ライブカメラの修理に塔ノ岳へ
- GPS
- --:--
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 1,406m
- 下り
- 1,392m
コースタイム
- 山行
- 3:29
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 4:04
- 山行
- 2:30
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 2:44
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
※丹沢大山フリー切符Bは必須アイテム。丹沢周りの小田急と神奈中バスが乗り放題になります |
コース状況/ 危険箇所等 |
顕著な危険な個所はありません。慎重な歩行を求められるところは随所にあります |
写真
感想
尊仏山荘のライブカメラが、高熱による電池の破裂で停止したのは8月の下旬。台風18号で、スマホを収容していたプラスチックケースが飛ばされるなどのアクシデントもあった。
すぐに修理に出かけたかったのだが、仕事もあり、なかなか尊仏山荘に出かけられないまま1か月の時が過ぎてしまった。ようやく休みが取れ、先輩と共に塔ノ岳へ。 スポットカム社製のライブカメラは生きていたが、風雪に耐えたボディーは白く変色していた。一年間よくやってくれた。
ドコモのスマホは電池が破裂して、もう使えない状態だった。電池の破裂は昨夏に続いて2台目になる。
3台目のスマホとしては、耐熱、耐寒、防水のすぐれものを導入した。購入費56400円なり。ライブカメラも、控えの二代目に交代。尊仏山荘の小屋番さんの協力を得つつ、2時間ほどで復旧した。
塔ノ岳ライブカメラは、昨年の「山の日」制定を記念して、毎日新聞社が協賛社と尊仏山荘の協力で設置した。ライブカメラの映像を、すぐそばに設置したスマホで拾い、送信している。スマホを経由しているため、スマホの故障や電気の断線、電波の混信にとても弱く、安定的な運用がとても難しい。
故障するたびに、尊仏山荘の若手従業員や、毎日新聞山岳部(私たち)が尊仏山荘に駆けつけて修理している。なかなか素早い対応が出来ず、楽しみにしている人たちには申し訳ないと思う。
月々の、ものすごい高額なパケット料(三桁)は毎日新聞社が負担し、運営は毎日新聞山岳部がボランティアで引き受けている。三台のスマホはすべて毎日新聞山岳部の寄付で購入した。山頂では貴重な電気は、尊仏山荘様から供給を受けている。ありがとうございます。
安心安全登山のための活動だが、尊仏山荘の皆さんと毎日新聞社員のボランティアで支えられているのが現状。いずれ毎日新聞社の手を離れ、クラウドファウンディングなどで資金集めをして、恒久的なシステムにしないと安定的な運営は見込めないと思う。スマホで送信する以外の方法も検討しないといけない。
本来なら尊仏山荘の皆さんや弊社のような民間企業が行うことではなく、国や自治体がすべきことだと思うが、行政を当てにする気はいまのところはない。やれるだけのことを、すべてやりきって、できなければ次のことを考えたい。山を愛する新聞記者魂を発揮するときだと思う。
それにしても、初秋の丹沢は美しかった。塔ノ岳からの富士山、太平洋は絶景。すずしい気候にも心を洗われた。これだから山はやめられない。生きる糧、ですね。
いつもありがたく映像を拝見させていただいております。
関係者の皆様方の日頃のご苦労、痛み入ります。
大変おつかれさまでした。
何かの形でお力になりたいと思いました。
実情のご報告と素敵な画像もありがとうございました。
menkotanさま
コメントをありがとうございます。
塔ノ岳の画像を届けられますように努力いたします。見守って頂けると助かります。
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