北岳 (日帰り)※試練を乗り越え無事帰還

コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り(上部は濃いガス) |
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過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
第三駐車場に駐車したが、その時点でほぼ満車。 4:30に駐車場を出て、乗り合いタクシー(マイクロバス)に乗車し4:40に出発(満員になり次第出発)。 4:55に夜叉神峠に到着し、そこでゲートが開くまで待機(既に3台のマイクロバスが待っていました)。 5:25にゲートが開いて出発し、5:55に広河原に到着。 (マイクロバス料金は、乗車賃1000円+協力金100円) 帰りは、15:00のバスが目の前で出発してしまったが、乗り合いタクシーは人が集まり次第出発するとのことで、15:15に5人集まったところで普通のタクシーで出発し、16:00に芦安駐車場に到着。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
広河原〜二俣 前半で登山道に水が流れていて、大樺沢の支流のようになっている箇所があり、にわか雨が降った後など増水時には注意が必要と思われる。 二俣〜上部二俣 上に行くにつれて、傾斜がきつくなりザレた感じになるので、滑ったり落石させないよう注意が必要。 上部二俣〜八本歯ノコル 梯子が続くが、危険箇所は特になし。 八本歯ノコル〜北岳山頂 梯子や急な岩場もあるが、危険箇所は特になし。 |
写真
感想
念願の北岳に登ってきました。
初めて経験する3000m超で、途中までは日差しが強く大汗かきながら登りましたが、八本歯ノコルの手前あたりからガスが濃くなり山頂付近では強風で、高山病(あるいは低体温症?)のような症状に陥り、ヨレヨレになりながら、やっとのことで下山しました。
マイクロバスから見る北岳・間ノ岳はとても美しく、北岳頂上からの眺望を想像しながらわくわくして登山を開始しました。
二俣あたりまでは快調で、日差しは強かったものの風が気持ちよく、北岳山頂や鳳凰三山を眺めながら、今日は最高の登山になるものと信じていました。
ところが、二俣を過ぎた辺りから汗の量が多くなり、帽子のひさしから汗がしたたり落ちるような感じで徐々に消耗していきました。
しばらく進むと分岐の看板が見えてきたので、八本歯ノコルに違いないと思って近づくと、それは上部二俣。
大いにがっかりして、そこからは大幅にペースダウン。
八本歯ノコルにたどりついたときには、ヘロヘロ状態でした。
そこからは、濃いガスと強風で体温を奪われ、息切れに加えて頭痛と吐き気にも襲われました。
しだいに両手がしびれ始め、これはちょっとヤバイかもしれないと思いつつ、目前の登頂をあきらめるわけにはいかず、何人もの人に追い抜かれながら、一歩一歩足を進め、何とか山頂にたどりつきました。
山頂でカッパの上着と手袋を身につけ、少し休みましたが、症状は改善しないため、早く下山したほうがよいと判断。
とりあえず肩ノ小屋まで行き少し休んだが、草すべり分岐点から二俣方向に少し下った辺りで、吐き気とめまいが少しひどくなったため、これはまずいと思い、そこでしばらく休むことに。
その時点では、とても歩いて下山できる気がせず、最終バスには間に合わないだろうと思い、広河原山荘に泊まることも覚悟しました。
その後、登ってくるかたと言葉を交わしているうちに少し改善したので、再び歩き始め、二俣を過ぎてしばらく行った所の沢で「南アルプス天然水」を飲んだら復活しました。
そこからは普通のペースで進み、15時に無事に広河原に到着しました。
今回は、「夏山を甘く見ないように」と試練を与えられたと思い、無事帰還できたことに感謝です。
初めまして。
同じ頃私も北岳登っていました
ガスは残念でしたけど、沢の水や草花が素晴らしかったですね!
体調崩されたようですが、無事に下山できて良かったですね。
私はガスの中道を間違えました
kunadonoさん、
私の情けない姿を目撃されたでしょうか?
山頂で死にそうな顔をしてうなだれていたのが私です。
お花きれいでしたね。
沢の水には救われました。
ガスの中では方向感覚鈍りますよね。
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