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Yamareco

記録ID: 126127
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無雪期ピークハント/縦走
御在所・鎌ヶ岳

コブ尾根からヤブを漕いでハライドへ

2011年08月07日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
6.2km
登り
647m
下り
637m

コースタイム

水無バス停(7:00)〜チョックストーンの小滝(7:30)〜風越峠(7:45)〜南コブ(8:25/8:35)〜コル(8:55)
〜展望の良いピーク(9:20/9:30)〜指差の岩?(10:10)〜ハライド(10:45/11:45)〜腰越谷出会い
(12:20/12:30)〜朝明渓谷(12:40)〜水無バス停(13:00/ )
天候 薄曇り 時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
水無バス停脇に3台分駐車スペース有。
コース状況/
危険箇所等
水量が多い時は朝明川の徒渉が問題です。
東海自然歩道の谷沿いでイノシシを見かけました。
風越峠までは殆ど歩かれないのか、クモの巣が多くとても気になります。

コブ尾根は笹のヤブ尾根です。
水無バス停に駐車する
2011年08月07日 06:59撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/7 6:59
水無バス停に駐車する
東海自然歩道を朝明川へ下る
2011年08月07日 07:00撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/7 7:00
東海自然歩道を朝明川へ下る
最後が渡れず素足で徒渉
2011年08月07日 07:12撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/7 7:12
最後が渡れず素足で徒渉
橋は渡らず直進して
谷沿いに進む
2011年08月07日 07:18撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/7 7:18
橋は渡らず直進して
谷沿いに進む
蒸し暑い風越谷?を辿る。
手前でイノシシを見かける
2011年08月07日 07:29撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/7 7:29
蒸し暑い風越谷?を辿る。
手前でイノシシを見かける
チョックストーンの
小滝も見られる
2011年08月07日 15:36撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/7 15:36
チョックストーンの
小滝も見られる
谷を登りつめた
風越峠からコブ尾根に入る
2011年08月07日 07:47撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/7 7:47
谷を登りつめた
風越峠からコブ尾根に入る
峠の窓から釈迦ヶ岳が覗く
2011年08月07日 08:02撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/7 8:02
峠の窓から釈迦ヶ岳が覗く
南コブに到着
2011年08月07日 08:25撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/7 8:25
南コブに到着
コブ尾根はヤブ尾根だ
2011年08月07日 15:36撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/7 15:36
コブ尾根はヤブ尾根だ
ハゲに出ると展望が広がる
2011年08月07日 09:26撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/7 9:26
ハゲに出ると展望が広がる
展望の良いピークに出る
2011年08月07日 15:36撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/7 15:36
展望の良いピークに出る
古いプレート指標が
ありがたい
2011年08月07日 09:53撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/7 9:53
古いプレート指標が
ありがたい
2011年08月07日 09:54撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/7 9:54
やっとハライドが見えてきた
2011年08月07日 15:34撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/7 15:34
やっとハライドが見えてきた
天を指差すような岩
2011年08月07日 15:34撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/7 15:34
天を指差すような岩
ブッシュを抜けるとそこが
ハライドだった
2011年08月07日 10:54撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/7 10:54
ブッシュを抜けるとそこが
ハライドだった
ガスが切れ御在所・国見が望まれる
(ハライド山頂より)
2011年08月07日 11:43撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/7 11:43
ガスが切れ御在所・国見が望まれる
(ハライド山頂より)
釈迦ヶ岳はガスの中
2011年08月07日 11:44撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/7 11:44
釈迦ヶ岳はガスの中
北尾根と腰越谷を見降ろす
2011年08月07日 11:53撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/7 11:53
北尾根と腰越谷を見降ろす

感想

今日の目的はハライドで見かけてから気になっていた風越峠へ下る道:コブ尾根を辿る事だ。
地図には破線で書き込まれたマイナーコースだが、踏み跡は有りそうだ。
真夏で暑い時期だが出かける事にする。 スペースの少ない水無のバス停に駐車したいため、早めに家を出る。


3台分の広さしか無い駐車場に車を停め、東海自然歩道の指標に従い朝明川へ降りる。
せき止めのブロックを伝って右岸へ移るが水量が多く渡りきれない。
戻って上流を偵察するが難しいので結局靴を脱いで徒渉する。
右岸をわずかに戻ると案内板があり、橋に出る。風越峠へは真っ直ぐ風越谷?の右岸沿いを行く。
東海自然歩道として整備された道なのでルートは明確だが、歩く人は少ないのかぬかるんだ道に
蜘蛛の巣がうるさい。
この地方の堰堤の工法か、石積の堰堤を見送る頃目の前を横切るイノシシに遭遇した。

陽の差さない陰湿な谷筋の右岸・左岸を繰り返し行くとチョックストーンを持つ小滝が現れる。
この頃から登りがきつくなり、やがて流れが消えて登りが尽きると風越峠に出る。
振り返ると樹林の窓から釈迦ヶ岳が望める。

気が付くと手首や足元から出血している。蛭の餌食になったようだ。
手当をした後、いよいよ西を向きコブ尾根の踏み跡に入る。
意外にしっかりした踏み跡を辿って樹間を縫う急登が始まる。

展望の全くない山腹のわずかなふくらみを忠実に踏み跡が延びて行く。
落ち葉が道を覆い滑りやすい道だが、ササが切り払われている。
手が入ってなければ相当なブッシュであろう等と思いながら行くと登りが尽きて、枝に下がった
プレートが南コブに着いたことを教えてくれる。
南コブピークからは広い山腹の下りになるので、慎重に踏み跡を辿る。
やがてヤセ尾根の南に絡んで降下するとササに覆われたコルに着く。
 再びの登りで次第に高度も上がり北側の梢越しに県境稜線が展望できるようになってきた。

ササのブッシュを掻き分けながら登ると突然ブッシュが薄くなりピークに出る。
ピークから落ち葉に覆われた穏やかな下りを行くと花崗岩の岩場が開ける。
岩場のから展望が良さそうなので岩を捲き尾根筋に立つとパッと開けたザレのピークになる。
ザレに腰を降ろして釈迦ヶ岳や朝明の谷を展望しながら小休止とする。

やがて踏み跡は尾根の朝明側に絡む様になると思いがけず立派な指標に出会う。
(整備の手は入っていないと思ったが)  尾根が曲がる辺り?になると広い谷のような斜面になる。
ルートに注意しながら尚も西へ辿ると、右手がガレ谷になり対峙する位置に
天を指すような奇岩を見る。

再びしつこい薮漕ぎの登りが始まる。
途中のハゲから見るとやっとハライドが手前のピーク越しに望めるようになった。
 苦しい! 汗にまみれて喘ぎ喘ぎ行くとやや平坦になって北へ向きを変えると
西が開けて灌木に囲まれたザレの台地に出る。今はガスって展望は無い。
思わず岩にへたり込み小休止だ。乾いたノドにミカンが美味しい。

コブ尾根はヤブ尾根だと言われるようだが納得だ。
一息ついたので気合いを入れ直してササヤブを抜けるとなんとそこがハライド山頂だった。

汗でぐっしょり濡れ、更に蜘蛛の巣が張り付いた二の腕をきれいにぬぐってシャツを着替える。
さっぱりした後、昼食タイムとする。
日陰で食事をしたいがむき出しの山頂に日陰は無い。
仕方なく露岩に腰を下ろし、ゆっくりと昼食を摂る。

蒸し暑い尾根のヤブ漕ぎにとにかく疲れた。時間はまだ早いがブナ清水に寄る気力はもう残っていない。
ハライド北尾根からのんびりと下る事にする。
下りきった腰越谷出会いで汗を流し、朝明渓谷から一杯のキャンパーを尻目に
舗装道路を水無バス停まで戻る。 今日はコブ尾根を歩いた満足感よりもとにかく疲れた一日だった。

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