湯殿山参拝(姥沢→牛首→姥ヶ岳→湯殿山)byバス
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 551m
- 下り
- 729m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
仙台7:05発→(高速バス鶴岡・酒田行き)→西川バスストップ8:40着 \1750 西川IC9:00発→(西川町営バス 月山志津温泉線)→姥沢9:49着 \500 *西川バスストップから西川ICは徒歩1分(標識あり) ::帰り:: 湯殿山16:15発→(路線バス 庄内交通 鶴岡観光しゃとるバス)→鶴岡エスモール17:34着 \2000 |
コース状況/ 危険箇所等 |
装束場→湯殿山神社:各30〜40段、約4回鉄はしごあり。はしごより注意すべきは、その後の水月光(みずがっこう)と呼ばれる沢沿いの登山道である。沢沿いというより沢歩きになるため、よく滑る。階段状の石の上に水が勢いよく流れており結構コワい…。登りの方がマシ。 金姥→湯殿山:ルートはわかりやすいが人いない。初心者向けではない。 |
その他周辺情報 | 湯殿山参篭所:ご神湯風呂\500(15:00までとなっていたが、この日は16:00頃でも入れてもらえた) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
非常食
飲料
地図(地形図)
筆記用具
ガイド地図(ブック)
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
クマよけの鈴
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感想
湯殿山参拝目的のため紅葉は頭になく、偶然グッドタイミングでした。
人もいっぱいでにぎやか。西川町営バスも、西川ICから10人の乗車があり大活躍です(運賃安くて感謝です)。
時間に余裕ありのため、今回は初めてリフトを使わないで登山開始。割と原始的な普通の登山道で、整備された登山道が当たり前に思ってしまった自分を反省…。クマとの遭遇についてあれこれ考えていると、下山の方々とすれ違いほっと一息。こちら側の景色も素敵です。リフトからの登山客の方と合流し、木道を進むと1本だけ、ニッコウキスゲ様が…(花遅すぎません?)。
牛首までの登りは、いつも無理して頑張ってしまう。予想より早いタイムだったので姥ヶ岳に立ち寄ると、稜線沿いの登山道でこちらもまた素晴らしい景色でした。
さて、金姥という分岐から湯殿山方向へ行くと、ここから登山客が激減。だれも来ない…。一人旅は怖い…。クマよけの鈴をむやみにならしてみます。登山道を示すピンクのリボンは、なぜか足元の石についています(意図的なのか落ちたのか)。問題はこの後の鉄はしごだ、こんなところでしり込みしている場合ではないと、気持ちを強く持って進むと装束場まではスイスイ来れました。ここでもだれもいない…。ひとりはさびしい。
早く湯殿山に着きたいので休むこともなく進むと、出ました「鉄はしご」!高所恐怖症なんだってば。意を決してはしごをひとりで下りて行く。あれ?さほど大変じゃない…。大丈夫じゃないか。なんだよ、これは大丈夫だったよ。
連続して30〜40段くらいの鉄はしごをいくつか下りまして、ほっとしていると小川に出ました。え???川???まさかルートから外れた?川を渡るのではなく、上流から下流へ川を歩く?じゃぶじゃぶと?水音もジャージャー聞こえてるし。でも他にルートなかったと思うし、靴跡あるしで、半信半疑のまま川(沢)を下りて行くとピンクのリボンは、確かにあります。間違っていないけど、川を下りるって…遭難したときぐらいじゃないんですね。しかも段差すごい。下からみたらちょっとした滝じゃないのかい。石はすべるし、複数人で行けば怖くないけど、ひとりなので勘弁してくれ。はしごよりよっぽどこちらのほうが注意事項だろうよ。ここまでの歩きで膝が笑い力が入らないので、余計滑ります。
ここが、水月光(みずがっこう)と呼ばれる、かの松尾芭蕉様も通ったはずの難所であると下山後知りました。芭蕉さんはここを月山からその日中に往復したという。昔ははしごとかなかっただろうによく登れたなあ。改めて芭蕉さん尊敬…。
最後浅い、広い平らな渡渉があり(じゃぶじゃぶ行くだけ)、堰みたいなところで登山客に抜かされ(他にも歩いてた人いたんだ)やっとゴール到着。
湯殿山にお参りして、これで出羽三山コンプリート。最後、ご神湯風呂(正式:丹生鉱泉御神湯風呂)というお風呂にも入れて、精神的にも肉体的にも疲れが取れました。お恥ずかしながら、先ほどの沢でいちど大きく滑って濡れましたが、着替えもできて何事もなかったように帰途に着きました。
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