ヤマレコ

記録ID: 125857 全員に公開 沢登り丹沢

中川川水系 笹子沢左俣

日程 2011年08月07日(日) [日帰り]
メンバー
 kamog(CL)
 watasaru(SL)
天候晴れのち曇りのち雷雨
アクセス
利用交通機関
車・バイク
中川橋奥駐車場
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

中川橋駐車場9:17-
9:30笹子沢橋-
右岸林道-
9:50岳山堰堤上部10:01-
10:14小塚沢出合-
10:40標高580m二俣10:57-
笹子沢左俣-
13:33稜線/標高951mピーク13:45-
14:00二本杉峠-
14:38上の原-
14:50中川橋駐車場
コース状況/
危険箇所等
■笹子沢左俣

  二俣からは短い距離の割りに5m以上の滝・棚が10以上もあり
  右俣と比べて登攀系の沢で登り応えがある。
  反面、随所に美しいナメもあり総合的に面白い沢だ。
  標高700m辺りから豊富な湧き水があり、この渓の源となっている。

  遡行グレード:2級下(右俣は1級上)

 〆子橋周辺は上の原集落のため自由に置ける駐車場はないので
  丹沢湖畔北側の中川橋を渡った右にある駐車場がよい。
  20台程度は駐車可だがトイレはない。
  駐車場から笹子橋まで県道76号線を徒歩15分弱。

 ⊂紊慮興戸遒梁膩震噂鼻嵌戒荘」右端から笹子沢右岸の林道をしばらく行く。
  この林道は標高430mの岳山堰堤という大型堰堤下まで続いている。
  ※今年の台風豪雨の影響か途中、沢岸を通る林道が一部崩れていた。
   また岳山堰堤下部も林道上に水の走ったトレンチができてしまった。

 3抻咳當蕕榔(左岸)に径路、左(右岸)は手摺りで乗りこせるが、降りる
  最後のみやや脆いザレだ。
  ここで沢の足ごしらえをすればよい。

 い垢阿L(長さ)7mのきれいなナメが出迎えてくれる。
  左岸を歩けば比較的明瞭な径路ですぐの堰堤を巻いている。
  しばらく平穏な河原を歩けば、再び左岸径路で2番目の堰堤も巻ける。
  巻いた箇所で左から入る涸沢が小塚沢。

 イ泙燭靴个蕕歩いて標高550mほどで小さいが深い釜。
  腰まで濡らせば渡れるが、ここは左側からヘツリを試してもよい。(卦+)
  少し行き2m滝を3つ越せば、いよいよ標高580m右俣と左俣の二俣。
  左右ともタイプの違う25m滝を架けていてなかなか圧巻。

 左俣25m滝は、左手のルンゼを容易に登り、やや脆いカンテを落ち口に
  向けトラバースできる。
  某市販書籍には空中懸垂して沢に戻るようなことが記載されていたが
  そこまで上部に行かなくても大丈夫。

 Ъ,暴个討る2段2条8m滝を直登するなら流芯左だが、下段落ち口が
  ホールド乏しくやや悪い。(元-)
  高巻きは左。
  その上流の7m滝は直登できず、左右とも高巻ける。左はザレでぐずぐず。
  右の方が手となる木があり、落ち口上部に沢へ戻れそうなバンドがある。

 標高700mに出てくる7m滝は流芯右のカンテを登れる。(卦)
  この滝のすぐ上、右側より豊富な水が湧いていた。

 標高730m二俣状の右からも湧き水。ここから水量はがくんと落ちる。

 標高760m二俣状(左沢はあまりはっきりしない)から上流は5m、4m、
  3mの涸棚が続く。卦-から卦蘢度。

 標高790mの5m棚は右のルンゼを少し登ってから高巻く。
  続く10m棚は右寄りの壁が登れるが脆い。(卦)
  連続する7m棚は比較的容易に登れる。(卦)

 正面に大きなザレ場が見えると中央をえぐったような5m棚が行く手を塞ぐ。
  中央から登るが特に左手が脆い。また多少出だしが被り気味なので
  案外苦労させられる。(元)
  高巻きは大高巻きを強いられそうだ。
  この棚の上が標高840m二俣で左沢へ進む。
  階段状の比較的安定している15m棚を登る(卦-)と、今までの緊張感
  が解放され土の平凡な詰めとなる。

 下山は詰めあげた尾根についた登山道を南下し、二本杉峠から上の原方面へ
  下れば1時間弱で笹子橋、中川橋へ戻れる。
ファイル 20110807sasagosawahidarimata.xls (更新時刻:2011/08/06 21:39)
過去天気図(気象庁) 2011年08月の天気図 [pdf]

写真

笹子橋
2011年08月07日 09:17撮影 by CA65 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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笹子橋
笹子沢右岸林道を終点まで歩く
2011年08月07日 09:18撮影 by CA65 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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笹子沢右岸林道を終点まで歩く
先月の台風の影響か、林道が一部崩れていた
2011年08月07日 09:29撮影 by CA65 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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先月の台風の影響か、林道が一部崩れていた
目立つ岳山堰堤
ここで林道は終わる
2011年08月07日 09:32撮影 by CA65 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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目立つ岳山堰堤
ここで林道は終わる
岳山堰堤は左右どちらも巻ける
左の場合は手摺り使用
2011年08月07日 09:37撮影 by CA65 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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岳山堰堤は左右どちらも巻ける
左の場合は手摺り使用
笹子沢に入り最初のL7mナメ
2011年08月07日 09:50撮影 by CA65 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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笹子沢に入り最初のL7mナメ
小さく深い釜をへつる
2011年08月07日 10:17撮影 by CA65 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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小さく深い釜をへつる
楽しめるところ
2011年08月07日 10:20撮影 by CA65 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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楽しめるところ
二俣、右俣にかかる25m滝
2011年08月07日 10:28撮影 by CA65 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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二俣、右俣にかかる25m滝
同じく二俣、左俣にかかる25m滝
両門の滝状態だ
2011年08月07日 10:29撮影 by CA65 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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同じく二俣、左俣にかかる25m滝
両門の滝状態だ
左俣25m滝は左手ルンゼを落ち口と同じ高度まで登り右へトラバースすれば滝の落ち口へ出られる
2011年08月07日 10:44撮影 by CA65 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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左俣25m滝は左手ルンゼを落ち口と同じ高度まで登り右へトラバースすれば滝の落ち口へ出られる
同じく。このザレカンテを乗り越せば落ち口だ
2011年08月07日 10:46撮影 by CA65 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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同じく。このザレカンテを乗り越せば落ち口だ
2段2条8m滝
直登はちょっとこまかい。
左から高巻ける。
2011年08月07日 10:56撮影 by CA65 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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2段2条8m滝
直登はちょっとこまかい。
左から高巻ける。
2段2条8m滝落ち口
何かwataさんが○○っ○しているみたい^^
2011年08月07日 11:11撮影 by CA65 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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2段2条8m滝落ち口
何かwataさんが○○っ○しているみたい^^
次の7m滝は左を巻くがちょっと悪い
2011年08月07日 11:22撮影 by CA65 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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次の7m滝は左を巻くがちょっと悪い
標高690mの7m滝は流芯右を直登
2011年08月07日 11:45撮影 by CA65 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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標高690mの7m滝は流芯右を直登
同じく
2011年08月07日 11:47撮影 by CA65 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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同じく
その上で豊富な湧き水!
2011年08月07日 11:48撮影 by CA65 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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その上で豊富な湧き水!
水も涸れ棚が次々と現れる
2011年08月07日 13:02撮影 by CA65 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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水も涸れ棚が次々と現れる
頑張って登る
2011年08月07日 13:05撮影 by CA65 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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頑張って登る
標高880mからはようやく詰めの様相
2011年08月07日 13:11撮影 by CA65 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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標高880mからはようやく詰めの様相
稜線まであと一息
2011年08月07日 13:13撮影 by CA65 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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稜線まであと一息
屏風岩山と二本杉峠間の稜線に出た
2011年08月07日 13:17撮影 by CA65 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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屏風岩山と二本杉峠間の稜線に出た
尾根を織り出した途端、雷雨★
2011年08月07日 14:16撮影 by CA65 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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尾根を織り出した途端、雷雨★
雷雨の中の下山
でも気持ちよいシャワー!
2011年08月07日 14:22撮影 by CA65 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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雷雨の中の下山
でも気持ちよいシャワー!
撮影機材:

感想/記録
by kamog

当初は玄倉川のモチコシ沢予定のつもりで会や仲間に呼びかけてみたが
「モチコシは難しいのでもっと簡単な沢なら・・・」との返信。
ということで、中川川水系の遣り残し「笹子沢左俣」へGO。
右俣は以前一人で遡行しているが
その際、左俣の大滝やその上部の滝が気になっていた。

出合の集落に駐車するのは迷惑なので
いつもの通り中川橋対岸の駐車場に置いて歩く。
今日も午後から天候不安定のようで
屏風岩山の北には積乱雲の卵。

八戒荘の脇から右岸林道をテクテク。
水量は普段通りで日差しも暑くアプローチで汗ダク。
と・・・あれっ?「道がない・・・」
沢岸にあるはずの立派な林道が何と崩れている。
それも15m以上。
恐ろしや自然の猛威。
人の手が作り出したものなど何てちっぽけな存在だ。
林道終点のどでかい岳山堰堤手前も
林道に深い水痕、トレンチ。

前日遡行した勧淵沢もそうだが
沢の側面に残っている増水の痕は想像できないくらいの高さ。
短い丹沢の沢でも、増水中に遡行したら命が幾つあっても足りないよな。
そしてたくさんの木々が沢を塞ぐように倒れていた。
だが長い時間の中でまたこれらもいつかは消えていく。

さて、笹子沢も二俣までは比較的平凡だが
右俣と左俣はこの二俣でそれぞれ見事な両門の滝となっている。
右俣の20とも25mとも言われる滝の直登は無理で
以前は右側の急な斜面から尾根を大きく巻いた。
左俣の滝も同じくらいの高さで、こちらを直登するとすれば
一番右の落ち口に登る感じだ。
でもホールドこまかく手掛かりになるブッシュもほとんどない。
おまけにシャワー必至。
ということで左側ルンゼから巻きにかかる。
過去記録では最後空中懸垂とあったが
落ち口と同じ高さからやや脆いリッジを乗り越せば
案外容易に滝の落ち口にトラバースできる。
もしかしたらこのリッジが崩れて登りやすくなったのかもしれない。

その先も次の滝が格好良く立ちふさがっているのが見える。
watasaruさんが流芯左から取り付くが下段落ち口がやはりこまかいみたい。
kamogは左から巻いてロープを垂らし後続をフォローした。
その次の滝も左から巻くが、足元は表層雪崩のように滑る。
だましだまし巻く。

なるべく直登して中流部の7m滝を登ったら
コンコンと湧き出す水源帯。
喉を潤すと少し硬めの水でうまい!
これだけの水量なら商売できるんじゃない(笑)。

水も涸れると涸棚が連続する。
今までの岩質と異なりかなり脆くなる。
標高840m二俣の手前の中央がえぐれた5m棚は僕のタッパでは窮屈だし
ホールド、スタンスも脆い!
watasaruさんが習慣芸で見事に突破した。

詰めは一転、土状の詰めらしい詰め。
特に苦もなく稜線へ。
気がつくと時折サァーツと冷たい雷風が吹く。
いよいよゴロゴロが近づいてきたな。
二本杉峠に下りている最中にシャワーが次第に強くなるが
沢であまり濡れなかった分、気持ちよい。
上の原集落に下りると道が川になっていた。

笹子沢左俣はちょっとしょっぱい滝あり
きれいなナメあり
脆い涸棚あり、と
初心者以外の沢ノボラーにはなかなかナイスな一本。
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