻る様子は壮大で、仲良くなり手作りのチーズをごちそうになり、下山した村の祭りに参加したり楽しい山旅でした。白い氷河以外はヤクや牛が通り、村人が放牧のために通う道でもあり、水もとれる。
最高4000mまでしか経験が無かったので心配したが、非常にゆっくり歩き4900mまでは経験できたが5千mを越せなかったのが残念だった。ギルギットまで飛行機が飛ばず、カラコルム・ハイウェイで走っていたら随分疲れていたことと思う。
初めて単独でのツアー参加で、登山とは異なるシステムで戸惑いや疑問が多かった。仕組みや様子がわかったので次の機会があれば、ロープ使用の山を選ぶべきだとわかったが高度が高いのでミウラドルフィンでトレーニングしていこう
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