魔子


- GPS
- 02:51
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 222m
- 下り
- 481m
コースタイム
10:25 登山開始
10:29 魔子の山登山口
10:47 魔子の山山頂
10:56 展望台
11:06 人穴
天候 | 最初は曇。そのうち小雨。最後は雷雨。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
瑞牆山荘近くのトイレには故障中の貼り紙。男女とも使用不可でした。 |
写真
感想
前から気になっていた変な山、じゃなくて変な名前の山「魔子」と「チョキ」。
このふたつ、意外と近くにあるんですよね。
じゃあ、両方一度に登ろう、と思ったわけです。
だから、魔子の山だけ登ろうなんて計画立てたわけじゃないんですよ。
だって、そうでしょう。
瑞牆山荘まで行って、魔子しか登らないってすごくもったいないじゃないですか。
ついでに、すぐ近くの善吾ノ頭と、チョキ近くの袴腰にも登って。
GPSにルート入力していくと、総距離25km。
あれ、今回はゆっくり山行ができると思ったのに、そこそこロングになっちゃったよ。
と、ぼやきつつ。
確かに雨は気になっていたんです。
でもまあ、15時くらいまではもつだろう、と。
多少降っても、今回は林道歩きが長いから傘さして歩けるし。
ところが。
10:13 瑞牆山荘到着。
バスで終点まで乗っていたのは、10名ほど。
みなさん、迷わず瑞牆山に登っていきました。
あれ、みんな魔子行かないの?
ひとりだけ反対方向に歩き始めます。
4分ほどで魔子の山登山口に到着。
登山口の脇に看板がありました。
なになに、「立派な標語でも守らなければ意味がない」。
えーと。
あのー。
これから登山しようって人に、そんなことおっしゃられても。
真の意味が隠されているのか?
暗喩の一種なのか?
さすが魔子。謎の山です。
登りはちょっと急ですが、15分ほどで山頂に到着。
ピークがもうひとつありました。
そこには白地に赤で「魔子」と書かれたプレート。
おー。いいねー。
さっきの看板といい、このプレートといい、魔子には演出家がついているんでしょうか。
山頂から展望台までは10分ほど。
ガスっててあまり眺望はよくありません。
しかし。
ここ、晴れてたら本当に絶景だよなぁ、と。
もうひとつの観光スポット、人穴。
(魔子爺の伝説は、まあ検索してください)
武田氏が金の試掘をした跡だとか。
なるほど、これがそうか。
と納得して、あっさり戻ってきてしまいました。
ちゃんと中に入って探検すればよかったですね。
時間はまだ11時をちょっと過ぎたあたり。
尾根伝いに善吾ノ頭を目指すことにします。
道はありません。
が、地図とGPSで判断する限り、行けるはず。
ちょっと脇に入ると、目の前に縦穴出現。
深さ3メートルほど。
これも武田氏の試掘跡か、それとも自然にできたものなのか。
もう少し先に進んでみます。
多少の藪はあるものの、なんとか行けそう。
嫌な音がします。
水滴が顔にかかります。
え、雨?
さて、どうしましょう。
雨の中、藪漕ぎはイヤですよね。
早々に撤退しました。
魔子から下山して、さあ次はチョキを目指します。
多少の雨は降っているものの、林道を歩いている間にやむでしょう。
折り畳み傘を取り出して。
そういえば、登山中に傘使うのって初めてです。
ちょっと楽しい。
ん、雨足が少し強くなったような。
気のせい、気のせい。
ん、遠くで雷のような音が。
気のせい、たぶん。
ん、道路が川みたいになってないか。
気の……、避難しよう!
近くにあった研修所みたいな施設に逃げ込みました。
すんごい雨です。
雨宿り約1時間。
小降りになってきたので、再び歩き始めます。
これならもうすぐ止むよね。
おっ、五里山の登山口発見! ここも登ってみたいなぁ。
ああ、沢の水が増量しているねぇ。
そういえば、瑞牆山に登っていった人たち、大丈夫かなぁ。
ハシドイって何だ?
と、のんきにかまえながら、まだ登山続行する気でいます。
雷鳴。
と同時に、ものすごい勢いの雨。
簡易な折り畳み傘など、ほとんど役に立たないくらい。
大きな木の下に逃げ込みます。
こりゃムリだ。
と、向こうからバスがやってきました。
大きく手を振って止め、急いで乗り込みます。
目的変更。
増富の湯にゆっくりつかって帰りましょう。
チョキは?
また今度にします。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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westmalle さん、こんばんは。
穴場に行ってきましたね
魔子と五里山は私も気になっている山です。
チョキと袴腰は知りませんでした。
新ハイキング社から出ているバリルートの本を
見ると紹介されていました。(見落としていた
Webだと時々見に行くがずさんのHPが詳しいですね。
かなり気になり始めました
ところで魔子とチョキと袴腰って全然バラバラですが
林道をつかってピストン予定だったんですか?
yasuhiroさん、コメントありがとうございます。
はい、そうです。
林道(クリスタルライン)を通って、それぞれのピークをピストンで、というのを予定していました。
GPSにルート入力したら、全行程で25km強。
ちょっと急げば、日帰りでも充分いけますよ。
ヤマレコには、チョキの記録は2件しかないようですね。
新ハイキング社の本は、今回も参考にしました。
そういえば、金峰山から八幡尾根を下ってチョキに出る、超バリルートも存在するようです。
いつか行ってみたいものです。
変な(名前の)山を見つけると、なぜだか無性に登りたくなるんですよねぇ。
では。
westmalleさん、はじめましてこんばんは。
地元の私でも登ったことのない(計画にはある)山に登るなんて素敵です。
『金峰山から八幡尾根を下ってチョキに出る』は須玉在住の矢崎茂男さんの本が詳しいです。
金峰山は山岳信仰の山だったので参拝道がたくさん在るそうですが、ほとんどが廃道のようですね。
バリルートも楽しそうです。
コメントありがとうございます。
珍しい名前の山があると、つい登ってみたくなるんです。
この周辺には、カンマンボロンとか、なかなか興味深い場所がたくさんありますね。
矢崎茂男さんの本ですか。
情報ありがとうございます。
ちょっと探してみます。
八幡尾根からの金峰山は、そのうち挑戦してみたいと思っています。
返信ありがとうございます。
カンマンボロン、大日如来と言う意味らしいです。
私も観に行ってみたいですよ。
八幡尾根からの金峰山も良いですね
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