黒姫山(表登山道〜黒姫山〜黒姫高原)

2011年08月13日(土) [日帰り]

• GPS: 08:20
• 距離: 15.1km
• 登り: 1,444m
• 下り: 1,435m

コースタイム

表登山口6:15-シナノ木7:10-7:55日ノ出石8:10-9:50黒姫山10:50-峰ノ大池11:20-七ッ池11:25-12:00黒姫乗越12:05-姫見台12:50-黒姫高原14:00-14:35表登山口

天候

晴れのちガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

表登山道の駐車スペースは地図記載の箇所は入れず、休憩舎の脇に止めました。10台ほど駐車可でトイレあり。
黒姫高原の駐車場は大変広く、50台以上は止められる。トイレあり。

コース状況／危険箇所等

危険箇所等はありません。

水場なし。

トイレ…
表登山口に建つ休憩舎と黒姫高原の駐車場にあり。

温泉…
池の平温泉「ランドマーク妙高高原」880円(1時間)・1000円(3時間)。泉質は単純硫黄泉。黒泥湯露天風呂は妙高南地獄谷の拘泥を混ぜることで池の平温泉の源泉を再現しているそうです。黒い炭のような拘泥が無数に舞っていて、温めのお湯で気持ち良かった。

写真

8/15 22:55

黒姫高原の駐車場と右の建物がトイレ
彼方に妙高山が見えます
この後、気が変わって表登山口へ移動しました

8/15 22:55

表登山口

8/15 22:56

ここから登山道
熊でも出てきそう…

8/15 22:56

林道に出ました
計3回林道を横断します

8/15 22:57

沢は1回渡ります

8/15 22:58

こんな単調な道が続くんです

8/15 22:58

3度目の林道の先で一際目を引く木

8/15 22:58

シナノ木でした

8/15 22:59

ここから七曲り
合目ごとに、このような看板が設置されています

8/15 23:00

日ノ出石
五合目です

8/15 23:00

七合目の先から岩や石がゴロゴロしてくる

8/15 23:01

八合目手前の岩間に密生するヒカリゴケ
この先の岩間に何ヶ所も観られますが、ここが一番の密生地帯

8/15 23:02

チョット設定を変えて…
こっちの方が光って見えるかな?

8/15 23:02

そもそもヒカリゴケとは何ぞや?
八合目で勉強しましょう

8/15 23:03

木の根が張り出し歩き難い

8/15 23:04

黒姫山山頂
黒くて分かり難い山名看板

8/15 23:04

しらたま平を望む

8/15 23:05

峰ノ大池、七ヶ池へ下ります

8/15 23:06

まずは左の峰ノ大池へ

8/15 23:05

峰ノ大池
普通の池ですね(笑)

8/15 23:06

峰ノ大池と小黒姫

8/15 23:07

続いて七ッ池へ
おっ!なんかイイ感じです♪

8/15 23:08

うわーっ!気持ちイイ〜!

8/15 23:08

先に池が見えます

8/15 23:09

こんな池がいくつか点在してます

8/15 23:10

ワタスゲ

8/15 23:17

ちいさな池塘群ですね

8/15 23:10

トンボ

8/15 23:11

七ッ池の先はシラビソの林です
足下のシダが原始林の雰囲気を引き立てます

8/15 23:11

黒姫乗越

8/15 23:12

こっちの道も歩き難いなぁ…

8/15 23:12

笹薮も煩わしい

8/15 23:12

姫見台

8/15 23:13

キレイな蝶
アサギマダラだそうです

8/15 23:13

野尻湖が微かに見えた

8/15 23:14

ゲレンデに咲くクルマユリ

8/15 23:14

ゲレンデを駆け下ります

8/15 23:15

車道を歩いて表登山口へ戻って来ました
奥の建物が休憩舎

8/15 23:15

休憩舎の中
衝立の奥にトイレがあります

撮影機器：

Canon PowerShot SX110 IS Canon

感想

kengamine

今年の夏山は後立山縦走で最高のスタートを切った…はずだった。
しかしその後は、不安定な天気やヤボ用に振り回されて山から足が遠のいていった。
ここ数年お盆の時期は混んでいるので山には行っていなかったが、さすがにそうも言ってられず、かと言って北アルプス辺りはゲキ混み必至で行く気にならず、秋に計画していた信州の山々を訪ねることにした。

金曜帰宅後、急いでパッキングし、0時過ぎに出発。
渋滞を懸念したが、順調に行ったので途中のPAで仮眠後、黒姫高原へ。
当初はここから登るつもりでいたがスキー場のゲレンデを登るのは無粋と感じ、表登山道から登ることにしました。

登山口で地元のおばさんから今年はアブが多いから気をつけてと言われ、念のため長袖を着込んで歩き出す。
5分ほど舗装路を歩いてから鬱蒼とした登山道へ入って行きます。
早速アブがまとわりついてくる。
林道を3度横切った先がシナノ木です。
ここまで緩やかな道が続きますが、展望が全くありません。

実際には9回ぐらい曲がった七曲りを過ぎると道は急になり、少し登ると日ノ出石に到着。
六合目のぶな林帯の先から、また道が急になりました。
依然として展望ゼロの単調な登りが延々と続き、暑さもあってか久々に心が折れそうになった。
やっぱり混んでても良いから北アの爽快な稜線歩きにすれば良かったなぁ…っと悔やんでいると、七合目の先の岩間に緑に光るものが…
ヒカリゴケです!観光地などでチョボチョボと生えているのは見たことがありましたが、ここまで密生しているのは初めてだったのでかなり感動し、今日初めて来て良かった!と思いました(笑)

しかし相変わらず変化のない単調な道はこの先も続き、七合目からは岩ゴロや木の根も張り出してきて歩き辛くなり、再びウンザリし始めた頃に黒姫高原からの道との分岐に着きました。
ここからも樹林帯の中を進み、10分でようやく山頂へ。
山頂は南側が開けていますが早くもガスが上がってきて、しらたま平辺りが見えたり隠れたりといった具合。
やがて山頂は各方面から登って来た人たちで10人ほどの賑わい。
私は軽く昼食後、昼寝をしてから山頂をあとにしました。

山頂手前の樹間から僅かに見えた池に行ってみたく、西へ少し下ってから分岐を右に下って行きます。
この分岐から池へ下る道が思いのほか長く急で、ここを行って戻るとなると意外と大変かもしれません。

始めに訪れた峰ノ大池は、まあ普通の池です(笑)
取って返して向かった七ッ池は感動モノでした!
黒姫山と小黒姫に抱かれた開放的な笹原と一筋の道。
その先の七ヶ池は、僅かにワタスゲが残っていて池塘の雰囲気。
ヒカリゴケ、山頂に続いて、ようやく今日3度目の「来て良かった!」です。

ここから黒姫乗越までの鬱蒼としたシラビソ林も周りのシダ群と相まって雰囲気も良かったが、黒姫乗越から先はまたまた単調な道になります。
木の根や滑りやすい笹の幹で歩き難かったり、急な下りにウンザリしたり…
姫見台を過ぎるとゲレンデ上部に出るので視界も開け、ガスが切れると野尻湖も彼方に望めました。

大分下まで下るとそこは高原リゾート地ですから、家族連れやら若いカップルでそこそこ賑わっています。
そんな中を汗臭い小汚い格好で歩くのが少々気恥ずかしく、足早に立ち去りました。
最後は車道を歩いて表登山口まで戻り、温泉に入ってから飯縄山の登山口、一ノ鳥居苑池へ向かった。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-128150.html

コメント

komachi

こんにちは
うわーっ!気持ちイイ〜!

という写真･･･

ホントに気持ち良さそう（＾＾）
誰しも良いと思うところは同じかな〜

私もその地へ行ってみたいです。

kengamine

komachiさんへ
komachiさん、こんにちは！

黒姫山は以前、高妻山から見た時にキレイな山容だったので登ってみましたが…
ご覧の通り、展望も殆どなくイマイチでした

写真の場所だけでしたねぇ、心が踊ったのは…
見て良い山と登って良い山がありますが、今回は完全に後者でした〜

翌日の飯縄山からは、komachiさんが登られた白馬三山が良く見えましたよ

komachi

ヒカリゴケ
書き忘れてしまいました…

ヒカリゴケは見つけやすいですか？

あれほど輝いてるヒカリゴケは見たことがありません。

kengamine

ヒカリゴケ
ヒカリゴケは登山道脇なので、すぐに見つけられましたよ！

下を向いて歩いていたらスルーしちゃうかもしれませんが…

岩間の前にロープみたいのが張られている（というか垂れ下がってる）のが目印です