有明山・深沢右俣



- GPS
- 12:38
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 3,211m
- 下り
- 2,919m
コースタイム
- 山行
- 7:25
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:25
- 山行
- 5:02
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 5:46
9/29会社発(1200)美濃(1300)松本(1700)ジャズ喫茶「エオンタ」(1705-1755)米山氏宅(@@@)
9/30観音峠(740)深沢出合(750-55)F3上(915)二俣(955/1040)【左俣F6(1000-1010)】右俣F6上(1200-1300)屈曲手前標高1680m地点泊(1330)
10/1発(630)F10上(820)奥社(940-1000)有明山(1020-1025)有明荘(1125)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス | |
ファイル |
(更新時刻:2017/10/04 19:15)
(更新時刻:2017/10/04 19:15)
|
写真
感想
遂に深沢右俣遡行が実現、嗚呼何年思い続けたことか。
計画の段から紆余曲折あった上に思わぬ出会いもあり、忘れ難い山行となった。
山行自体の内容もスケールも想像した以上のものがあり、渓谷の景観や滝登攀の難度、沢の持つ雰囲気やその急峻さ荒っぽさは中ア前衛・萩原沢や黒部別山・別山谷左俣を想起させたが内容はこちらが格上である。登攀要素が多く、一般には進められないがこの手の沢がお好きな向き(水が流れる傍を登攀する幸いを知る人種)には諸手を挙げて推奨できる。我々は高捲きすることなく沢芯をほぼ通過すること叶ったが、弱気になってひとたび高捲こうものなら相当な目に「遭う」ことだろう。クライミング難度では計れない、ソレ+@を要求される内容だった。
今回初めて組んだトシゾー氏は、成瀬氏と”あの”小木森滝を完登しているだけあって悪さを悪さとして感じさせない安定感ある登りで流石と思わせた。次年も何処ぞでまた組もうと握手して有明山神社で手を振った。下山後、松本盆地より見上げた有明山は遡行前と同様に毅然と立ってそこに在った。今後は、これまでよりは親しみを持って見上げることができそうだ。
私の興味関心を強く惹く対象に、地図から想像する以上の空間を内包した沢や谷や渓があるが、日光はアカナ沢や南アのミツクチ沢、そしてガンガラシバナやサンナビキ谷左俣と共に、筆頭とは言わないまでもその代表的渓谷には挙げられる。ショボくれた出合からは想像し得なかった立体的広大空間を、秋空の下大いに満喫した。
難しかった悪かった厳しかったという意味に於いてではなく、今年のヒット山行はコレだった。
トッさんの記録
http://blog.livedoor.jp/toshizo1211/archives/52562856.html
http://blog.livedoor.jp/toshizo1211/archives/52562857.html
【追記】記録の少ない沢だが、ファイル文にも書いたように松本CMCではゲレンデのように登られているようだ。また後に読み返した岳人誌690号に日本山岳会青年部の二人が2004年10月15-16日で登ったとの報告がある。
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