66歳・テント2泊内蔵助谷往復・真砂沢・仙人池(その3)

2011年08月17日(水) [日帰り]

コースタイム

5/17　テント場4:50　迂回路分岐5:30　長次郎谷が見えるロープの上6:45　はしごの上7:00-7:05　はしご段乗越し7:50-8:00　枯れ沢から内蔵助平(雨)　内蔵助谷出会い12:30-12:40　ダム14:45

天候

曇りのち雨のち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

8/16 16:09

8/17
朝の剣沢雪渓。二人が登っていく。

8/16 16:10

雨が降らずに朝になって撤収がしやすい。

8/17 7:08

ハシゴ谷乗越の木製のはしごの上から池ノ平が見える。ここで行きになくしたビーチサンダルの片方をみつける。偶然としか言いようがない。

8/17 7:08

8/17 7:08

長次郎谷の雪渓

8/17 7:09

8/17 7:09

木製のはしごの上からの展望で仙人池の百手が観る。

8/17 7:09

剣沢と真砂のテント場が見える。

8/17 7:09

8/17 7:10

8/17 7:34

ここがハシゴ谷乗越です。amede
行きには写真がとれなかった。

8/17 7:34

展望台とある。ここがハシゴ谷乗越です。

8/17 7:35

内蔵助平全貌。展望台からみるときれいだ。

8/17 7:35

ハシゴ谷乗越の展望台から、池ノ平らを望む。

8/18 0:06

池ノ平遠望

8/17 7:38

仙人池ヒャッテの赤い屋根遠望

8/17 7:38

剣八ツ峰の岩峰

8/17 7:40

はしご谷から枯れ沢に向かう途中の道。

8/17 7:40

ハシゴ谷乗越付近。7:40
この後、下りになって枯れ沢をあるくようになって雨が降り出す。雨具を着る。もうゴアテックも効き目がないみたいだ。

8/17 11:42

秋が近いのかな。

8/17 11:43

川原から見た谷。
下りはストックがあって良かったが、途中で転んでストックを曲げてしまった。下りながらバランスをよく崩す自分に情けなくなった。

8/17 11:43

第四の川原で大休憩した。東京理科大の山岳部のメンバー。11:30-11:40

8/17 11:43

8/17 12:36

内蔵助谷出会い。12時30分

8/17 12:36

美しい黒部川の渓谷。

8/17 12:37

下流の流れ。下の廊下方面。14時45分にダムにと浮いて15:05のバスで扇沢に戻った。

撮影機器：

D5000 ニコン

感想

hagure1945

無事帰り着けるのかとても不安におもった。途中から東京理科大の山岳部のメンバーと前後して歩いたので、気分的にはほっとした。
最初に書いたけれど、帰りの道で滑って剣沢に落ちそうになった。かろうじて自分で体制を戻せたから良かったけれど、もし力尽きていたらどうなっただろうか。
途中随分とよろけたり、バランスを崩したりして、あちこちぶつけている。ふがいない自分に腹を立てた。
ともかく無事に帰りたいと思った。やはり怖いと思った。一歩一歩あるくことだけかんがえた。学生の声が聞こえるとほっとした。遠くに引き離されていないと思えたからだ。
正直達成感とか、喜びとかそういうものよりも、変えr手良かったという安堵感が強かった。こんなことをしても誰もほめてくれることではないし、自信につながることでもない。「よくやるね」と皮肉ぽっく言われるだけだ。確かにそう思う。
ただ前回途中で敗退して、帰ったことが悔しかったのでリベンジした。だけど66歳になってやることではない。とても反省している。

もうアルプスの単独テント山行は引退だ。初めてのルートを無理をしてはいけない。ハイキングとはちがうのだ。それをつくづく考えた。
一人でいると昔は足が速くなったが、今は落ちるのだ。
室堂からなら安全で仙人池にいけることがわかった。これが大きな収穫だ。
一つの山を愛するとすれば、この仙人池の季節を楽しめればいいかも。

でも若い人たちにはこのルートにチャレンジしてほしいと思う。ほんとにすごいルートだと思う。これはあるいた人にしかわからないだろう。だけど若い人たちには大変だとは思わないだろう。帰り道雨の中中年の男性が一人で登ってきた。バスの関係で出発時間が遅かっただろう。人事ながら心配だった。すれ違ったとき、「小屋は混んでましたか?テント持ってきたけど今日は小屋にとまろうと思うのですが」この雨だもの、そのほうが良いだろう。そう思ったが、自分も同じようにかんがえてテントを張った。どうなるかな。

第四の川原で天気が晴れて、裸になって体を干した。シャツも取り替えた。学生たちもやってきてそれぞれ雨具を脱いだ。
彼らとは80ℓのザックを背負って、そこからダムまで行った。追いつくことはなかったが、ダムの下の橋のところで20分遅れくらいであるいていることがわかった。ま、がんばっているほうだ。最後ダムへの登りもがんばった。
3時のバスで扇沢に戻った。バス待合室に学生たちがいたが、列に並ぶために声をかけずに通り過ぎてしまった。

よく頑張ったと思うけれど、いい歳してやる行動ではなかった。反省の気持ちが強い。だけどやらなければなら成らなかった行動でもあった。
ともかく帰れてよかった。

コメント

aonuma1000

達成感以上の自戒の言葉が印象的です。
三部作完読致しました。

＞剣沢に落ちそうになった
＞もうアルプスの単独テント山行は引退だ。
＞よく頑張ったと思うけれど、いい歳してやる行動ではなかった。反省の気持ちが強い。

いやはや、なんとお言葉がけをしたらよいか!!
でも、単独テント山行でなくとも
山は一緒に楽しめますよね。

また一緒に登れる日を楽しみにしています。
ねぇ、pikachan様も。

hagure1945

ありがとう・・・
ＡＯさん、ありがとうございます。前回途中で敗退してそのままにしておくことが、自分で納得できず、リベンジしました。まだ若いねぇ〜、気持ちが、

今回は一度では載せきれない内容ですし、感じたこともたくさんあります。やはり年齢のことを意識するのは自分の体力を自覚するということなんですね。

腰を打って動けずにビバーグしていた人を救助した人たちに会いましたが、いつそうなるかもわかりません。剣沢に落ちそうに鳴ったときは、困った！　でも意外と落ち着いていましたね。でも７月の阿弥陀の南稜のＰ３の取り付きのところで滑ったので、これで２度目です。もう一度あるかな
妻に話したら単独禁止令がでた！


YouTube　見ていただいてありがとう。やはり人に出会うと勇気付けられる。やはり山はこの歳になったら仲間と行くのがいいのでしょうね。
特にアルプスは

途中で出会った中年グループがうらやましく思えました。

でもまたテント担いで一人ででかけてしまいそうです。単独というのは・・・いろんな意味で艶めかしい！
魅力的なんですよ

内蔵助谷は厳しすぎたので、もうすこしやさしいところへ行きます。ＡＯさんが２日取れればねぇ・・・

自戒の気持ちは強いけれど、コースを選べばまだやれるという自信は持ちました。登りも１秒１歩でいいのだとわかりました

それと、仙人池の映像撮りましたが、わたしはああいう映像を撮りに山に行きたい。それと私のＹＴはコースガイドを意識してつっています。誰かの参考になればと思っているんです。

ＡＯさんと浅間山の火口の映像を撮りに行きたいですね。時期のいいときお願いします。

ＡＯさんがコメントくれてうれしいです