10月の安近短 花と実の散策(センブリ・サザンカ等)

2017年10月18日(水) [日帰り]

• GPS: 04:00
• 距離: 8.2km
• 登り: 220m
• 下り: 220m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:40
• 休憩: 0:20
• 合計: 6:00

8:30 スタート地点
8:40 8:40 平山城址公園
10:40 8:40 東京薬科大学
11:10 11:30 東京薬科大学学生食堂
11:40 11:40 東京薬科大学 薬用植物園
12:00 12:00 薬用植物園出口
12:30 ゴール地点

低山と言えども急坂もあるので雨上がりはスリップします

天候

晴れ

アクセス

自宅からの周遊なので交通機関の利用はありません

写真

久し振りの好天　今日は安近短で10月の自宅周辺の花や実を中心に散策です　平山城址公園野猿の尾根道でアオツヅラフジ(青葛藤)の実

5月に白い花を咲かせていたカマツカ(鎌柄)は赤い実を付けていました

六国台上空を米軍のヘリコプターが通過しました　ここは米軍横田基地の航路となっているので飛行機が多く飛んでいます

ツルグミ(蔓茱萸)という地味な白い花の蕾　まともに咲いた姿は見たことがありません

平山城址公園のコウヤボウキ(高野箒)がやっとまともに咲きました　高尾山よりも開花が遅いです

猿渡の池のクサギ(臭木)の実

ノササゲ(野大角豆)は綺麗な紫色の鞘になるのですがもう少し時間がかかりそうです

この花が咲くと「焚き火」を連想します　冬が近づく証拠です
サザンカ(山茶花)は綺麗な形をしているものは希少です

こちらのサザンカは薄いピンク色をしています

えっ！　こんな所にもあったとは知りませんでした　オトコヨウゾメ(男ヨウゾメ)の実　山つつじの道にて

カマツカの実　平山城址公園東園の方が先程の六国台のものより早く終盤を迎えた様です

相変わらず目を楽しませてくれるツリバナ(吊花)の真っ赤な実

こちらはゴンズイ(権瑞)の実　赤いのは特徴的な肉厚の果皮です

ガマズミ(蒲染)の実

久し振りに平山季重の道を進み富士山ビュースポット(私が命名)へやって来ました　少し霞んでいますが丹沢の大山が見えます

こちらもシルエット的ではありますが富士山です
[url=https://youtu.be/sJoeEkFRaMM]ダイヤモンド富士の動画[/url]はここからの撮影でした

この上空は米軍ではなく民間とかこれは自衛隊でしょうか日本の航空機が多く飛んでいます

少し花弁の数が少ない気がしますがシロタエヒマワリ(白妙向日葵)でしょうか

サルビア・レウカンサ(メキシカンセージ)でしょうか　植栽花と分かっていても花が少ないので撮影しました

イシミカワ(石実皮)の実　名前の由来は不明とのことですが何となく理解出来る様な気がします

アキアカネ(秋茜)でしょうか　ネギの様なものの茎に掴まっています

宮嶽谷戸の古代米　古代米は収穫時期が遅いのかこれだけが残されていました

僅かにピンク色の入った白いミゾソバ(溝蕎麦)は田んぼの畦道を覆い尽くしていました

ヤマトシジミ　今日は蝶やトンボが多いです

こちらもアキアカネでしょうか

ノコンギクかと思いましたら少し違いました　タニガワノコンギク(谷川野紺菊)みたいです　谷川の渓流に咲く花らしいですがここでは田んぼの小川の近くに咲いていました

キタテハは蜜を一人占め出来て幸せそうです

こちらのキタテハは小さなコセンダンカの密を吸っています
600mm望遠マクロで遠くの蝶が撮影出来る様になりました

本日の狙いの花センブリ(千振)です　先週城山では蕾しか見られず翌日ここ薬科大で一株だけ開花を確認していました

未だ蕾が多く付いていますがどの株も殆ど開花しています　株数も多いので今日はここへ来て正解でした

花弁の数は色々あるようですが先週のアケボノソウといい何故か私は五弁花が好き　安定感があるからでしょうか

こちらはセンブリのブーケみたいです　清楚で綺麗な花なので花嫁にも好まれるかも知れません

東京薬科大へ到着して直ぐセンブリを見に行き、撮影が終了したので学食が混む前に昼食です

薬科大の豚汁は美味しいので今回は豚汁うどん\410を初めて食べてみました　いつも学食にはお世話になっています

サンザシ(山査子)の赤い実が綺麗です

薬用植物園に入園です　お茶の花が咲いていますが　お茶はやはり薬用植物だったのだと再認識です

タバコ(煙草)の花は未だ咲いています

トリカブト(鳥兜)は数種類ありますがこれはハナトリカブト　名の如く花が大きくまとまって咲くので鑑賞用に向いているそうです

はい、この花はレコで何度も登場しているクロバナヒキオコシ(黒花引起し)です

5mmに満たない位の極小花ですがこの濃い紫色が何とも好きで何度も撮影してしまいます

ミカエリソウ(見返草)が満開です　先週は開花したばかりでしたが今正に見頃となりました

セキヤノアキチョウジ(関屋の秋丁字)は大分花が散り疎らになりました

チゴユリ(稚児百合)の黒い実　黒光りしています

サラシナショウマ(更科升麻)　若葉を茹でアク抜きの為水にさらしてから食べるのでこの名が付いたらしい

キバナダンドク(黄花檀特)　草の根茎でつくる雑炊はウコンの雑炊より味がかろやかではるかに美味らしい

ニガヨモギ(苦蓬)　とにかく目立たない花で初めての撮影です

こちらはヒキオコシ(引起し)　クロバナヒキオコシの様なインパクトはありません

未だ咲いていたアカバナゲンノショウコ(赤花現の証拠)

植物園を出ると又してもキタテハかと思いきやこちらは雌のツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)でした

イチイ(一位)　別名アララギの小さな小さな赤い実

今日期待していたトキリマメ(吐切豆)　これから大変ユニークな形に変身する筈です

最後はピンク色のサザンカ　久し振りの好天の下で散策を楽しむことが出来ました

感想

ランツベルク

先週城山でセンブリを狙っていましたが蕾でした。その翌日いつもの東京薬科大学で一株だけ開花を確認し前回のレコに追加しました。

今日は久し振りの好天とは言え早朝は未だ霧で見通しも悪く道も濡れていたので安近短コースでセンブリのその後を確認に出掛けました。

季節柄、花より実の台頭が目立つ様になりましたがサザンカの開花には深まりゆく秋を感じさせるものがありました。そして一番狙いのセンブリは沢山開花しており満足の行く散策となりました。

Landsberg