廃村八丁から刑部滝を見に(このルートはオススメできません)
- GPS
- 05:56
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 493m
- 下り
- 494m
コースタイム
天候 | 晴時々曇り やや蒸す |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
刑部滝の2つめ3つめの滝はルートがほぼありません。危険です。 |
その他周辺情報 | 菅原バス停まえにトラウトハウスさんという売店が出来ました |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
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感想
まだ北山の秋シーズンは到来していないのか、出町柳では比良行きのバスは増便されても席が無いくらいなのに広河原行きは6分程度です。大半は大悲山と花脊で降りられ、菅原で降りたのは私一人。八丁を一人で満喫できそうです。
菅原バス停から登山口に入る最初のお宅がウッドデッキを用意されていたので声をかけてみると、売店を始められたとのこと。ありがたいことなので、帰りがけに寄ることにします。とはいえこの時点では佐々里峠と菅原どちらに降りるかは決めていませんでした。
八丁も4回目くらいなのでダンノ峠まで快調に進みます。靴に合っていないのか左足が痛む問題(先週は前鬼で酷い目に遭いました)を解決するためにインソールを入れたのですが、これが思った以上に効果的で、これまでより速いペースでダンノ峠を越えます。
清心荘を見に寄った後、刑部滝ルートで進むつもりだったのですが、分岐の表示が見当たらず、滝に直に降りるルート(と思われるもの)はどうにも危なっかしかったので復路に回して八丁に直行します。結局ここでルート取りしなかったので後で苦労することになるのです。
八丁には12時前に到着します。最初に来たときはダンノ峠まで1時間以上かかっていたので、体力と技術が向上したことを感じます。三角小屋では男性の方は一人修理をされていました。雨漏りでしょうか?お忙しそうだったので早々に出発します。
復路は刑部谷を詰めて滝を見に行きます。大分道が荒れて無くなっており、かつては数多かった標識やテープもほぼ無くなっているので地図を頼りに進みます。四郎五郎分岐の後は分岐がいくつかありますが、奈良谷まで左の道を取ります。徒渉を何度も繰り返すことになります。
最初の滝は奈良谷分岐の手前にあり、西側(滝から見て右側)に取り付きがあります。ハシゴもありますが使わない方が良さそうです。
二番目の滝は奈良谷分岐を左に入ったところにあります。標識が無いのでルート探しに手間取ります。最終的に東側(滝からみて左側)に尾根に上がるロープがあったのでこれを使って上がりましたが、上がった先にルートがありません。かなり困ったあげく、シャクナゲの藪を無理矢理トラバースして滝を越えます。高度もあり、道とは言えないのでとてもオススメできません。おまけに途中で首にかけていたマイクロファイバーのタオル(黒いEDWINです)を持って行かれました。やれやれです。
(注記)後で他の方の記録を調べたところ、奈良谷を更に進んだところに迂回路がありました。確かに山と高原地図でもそういう風に読めます。そちらも難路のようですが、私のルートよりはましかと思います。最初のロープ場を更に尾根まで詰めれば道が出てきたようですが、私は沢沿いに進んでしまったのですね。
3番目の滝に到着。落差はさほどでもありませんが、滝壺が広く、夏なら泳げそうな程です。地図とGPSによればこの先に四郎五郎峠への分岐があるのですが、ルートが見当たりません(間違っているので当然なのですが。行きにルートを確認しておけば良かった!)。西は岩壁になっており、滝の東脇はどうにも狭くて歩けそうにありません。戻る選択肢もあったのですが、20分くらい悩んだあげく、東尾根を一気に登って滝を越えました。冷静なつもりだったのですが、下山した後に気づいたら写真も撮っていない位なのでやはり焦りがあったのでしょう。時間の余裕があって良かったです。
新しいインソールの御陰か、その後は順調に下山し、15時半には菅原のバス停に到着しました。佐々里峠経由でも良かったのですが、ちょっと怪しい雲が出てきたので大事を取りました。トラウトハウスさんの売店でコーラとサイダーを購入してお話ししながらバスを待ちます。菅原で休めるところがあるのはありがたいですね。助かります。喫茶店の許可が下りると良いのですが。
トラウトハウスさんでうかがったお話しだと、国定公園になってから標識の類いの変更が出来なくなったそうです。標識が大分減った理由はどうやらこれのようです。しかし、刑部谷(特に奈良谷の迂回路)は私のように滝沿いに進んでしまう人もいそうなので、設置して欲しい気がしますね。
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