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Yamareco

記録ID: 1258416
全員に公開
ハイキング
氷ノ山

氷ノ山 雨の中、途中帰還

2017年09月15日(金) 〜 2017年09月16日(土)
 - 拍手
Katsuhara その他30人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:15
距離
13.3km
登り
1,008m
下り
1,013m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
1:47
休憩
0:15
合計
2:02
距離 6.6km 登り 459m 下り 442m
2日目
山行
3:04
休憩
2:10
合計
5:14
距離 6.7km 登り 576m 下り 571m
1日目はチェックポイントまでのコース確認のため、2日目はチェックポイント記録係として「自然探勝路・三の丸コース分岐点」(チャレンジリフトの中間点)まで歩きました。二日目はその後、三の丸コースを少し登った後下山しました。
天候 曇/雨
過去天気図(気象庁) 2017年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
今回は自家用車で氷ノ山キャンプ場まで行きましたが、
若桜まで鉄道若桜線、そこから「つく米」までは路線バスで行くことができます。
コース状況/
危険箇所等
特に危険なところはありませんが、上りのコースがいくつかありますのでルートを間違えないように分岐点は気を付けましょう。
その他周辺情報 氷ノ山キャンプ場の利用料金(1泊)は以下のとおりです。
フリーサイト( 4.8m×4.8m) \2,000
デッキサイト(常設テント)   \3,000
バンガロー(ログハウス)    \4,000
オートサイト(駐車場付き)   \5,000
二日目の朝、氷ノ山キャンプ場。
そろそろ出発です。
2017年09月16日 06:20撮影 by  iPhone SE, Apple
9/16 6:20
二日目の朝、氷ノ山キャンプ場。
そろそろ出発です。
仙谷登山道入り口
2017年09月16日 06:39撮影 by  iPhone SE, Apple
9/16 6:39
仙谷登山道入り口
スキー場に入ります。
2017年09月16日 06:41撮影 by  iPhone SE, Apple
9/16 6:41
スキー場に入ります。
自然探勝路入口
2017年09月16日 06:49撮影 by  iPhone SE, Apple
9/16 6:49
自然探勝路入口
自然探勝路は杉林の中です。
2017年09月16日 06:52撮影 by  iPhone SE, Apple
9/16 6:52
自然探勝路は杉林の中です。
自然探勝路を抜けて、三の丸登山道との合流点に着きました。
私はここのチェックポイント担当で、生徒が来るのを待って通過時刻を記録しました。
2017年09月16日 09:17撮影 by  iPhone SE, Apple
9/16 9:17
自然探勝路を抜けて、三の丸登山道との合流点に着きました。
私はここのチェックポイント担当で、生徒が来るのを待って通過時刻を記録しました。
登山隊の最後尾について歩きましたが…
2017年09月16日 09:31撮影 by  iPhone SE, Apple
9/16 9:31
登山隊の最後尾について歩きましたが…
悪天候と時間超過のためリタイヤ、下山しました。
2017年09月16日 10:11撮影 by  iPhone SE, Apple
9/16 10:11
悪天候と時間超過のためリタイヤ、下山しました。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ジャンパー ズボン サポートタイツ 靴下 グローブ 帽子 雨具 着替え サブザック 食事(インスタントラーメン等) 行動食(飴) 予備食(カロリーメイト他) 飲料(お茶500mL+600mL) ガスカートリッジ コンロ コッヘル 地図(地形図) トレッキングポール 折り畳み椅子 iPhone(GPS カメラ) iPad mini バッテリー 携帯電話 時計 タオル 手拭い ティッシュペーパー シュラフ
備考 最近日帰りハイキングばかりだったので
ランタン(懐中電灯)、シュラフの下に敷くマットを忘れていた。
夏用のシュラフでは夜が寒かった。毛布が欲しかった。

感想

 山岳部の中国大会鳥取県予選のため氷ノ山へやってきた。
 台風が接近しているため二泊三日の予定を一泊二日に短縮し、コースも若干短縮して大会を実施することになった。
 氷ノ山は今年一度登ったことがあるが、今回歩くコースは一部自分の歩いたことのないコースだったので、同じチェックポイント担当の職員と登山前日の午後に下見してみることにした。生徒たちがキャンプサイトでテント設営や炊事等を行っている午後の時間帯に歩いてみた。今回のコースとなっている「自然探勝路」は、仙谷登山口からアルパインスキー場をリフト終点辺りまで登り、そこから右へ折れて林間へ入ったコースだ。杉林の中を歩き、谷を二つほど超えて、スノーピアゲレンデチャレンジコースの一番上のリフトの中間点へ出て、三の丸登山コースと合流する。以前歩いたスノーピアゲレンデを一番下からひたすら上るコースより傾斜は緩やかで変化もあり山歩きの楽しめるコースだ。ヤマレコGPSを頼りにコースの確認を行いながら1時間余りでチェックポイントの合流点へ着くことができた。
 その日の夜は、生徒は当然テント泊なのだが、職員は実力に応じてテントを張ったり車中泊したり。私はまだ山での宿泊装備が不十分なのでバンガローを共同で借り、その中でシュラフで寝た。夜中に雨が降ったり風が吹いたりしていて、明日の登山が無事に行えるかどうか心配だった。マットを忘れ、夏用のシュラフしか持っていなかった私はあまりよく眠れないまま、硬い床の上で外の音が気になりながら一夜を明かした。
 二日目は朝5時過ぎに起床、生徒登山隊が出発する6:50の30分前に私は出掛けた。風は無いが小雨が降っているので合羽を着なければならない。けれども歩くとどうしても合羽の中が汗で蒸れる、ベンチレーションを上手に行えるかどうかが疲労度に影響する。昨日歩いたのと同じコースを昨日と同じぐらいのペースで歩いてチェックポイントへ到着し、そこで生徒登山隊がやってくるのを待った。トランシーバーでの連絡によると、先導がコースを間違えて引き返したためタイムロスしたチームがあるようだ。台風の接近により当初の予定とコースを変更したことが影響しているのかもしれない。速いチームは規定時間より5分ほど早くこのチェックポイントを通過したが、遅いチームは制限時間を30分ほど超過してしまっていた。その時点でその最終チームも登山を完遂するつもりだったので、チェックポイントの任務を終えた私は最終チームの後をついて三の丸コースを登って行った。しかし、ここが最も斜度がきつい登りの続く場所だ。しばらく登ったところでこの最終チームは登山続行を断念し、下山することにした。雨は降り続いているし、時間もかなり遅れている、生徒たちは疲労している。もう少し登れば傾斜は緩やかになることはわかっているが、コースはまだ3分の2ぐらい残っている。これは勇気ある撤退だったと評価しよう。
 結局今回私はピークを踏破できずにほぼ同じコースを2周したことになる。ただ、これは大会引率の仕事だった訳で、チェックポイントの記録係と、途中下山の生徒達を迷わせることなくゴール地点へ返すことができたことで、私の責務は果たせたと思っている。山岳競技というのは一種のサバイバル技術競争なわけで、今回のような悪天候・悪条件下での行動や適切な決断も重要なことだ。けれども、できることならサバイバルではなく気持ちよく山歩きができればそれに越したことは無い。次の大会は是非良い天候に恵まれますようにと祈るのだった。

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