ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1296422
全員に公開
ハイキング
奥武蔵

シラジクボからウノタワへ 紅葉を求めて

2017年10月27日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
12.0km
登り
913m
下り
1,096m

コースタイム

日帰り
山行
5:28
休憩
2:02
合計
7:30
10:12
10:22
47
11:09
11:14
47
12:01
8
12:09
12:27
10
12:37
18
12:55
13:14
58
14:12
58
15:10
16:20
5
16:25
ゴール地点
今年はここ最近の中では9月が寒かったのでもう紅葉いいんじゃない?昨年ピークを過ぎたウノタワだけど今年は早目に行ってみようと言うのが目的の一つです。

もう一つは私の山行記録の赤い線がシラジクボと大持山の間で途切れているのでそこを繋げようと言うものです。

そう言う訳で、シラジクボ→小持山→大持山→ウノタワのコースとなりました。
天候 晴れ
先々週も先週も、そして今週も土日が雨です。
休日が晴れないのなら晴れた日に休めばいいじゃない、と言う事で本日休暇を取って一ヶ月ぶりの登山となりました。
過去天気図(気象庁) 2017年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
行き
横瀬着8:39の各停。
平日朝の西武池袋線下りですが、石神井公園辺りまでは空席もあったのに全て埋まった上に所沢までは相当な混雑になりました。所沢で降りた人が多かったものの、結局飯能までそこそこの乗客が居ました。

横瀬からは例によって秩父ハイヤーです。前日に予約を入れておきました。
※都内からだと0120-の番号には繋がりません。
タウンページにあった0494−24−8180にかけました。
http://nttbj.itp.ne.jp/0120118184/index.html
秩父ハイヤーは横瀬駅に乗り場があるので予約料金無しです。
一の鳥居まで1,990円です。


帰り
名郷発16:52のバス。
ここが平日の苦しさ。15時の時間帯には名郷発が一本もありません。
二時間近く待つ羽目に。
飯能駅17:50着予定でしたが、駅前の渋滞で遅れて17:58頃着。丁度目の前で17:58の快速が出発します。
但しここは平日のメリットですぐに10分後に急行があります。
コース状況/
危険箇所等
・一の鳥居→表参道と持山寺跡分岐点
昨年11/5の記録では緩い楽勝みたいな事を書いてますが、確かに緩いのですが一ヶ月ぶりの身体には出だしのエンジンがなかなかかかりませんでした。

・表参道と持山寺跡分岐点→シラジクボ
最初はひたすら九十九折、その後片側に落ちそうな道になります。シラジクボ直前が特にその傾向があります。気をつけましょう。

・シラジクボ→小持山
急坂と書かれているので身構えましたが、そんなに大変ではありません。特に前半は楽です。

・小持山→大持山
下って登り返す訳ですが、これが下りも登りもかなり大変。特に岩が立ち塞がっている様な場所もあり、心の中で「ここをどうやって越せと言うのだ」と言う場面があります(初級者には)。
途中に見晴らしの良い場所が一箇所あります。
恐らく登山詳細図で「雨乞岩」と書かれた場所ではないかと。

・大持山→ウノタワ
ここは昨年の11/12にウノタワへ行くのに通った道です。
そのとおりに大持山直下は枯れ葉の積もった崩れやすい坂道で気をつけて下りました。

・ウノタワ→横倉林道終点
本日最大の難関となりました。

まず、沢までの下りです。赤いテープがこんなに少なかったでしたっけ?
落ち葉で道が非常に不明瞭です。確実に途中で一回踏み跡をロストしました。足元がズルズルと崩れるのを何とかこらえて再び踏み跡に合流しました。大まかな方角は分かるので道迷いにはなりませんが、踏み跡から外れると滑ります。

そして沢道です。
今日は来ては行けない日でした。先日前の台風などで水かさが増し、沢に出る前から既に轟々と言う水の音が聞こえてきます。あの音を聞いてしまった!と思いました。
本来の道は川の右岸と左岸を行ったり来たりしてるのですが、水量が多くてそれが出来ません。なんとなく次の踏み跡へ辿り着く様に道ではない所を進みますが、これまた崩れます。一箇所、進退窮まりそうになった場所もありました。

・横倉林道終点→名郷
舗装道路、相変わらず長いですよね・・・
その他周辺情報 このコースの途中にトイレはありません。
今回も名郷BS近くの紗蔵で狭山紅茶をいただきました。
何しろバスの時刻まで2時間近くありましたし。
8:55 一の鳥居を出発します。
1
8:55 一の鳥居を出発します。
9:15 武甲山の参道との分岐点。
左に直角に折れます。
9:15 武甲山の参道との分岐点。
左に直角に折れます。
10:12 シラジクボ到着。
ヤマプラで立てた計画よりずっと早いのですが、前回(昨年11/5)とほぼ同タイムです。
シラジクボで10分程休憩。
10:12 シラジクボ到着。
ヤマプラで立てた計画よりずっと早いのですが、前回(昨年11/5)とほぼ同タイムです。
シラジクボで10分程休憩。
急坂だと脅されましたが、なかなかイイ感じ。
急坂だと脅されましたが、なかなかイイ感じ。
11:09 小持山に到着。
1
11:09 小持山に到着。
小持山はなかなか展望があります。
秩父盆地が見えています。
5分程休んで出発。
小持山はなかなか展望があります。
秩父盆地が見えています。
5分程休んで出発。
最近倒れたと思われる木が道を塞いでいます。
最近倒れたと思われる木が道を塞いでいます。
ここが越えるのに困惑した岩場。
特に下りだったので足を滑らしそうで。
2
ここが越えるのに困惑した岩場。
特に下りだったので足を滑らしそうで。
11:46 恐らく雨乞岩。
展望良し。
両神山が見えます。
3
11:46 恐らく雨乞岩。
展望良し。
両神山が見えます。
突き出た岩だし、ここが雨乞岩なのでしょう。
4
突き出た岩だし、ここが雨乞岩なのでしょう。
12:01 大持山に到着。
お昼は大持山肩で食べようとそそくさと出発。
1
12:01 大持山に到着。
お昼は大持山肩で食べようとそそくさと出発。
ほんのちょっとだけ下った場所にあるこの目印ですが、恐らく浦山大日堂へ下る西尾根コースの入口と思われます。
ほんのちょっとだけ下った場所にあるこの目印ですが、恐らく浦山大日堂へ下る西尾根コースの入口と思われます。
12:09 大持山肩に到着です。
2
12:09 大持山肩に到着です。
さて、本日の新兵器はヤマノススメおにぎりケースです。
コンビニで昼食用におにぎりを買う訳ですが、ザックにそのまま入れておくと大抵潰れます。不思議なくらいどこにどう入れても潰れます。
そんな訳で百均でおにぎりケースを買ったのですが、大分前に「このケースに絵を描いて貼ればいいじゃないか」と思いつきました。先々週ビックカメラで貼って剥がせるシールを見つけてこれに印字すると良いと買っておきました。
今回が初デビューです。
お昼をゆっくり食べて12:27に出発します。
5
さて、本日の新兵器はヤマノススメおにぎりケースです。
コンビニで昼食用におにぎりを買う訳ですが、ザックにそのまま入れておくと大抵潰れます。不思議なくらいどこにどう入れても潰れます。
そんな訳で百均でおにぎりケースを買ったのですが、大分前に「このケースに絵を描いて貼ればいいじゃないか」と思いつきました。先々週ビックカメラで貼って剥がせるシールを見つけてこれに印字すると良いと買っておきました。
今回が初デビューです。
お昼をゆっくり食べて12:27に出発します。
12:37 横倉山に到着。
12:37 横倉山に到着。
横倉山からウノタワへ。
なかなか良い感じで色づいて来ましたね。
4
横倉山からウノタワへ。
なかなか良い感じで色づいて来ましたね。
12:55 ウノタワに到着しました。
うーん、もうちょっとですかね、紅葉の盛りは。
昨年は11/12に来て「終わっちゃった感」が溢れていたんですが。
8
12:55 ウノタワに到着しました。
うーん、もうちょっとですかね、紅葉の盛りは。
昨年は11/12に来て「終わっちゃった感」が溢れていたんですが。
でもまあまあでしょうか。
木によって色が染まる時期が違いますからね。
8
でもまあまあでしょうか。
木によって色が染まる時期が違いますからね。
13:14 本日のメインに名残惜しい感じでウノタワ伝説の解説板を見て下山を開始します。
しかし下山口が分からなかった。何時にもまして道が不明瞭。
1
13:14 本日のメインに名残惜しい感じでウノタワ伝説の解説板を見て下山を開始します。
しかし下山口が分からなかった。何時にもまして道が不明瞭。
ウノタワ登山道の名物の苔むす岩の場所まで下りるのに道をロストしたりして苦労しています。
ここまで24分ほどかかっています。
ウノタワ登山道の名物の苔むす岩の場所まで下りるのに道をロストしたりして苦労しています。
ここまで24分ほどかかっています。
そして轟々と流れる音と、実際にその川に辿り着いて大失敗だったと気が付きました。
例えばこの地点、真ん中にピンクテープが見えていますが、上流側はこちら右岸ではなく、左岸を下りて来ています。この流れの激しい川を渡河しないとなりません。足を濡らす程度なら未だ良いのですが、急流に足を取られて転倒して怪我をしたらシャレになりません。渡河地点は慎重に選ばざるを得ません。道は川を越えているのに渡河出来ない地点もあります。
2
そして轟々と流れる音と、実際にその川に辿り着いて大失敗だったと気が付きました。
例えばこの地点、真ん中にピンクテープが見えていますが、上流側はこちら右岸ではなく、左岸を下りて来ています。この流れの激しい川を渡河しないとなりません。足を濡らす程度なら未だ良いのですが、急流に足を取られて転倒して怪我をしたらシャレになりません。渡河地点は慎重に選ばざるを得ません。道は川を越えているのに渡河出来ない地点もあります。
このコースで嘗て見た記憶の無い大瀑布が!(笑い・・って笑い事じゃないんだけど)
3
このコースで嘗て見た記憶の無い大瀑布が!(笑い・・って笑い事じゃないんだけど)
困惑したのがこの地点。恐らく道は左岸ですが、渡れません。
(上流に戻れば渡河出来そうな場所があるのかも)
右側に登るか?登るのは良いとしても足元が崩れる土質で、下りる時に地獄を見そうです。
結局真ん中に木が倒れて居るのを手がかりに水辺を歩きました。先駆者が歩いた足跡もありました。こうして何とか突破。しかし全くお勧め出来ないです。今日はウノタワのこのコースに来てはいけない日だったのです。
2
困惑したのがこの地点。恐らく道は左岸ですが、渡れません。
(上流に戻れば渡河出来そうな場所があるのかも)
右側に登るか?登るのは良いとしても足元が崩れる土質で、下りる時に地獄を見そうです。
結局真ん中に木が倒れて居るのを手がかりに水辺を歩きました。先駆者が歩いた足跡もありました。こうして何とか突破。しかし全くお勧め出来ないです。今日はウノタワのこのコースに来てはいけない日だったのです。
14:10 やっとウノタワ入口近くの流され橋まで来ました。
ここも心配だったのですが、例え足を濡らしても渡河出来る状態だったので(実際は岩を踏み台にして越えられました)ホッとしました。
3
14:10 やっとウノタワ入口近くの流され橋まで来ました。
ここも心配だったのですが、例え足を濡らしても渡河出来る状態だったので(実際は岩を踏み台にして越えられました)ホッとしました。
14:12 ああ、何とか下りられましたよ。
14:12 ああ、何とか下りられましたよ。
15:10 紗蔵に到着。
昨年11/12より3分遅いですが、恐らく林道も水が沢山流れていて迂闊に歩くと滑るのでセーブしたせいかと思います。
本日は平日のせいで名郷発のバスは16:52までありません。
紗蔵でしばしお茶を飲んで書き物をしたりして時間を過ごしました。
紗蔵のマスターも、ウノタワから下りて来たと言ったら「道が荒れてませんでしたか?」と聞いて来ました。経験的に荒天の後はあの道はダメと知ってるのですね。
2
15:10 紗蔵に到着。
昨年11/12より3分遅いですが、恐らく林道も水が沢山流れていて迂闊に歩くと滑るのでセーブしたせいかと思います。
本日は平日のせいで名郷発のバスは16:52までありません。
紗蔵でしばしお茶を飲んで書き物をしたりして時間を過ごしました。
紗蔵のマスターも、ウノタワから下りて来たと言ったら「道が荒れてませんでしたか?」と聞いて来ました。経験的に荒天の後はあの道はダメと知ってるのですね。
待っているうちにカウンターに置いてあるのを見つけた今回の収穫。
飯能市に残った古い建物(基本的に戦前までの建築)の本です。
今年の9月に出た本で、こう言うその土地の出版物は簡単にお目にかかれません。
帰って来てからAmazonで検索したら登録はされていても品切れでした。
https://www.amazon.co.jp/dp/499056233X/
買って帰って来て良かった。大収穫です。
2
待っているうちにカウンターに置いてあるのを見つけた今回の収穫。
飯能市に残った古い建物(基本的に戦前までの建築)の本です。
今年の9月に出た本で、こう言うその土地の出版物は簡単にお目にかかれません。
帰って来てからAmazonで検索したら登録はされていても品切れでした。
https://www.amazon.co.jp/dp/499056233X/
買って帰って来て良かった。大収穫です。
16:52のバスは湯の沢から来るので時間になるまで来ません。
この時刻、東京では今年10/27はまさに日没の時刻なのですが名郷は峡谷の街ですから既に日没となっています。
身体がすっかり冷えました。
この季節、こう言うバス待ちの時の服装も考えないとダメですね。
朝登っている時は汗をかくくらい暑かったんですよ。
2
16:52のバスは湯の沢から来るので時間になるまで来ません。
この時刻、東京では今年10/27はまさに日没の時刻なのですが名郷は峡谷の街ですから既に日没となっています。
身体がすっかり冷えました。
この季節、こう言うバス待ちの時の服装も考えないとダメですね。
朝登っている時は汗をかくくらい暑かったんですよ。

感想

昨年11/12のリベンジのウノタワですが、今度はちょっと早かったみたいです。

本当は最初は大持山から浦山大日堂へ下りるコースを考えていたのですが、この時期にウノタワに行かない手はない、そもそも来週晴れるとは限らないと言う事でウノタワ側に下りるコースとしました。
そして今日週間予報を見たらまた次の週末は曇りか雨です。結果的には行って良かった。(気象協会の予報では日曜日は晴れそうですが、ともかく一週間先はアテには出来ません)

しかし下山コースの選択は間違いでした。バスの時間に余裕があったので鳥首峠側から下りても良かった。体力に余力もありましたし。
低気圧の雨程度ならまだしも(昨年はそうだった)台風がもたらした大雨の後はウノタワの下山道は行ってはダメですね。

昨年は大持山から下山してウノタワから先では右膝が決定的に痛くなったのに、そのタイムより遅くなっています。どれだけ手こずったんだ。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1038人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 奥武蔵 [日帰り]
武甲山(シラジクボ・小持山・大持山・妻坂峠周回)
利用交通機関: 車・バイク、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 奥武蔵 [日帰り]
武甲山〜小持山〜大持山〜冠岩〜大日高原へ下山
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
ハイキング 奥武蔵 [日帰り]
名郷〜ウノタワ〜鳥首峠
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら