焼石と栗駒を結ぶ中央分水嶺 1080m峰〜1096m峰〜1115m峰〜880m鞍部

- GPS
- 10:56
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,411m
- 下り
- 1,415m
コースタイム
- 山行
- 10:22
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 10:52
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
スノーシューで歩く.天江からは登山道ではなく少し南に行って尾根伝いに登った.2014.5.4に歩いた時は1020m峰のトラバースの急斜面が硬雪で危険と感じ山頂まで登ったが,今回は新雪で特に問題なくトラバースできた.1080mの下りは両側が急峻で雪庇が途中から南北に切り替わっており通過に苦労した.ここより約2km東側にある同じ標高の1080m峰の下りも急だが,西側の1080m峰よりは楽.その他に危険な場所は少ないが,急な登り下りが多くラッセルもあり疲れる. |
写真
感想
東北の中央分水嶺を歩いてみて上東山南の1080m峰から栗駒山の北方にある大薊山までが最も困難な区間の一つだった.特に上東山から栃ヶ森山まではサポート無しでの日帰りは無理と思う.この区間の中央分水嶺は東西に走っており上東山は秋田側からしか入れず,栃ヶ森山は岩手側からしか入れない.岩手側の林道,車道は積雪期に通行止めになっており,岩手側のゴール地点から秋田側のスタート地点までは北上線経由で長距離を戻らなければならない.また,標高が低いにもかかわらず1080m峰など急峻な稜線もあり苦労する.歩く人はほとんどいないと思われるのでトレースも期待できない.標高が低く雪解けが早いので5月の連休ではやぶがひどくなり時間がかかる.そこで今回は雪の多い3月に秋田側から行けるところまで往復したが,880m鞍部までが限界だった.
視界が悪いと迷いやすい部分もあり,地形図は当然だが,GPSもあった方が良い.ピッケルは必要.アイゼンは使わないでなんとかなったが,持っていく必要あり.今回も誰とも会わず歩いた痕跡はなかった.
この記録は2017年に公開.
ここから北に続く中央分水嶺山行:
焼石と栗駒を結ぶ中央分水嶺 東山〜976m峰〜939.5m峰〜891m鞍部
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1260693.html
ここから南に続く中央分水嶺山行:
焼石と栗駒を結ぶ中央分水嶺 桑原岳〜1062m峰〜栃ヶ森山〜880m鞍部
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1274895.html
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